戦闘的に走れ!

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2009年 04月 18日

ワクワク!

4月某日。
この日の僕は・・・。
安全運転ではあったけれど・・・。
仕事をチョットだけ、抜け出してしまいました。
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この日の僕は・・・。
ボクスター987(2.9PDK)に乗って行きました。
(借りモノです・・・いつも感謝です!)
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途中で・・・。
ケイマンS(Tip)と交換して頂きました。
綺麗なテラコッタの内装と、この使い易いステアリングが・・・。
僕の心を、ワクワクさせてくれました。
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ワクワクといえば・・・。
Tekkamenさんですね。

TekkamenさんのケイマンSを僕が運転して・・・。
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Tekkamenさんは、ボクスター987(2.9PDK)を運転してと・・・。
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この日の僕は・・・。
neoさんと・・・。
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Tekkamenさんと・・・。
ウナギを楽しみに行きました。
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Tekkamenさんにとっては・・・。
片道700キロのウナギになるワケですが・・・。
如何でしたかね?
(お土産に戴いてしまったクッキー美味しかったです!ありがとうございました!)
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ウナギを楽しんだ後に・・・。
散策をしました。

やまださんに、お邪魔したのは3度目なのですが・・・。
僅か数分歩くと、こんな素敵な場所があったと・・・。
初めて知りました。
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Tekkamenさん、neoさん。
楽しいひと時をありがとうございました。

さて・・・。
ボクスター987(2.9PDK)なのですが・・・。
こうして、チョットばかり長い距離を走ってみると・・・。
パワーはあるし、足はしなやかなのにシッカリしているし、PDKの反応にも不満は全くないしと・・・。

オプションの18インチを履いていたのですが、ステアリングを切り始めた時の(ある程度の速度で)、キビキビ感もあるし、ある意味では、僕のRS60の19インチよりも、楽しく感じてしまいました。

「スポーツ」と「スポーツプラス」という2つの使い分け方が、イマイチというよりも、全く判っていない僕は、常時「スポーツプラス」で走っていました。
(途中で走行1000キロを超えました)
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僕は、基本的にMT派なので、PDKを運転しても、殆どマニュアルモードで走っています。
(こうして何台かで一緒に走っている時はオートマモードですが)
PDKであっても、MTと同じように、4000回転以上を維持して、トラクションを感じて走るのが、僕の好みです。
ウェットの日は、これと正反対の運転をして、トラクションをかけないように走っています。

いつも高回転を保って走っている僕なので、ウェットになると、どう運転していいのか、判らなくなっていて、雨の日の僕は、とても遅いです。

僕は旧いクルマが好きなので、雑にガスペダルを踏むと、何処に飛んで行ってしまうか判らないような、そんなクルマに、とても惹かれます。
惹かれてはいても、僕の技術では、右足のつま先が、そんなに繊細に動かせるワケがありません。
だから、993GT2やF40のように、400馬力オーバーのクルマで、トラクションコントロールの付いていない、そんなクルマを、自由自在に操れる人を、とても尊敬すると共に、心から憧れています。

997カレラS(TipでもPDKでも)は、ボクスターやケイマンよりも(Sを含めて)、パワーがある分、1速でフル加速して行くと、走り出しの時に、お尻が左右に、やや暴れようとします。
トラクションコントロールが付いているので、その暴れは、直ぐに納まり、リアタイヤをグリップして、加速して進んで行きます。
トラクションコントロールの付いていないクルマだと、リアが暴れだしたら、右足をチョットだけ緩めてから、また踏んでと、僕は、そんなふ~に走っています。

僕のようにオジンの人ならば、判って頂けるのカモ知れませんが、免許を取得した頃の、そんな時代のクルマは、コーナーでタイヤが綺麗な連続音で鳴き続ければ、そのクルマの性能の限界付近でコーナリングしていて、タイヤのスキル音が発せられなければ、そのクルマのコーナリング速度の限界には、まだほど遠く、音は発していても、綺麗な連続音ではなくなった時には、それは、そのクルマの限界コーナリング速度を超えていると、なんとなくではあるけれど、クルマ自身が、教えてくれた、そんな時代のクルマでした。

