2009年 09月 15日

ワーゲン・ポルシェ914(914Day)

9月14日は、「914day」ということで、914のステアリングを握りました。
6月14日に開催された、CG CLUB様主催(後援・㈱二玄社様)のSpringMeet2009(修善寺サイクルスポーツセンターで開催)以来なので、3ヶ月ぶりの、914でのドライブでした。

SpringMeet2009の帰りには、『なんとも豪華なレスキュー隊に大感謝!』 というタイトルで、このブログで、ご紹介させて頂いたように、高平高輝氏と、塚原久氏という、なんとも豪華なレスキュー隊の助けを、お借りして、修善寺から、走って帰って来ました。
f0056835_9572176.jpg

この時は、イグニッションコイルを留めている留め金が壊れてしまい、エンジンルーム内の更なる下の方にイグニッションコイルが落ちてしまい、その結果、アース側(マイナス側)が外れてしまい、高平様と塚原様が、アース線を結び直して、赤いビニールテープで絶縁してくださいました。
f0056835_9592273.jpg

その後、お世話になっているPCで、留め金パーツを取り寄せて貰い、元の状態に治して頂きました。
(本国AG在庫で納期2週間ほどでした)
f0056835_9594570.jpg

留め金から外れてしまい、エンジンルーム内で、あっちこっちブツかって、無残にも傷だらけに成ってしまった、イグニッションコイル本体も、交換してしまおうと思ったのですが、イグニッションコイル自体は、機能的には、損傷を受けていないということと、何よりも、高平高輝氏と、塚原久氏の指紋が付いた、そんな貴重なイグニッションコイルなので、このまま使用することにしました。
f0056835_17185458.jpg

僕のワーゲン・ポルシェ914は、76年型で、ワーゲン・ポルシェ914としては、最終モデルになります。
最終と言っても、33年目を迎えています。
実走行で76000キロほど走っているのですが、エンジンを、ピストンを含めて、全パーツを新品パーツと交換という、フルオーバーホールをした後の、この10年あまりだけを、振り返ってみると、2万キロほど走りました。
(2万キロの内の2千キロは慣らし運転に費やしています)

エンジン関係を、オーバーホールしたと同時に、足周りのパーツを、コイルやダンパーやブッシュだけでなく、アーム類を含む、足周りの全てのパーツを、新品パーツと交換しています。

内装、つまり車内を除いて、外装と走ることに関わる、全てのパーツを、新品パーツと交換するという、そんな作業をしたのが、10年ほど前ということになります。
(ガラスを外して、エンジン下ろして、ドンガラ剥離しての全塗装もしたので、ゴム類も全て新品と交換しました)

学生の頃から、お世話になっている修理屋さんに、時間がある時に作業をしてくれるという、そんな条件だけで、作業を依頼しました。
時間がある時にだけ、作業をして頂いていたので、この作業に要した月日は、およそ1年あまりでした。

塗料や接着剤等を除く、他の全てのパーツは、僕からの支給でしたが、全塗装とエンジンオーバーホール、クラッチ交換、ミッションオーバーホールの工賃を含む、全ての組み立て直しを、お願いして、請求された金額は、月に換算して、5万円あまりという、税込合計で70万円というなんとも格安な、レストア代金であり、今でも、ここの社長には、心から感謝しています。

ジェンセンヒーレーも、ここの修理屋さんに、作業をして頂いています。
因みに、現在は、アメリカよりパーツを取り寄せ中で、不動車状態ではあります。
(kuniさんから譲って頂いて、僅か3週間2000キロ走行で手放してしまったAMG・E55とツーショット)
f0056835_1003382.jpg

914のレストアに関しては、自分への記憶の確認という、そんな意味合いを込めて、いつの日にか、ブログに書かさせて頂こうと思ってはいます。

ひとつだけ、今、書いておきたいことは、このレストア終了後の、我がワーゲン・ポルシェ914の乗り味は、当時の新車そのものという、全てが最高の状態でありました。
今の乗り味はというと、新車から、2万キロほど走った、そんな感じの乗り味に変化していますが、この2万キロ走行の間に、起こった不具合と言えば、シフトリンゲージの不具合と、今回のイグニッションコイル脱着という、そんな小さな不具合だけで、消耗品であるバッテリー交換とオイル交換を除けば、要した修理代金は、合計で5万円にも届いていません。
(今回は3000円ほどの出費)

1度、思いきった作業を、施してしまえば、とても維持費が掛からないという、そんな信頼性に、満ち溢れているのが、ワーゲン・ポルシェ914だと、僕は思っています。
(キャブ調整の不要なワーゲン製4発インジェクションということも大きいとは思っていますが)

先日。
レストア後、10年近く経過したので、タイヤハウス内のアンダーコートを、再度、塗ってあげました。
黒ではなく、白のアンダーコートを使っていたので、小さな傷が目立つように成り、再度、白のアンダーコートを塗ってみました。
f0056835_101759.jpg
f0056835_1012492.jpg

ホワイトのアンダーコートを再塗装して、チョットばかり綺麗になった、914で、大黒PAを目指しました。

日曜日の朝のレインボーブリッジを、走り抜ける我が914は、ナビシートに納まるハズの、あのゼンマイ仕掛けのお人形を、置き忘れてきてしまった、そんな僕を、後悔させるどころか、あの70年代の、独身生活を謳歌していた、あの素晴らしく自由な、そんな時代の僕を、取り戻せてくれる、あの時代の、あのクルマの楽しみ方、そのものが、僕の全身の血管の中に、蘇ってきたのでした。