だから、僕は今でも、トラクションコントロールが付いてはいても、(限界付近を無言で教えてくれるような)多少は暴れるような、そんなクルマに惹かれたりしています。
60年代から70年代にかけてのアメ車は、馬力もトルクもあって、今の時代と比較すれば、クルマ自体も、比較的軽かったので、3速ATであろうと、右足を思いっきり踏んで、スタートして行けば、大きなスキル音と共に、もの凄い勢いでスタートして行きました。

この時に、ステアリングを左右に、少しでも切っていたり、リアタイヤの左右のどちらかの路面が濡れていたり、路面に傾斜があったりすると、大きなスキル音と共に、自分の想像していたこととは違う、そんな方向に、クルマは向かって行きました。
(僕の経験ではマッハワンやトランザム、クーガーやダッジチャレンジ、コメットGTなどですが)

これはドカンターボのクルマでも同じような経験をしていてます。
ビトルボスパイダー(88年式)で、首都高速の料金所に行ったことがありました。
そして、その日は小雨でした。
ここの料金所は、ゲートが7~8ヶ所ほどあり、僕は1番左側の料金所を利用しました。
料金所の先は、首都高速なので2車線で、その2車線は料金所の先、右側にあります。
つまり、僕は、1番左側から、右側の2車線に入らないとイケマセン。
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首都高速の専用回数券を渡した僕は、早く行こうと思い、右足を思いっきり使い、フル加速して行きました。

右に行きたいので、右側に少しステアリングを切って、フル加速して行きました。
数十メーター進んだら、ホンノ少しだけ、お尻が左側に流れ出しました。
慌てて、ガスペダルを緩めたのですが、2つのターボが完璧なまでに効いていて、エンジンの回転は、思いの外、落ちませんでした。

僕は、右足を緩めた、そのままの状態で、周りの景気を、ただ眺めていました。
クルマは、クルリと綺麗にUターンして、今来たばかりの料金所の方に向かって行きました。
ゆっくり、ブレーキを踏みながら、進んで行きました。

マセラティ・ビトルボスパイダーは、左ハンドルでした。
最初に料金を支払う時に、右側に居る係のオジサンに、(ETCなど無い時代なので)回数券を渡すのに、苦労しました。

それなのに、今度は、さっきのオジサンとは違う人とはいえ、僕とは目の先になる、左側にいました。

もう僕の、慌てて焦った気持は、納まっていました。

そんな僕は、係のオジサンにこう言いました。
「やっぱり!こういう場合は、もう1回料金支払うことになるのですかね?」
係のオジサンは、これといって不思議がるでもなく・・・。
『首都高速には往復チケットないですからね!』
と笑顔で言ってくれました。

そして、赤い旗を取り出して、料金所に向かって走って来るクルマの流れを止め、僕を優しく誘導してくれました。

僕は逆走しているので、Uターンしました。
そして、今度は1番右側にあるゲートに向かい、そこの料金所のオジサンに、こう言いました。
「こういう場合は、もう1度料金支払うのですかね?」
係のオジサンは、これといって不思議がるでもなく・・・。
『料金所のゲートを通過する場合は、料金を徴収する決まりですから・・・』
と真面目な顔で言ってくれました。

僕は、真面目なオジサンに、また回数券を渡しました。

このボクスター987(2.9PDK)は、1速でフル加速すると、スキール音を発します。
思いの外の挙動をしてくれる、そんなクルマに惹かれる僕は、そんな遠い昔を思い出し・・・。
あれから、20年も経つのだな~あと、白くなった鼻毛を1本抜いたのでした。

by seiuchi-porsche9 | 2009-04-18 10:47 | オフ会 ツーリング


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