僕にとっての、クルマの楽しみ方の第1優先順位は、後方視界確保にあると言っても過言ではないので、その意味でも、914は、最高のクルマになるのです。
f0056835_1015112.jpg

大黒までのドライブは、最高に楽しく、僕のクルマの楽しみ方の原点は、やっぱり、チョットばかり旧いクルマで、それも高価な貴重なクルマではなく、どんな場面でも、気軽に乗れる、そんなスポーツカーに有るのだと、再認識させられた、3ヶ月ぶりの914でありました。
f0056835_1021244.jpg

この日は、お世話になっている914クラブの、、(関東近郊の方の)「914day」の集まりでした。
f0056835_1023015.jpg
f0056835_1024412.jpg

大黒PAから、見晴らしの良い、素敵な場所まで、ツーリングをしました。
f0056835_1031137.jpg

こうして、5台の914を並べて、眺めてみれば、我が914は、チョットばかり車高が高く感じてしまいます。
f0056835_10462068.jpg

デビュー直後の914の話になりますが・・・。
ポルシェAGの工場出荷時の、規定の車高は、サファリラーリー等に参戦していた当時の写真を見ても判るように、本来は、フロントタイヤとフロントフェンダーの隙間にも、リアタイヤとリアフェンダーの隙間にも、握りこぶしが入るほどの車高をしていたそうです。
当時のインポーターであった三和自動車は、本来の車高では、見た目からして、格好良くないので、車高を下げて販売したと、お聞きしたことがあるのですが、これは日本だけが、車高を下げて販売したワケではなく、輸出された殆どの国で、同じように車高を下げて販売したので、ポルシェAGの工場出荷時の車高を、本来の設計時の車高ではなく、かなり下げた車高として出荷するように替わっていったというお話を、当時の関係者様から、お聞きしたことがあります。

つまり、964RSや、993RSや、996の初期型GT3と同じように、ポルシェAGの工場を出荷した時の車高の高さが、そのクルマが独自に持つ車高で、それぞれの車高がマチマチで、それぞれのクルマの足周りを組み立てて、それぞれ独自に出来上がったクルマの車高そのものが、それぞれの本来の車高という、そんなクルマになるワケです。
(厳密に言えば、914は本来の設計値ではない車高に落としているので、同じ仲間には成りませんが)

いずれにせよ、914の車高は、オーナーの好み次第で、いかなる高さになっていても、構わないというのが、僕の中での持論ではあります。
(当時のカタログ写真も、車高が下がっています)
f0056835_1033117.jpg

僕は、自分の好みとして、新車当時のタイヤは165SR15で、今の僕の914は、195/65のタイヤを履いているので、扁平タイヤで、なおかつ、当時のタイヤよりもサイドウォールが硬くなっていると思うので、タイヤ自体のストロークが、当時よりも少ないハズなので、見た目の格好良さと、重心が下がることによるコーナリング性能を犠牲にしても、当時の乗り味を楽しみたいという、そんな老人的な発想で、あえて車高は高めに設定してはあります。
(タイヤのグリップを良くすると、当時のタイヤ性能で設計されているボディー剛性に、一抹の不安を感じてしまうということもありますが、タルガトップの914では、余計に不安を感じるという、そんな小心者の僕でもあります)

いずれにせよ、僕の旧車に関しての楽しみ方は、自分自身をも、その当時の時代に戻して、精神的にも若返って楽しみたいという、そんな偏った楽しみ方なので、動力性能よりも、当時の乗り味を優先してしまっているというのが、偽らざる心境ではあります。
f0056835_1035722.jpg

当時は不評だった、そんなクルマに、40年近く経った、今も乗っているというのは、僕の中では、素晴らしい出来事に感じています。
f0056835_1042012.jpg

僕にとっての914は、1分の1の、クルマの玩具という、そんな感じがしています。
f0056835_1044560.jpg

当時。
どちらが前で、どちらが後ろなのか判らなく、格好良くないスタイルと言われた914は、今の僕には、どちらが前で、どちらが後ろなのか判らないから、格好良いのではないかと思っています。
f0056835_1051140.jpg

この914だけは、僕の中で、一生モノということに成りそうであります。
f0056835_1053474.jpg

僕は、皆さまが、御存知の通り、写真が超下手なので、この日は、大黒PAで、偶然会ったakiさんを、ナビシートに拉致して、ここまで走って来ていました。
f0056835_1073833.jpg

男性であるakiさんを、大黒PAでナンパするとは思ってもいなかったのですが、僕の写真の腕前を考えてしまうと、時には、同性でも良いかな~あと、思ってしまったのでした(笑)
akiさん♪どうもありがとうございました!
f0056835_1083063.jpg

この日、大黒PAで、お会いした皆さま、楽しいひと時を、ありがとうございました。
そして、914クラブの皆さま、お世話になりました。
皆さま、ありがとうございました!

追伸
大黒PAで、同姓をナンパしてしまった呪か(笑)、帰りがけに、飛び石で割れてしまいました。
f0056835_10111128.jpg

M君♪
君だけは、ホント毎日が楽しそうで、羨ましいですよ(笑)
f0056835_10115055.jpg


by seiuchi-porsche9 | 2009-09-15 10:12 | ポルシェ914


<< 間違いだらけじゃなかったクルマ選び!      The Night Before >>