戦闘的に走れ!

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カテゴリ:マイ・フレンズ( 43 )


2011年 06月 15日

そうだ!ウィーアーライブ

僕の親友に、M君がいます。
最近のM君は、ちょっとばかり旧いクルマのレストアに、はまっているようです。
現在進行中で、レストア中のクルマが、僕の知る限りでも、4台ほどあります。

左のクルマはランチア・ストラス、右のクルマはM君のレストア中のクルマです。
CAR検・・・的に捉えれば・・。
『このクルマは何ですか?』
・・・になりそうですね。
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そんなM君は、2ケ月ほど前に・・・。
1964年型のロールス・ロイス シルバークラウドⅢなんっていう・・・。
そんな、どんな時に、どんな場合に、乗っていいのか判らないクルマが・・・。
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レストアされてきていました。
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そんな、どんな時に乗っていいのか判らないクルマならば・・・。
僕と、ゼンマイ仕掛けのお人形さんの・・・。
そんな僕等2人の為の・・・。
移動手段としての、ショーファードリブン(chauffeur driven)的に、乗らさせて頂くのが・・・。
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運転手である、M君の感情は別なとことに、置いておくとして・・・。
1964年型のロールス・ロイス シルバークラウドⅢという、このクルマにとっては・・・。
喜ばしいことなんじゃないかと、勝手に思っています。
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そして、とりあえず、別なところに置いてしまい、僕等のショーファー(お抱え運転手の意)になってしまった、M君の感情も・・・。
クルマ大好きなM君ですから・・・。
M君のクルマが、喜べば、M君も、結果的に喜ぶのではないかと・・・。
ワガママで、身勝手な僕は、そう思い込んで、利用させて頂いているのです。
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1964年といえば、東京オリンピックが開催された年で・・・。
コーンズといえども、まだ、このロールス・ロイスを輸入販売していない時代で・・・。
全長:538cm、全幅:190cm、全高:163cm、車両重量:2130kgで・・・。
6230cc(V8)という、大排気量のクルマです。

1964年当時の、日本のクルマ、つまり国産車で、最大級クラスであった・・・。
セドリック・1900デラックスは・・・。
全長:459cm、全幅:169cm、全高:150.5cm、車両重量:1240kgで・・・。
この2台を、比較してみれば・・・。
1964年当時の、このクルマの位置所が、判り易いのカモしれません。
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翌年である、1965年に登場した、日産プレジデントDでさえ・・・。
全長:504.5cm、全幅:179.5cm、全高:146cm、車両重量:1600kgで・・・。
3988ccのV8エンジンから、180馬力、32m㎏の性能でした。
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更に、その2年後の1967年に、トヨタ・センチュリーDタイプは登場するのですが・・・。
全長:498cm、全幅:189cm、全高:145cm、車両重量:1800kgで・・・。
2981ccのV8エンジンから、150馬力、24m㎏の性能でした。
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この3台のクルマを、上から眺めた投影面積で表すと・・・。
1964年型のロールス・ロイス シルバークラウドⅢは・・・。
全長:538cm、全幅:190cmなので・・・。
10.222㎡という値になります。

1965年型の日産プレジデントDは、約9.056㎡の数値になり・・・。
1967年型のトヨタ・センチュリーDタイプは、約9.412㎡という数値になります。

投影面積の数値を、車重を分母にして、割ってみれば・・・・。
1964年型のロールス・ロイス シルバークラウドⅢは・・・。
約208.4㎏という、答えが導かれます。

そして、同様な計算をしてみると・・・。
1965年型の日産プレジデントDは、約176.7㎏の数値になり・・・。
1967年型のトヨタ・センチュリーDタイプは、約191.2㎏という数値になります。

車重を投影面積で、割り算してみたって・・・。
車重を馬力で、割り算してみた、パワーウェイトレシオみたいな・・・。
ある程度の根拠が有る数値が出るワケでもないのですが・・・。

この時代の高級車で、しかも、ショーファードリブン的なクルマでは・・・。
この車重を投影面積で、割り算して、算出された数値が・・・。
大きければ、大きいほど、装備の充実度に・・・。
ある程度は、比例するのではないかと、僕的には思っています。

この時代の殆どの高級車は、メーターパネルやドアーパネルの1部分に、ウッドが奢られていたのですが・・・。
ウッドパーツといっても、松竹梅どころか、レベル1からレベル100ぐらいに分けられるほど、製作方法は多種多様です。
ベニヤ板の上に、天然目の単板(タンパン)を貼って、それに、着色ニスで仕上げたものが、1番チープな製作方法で、僕のジェンセン・ヒーレーのメーターパネル類なんかは、正しく、この仕上げです。

このウッドパネルも、表面が割れてきてしまったので、数年前に修理しました。
単板が薄いので、単板にサンダー掛けしてしまうと、単板自体がなくなってしまい、下地のベニヤ板の表面が現れてしまいます。
僕の場合は、下地のベニヤ板の状態にしてしまい、新らしく単板を貼り直して、修復しています。
この種の専門店に、作業を依頼すると、とても高額になるので・・・。
僕の場合は、クルマとは無縁のルートに、作業以来しています。
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同じベニヤ板下地でも、単板の厚みが・・・。
コンマ何ミリのものもあったり・・。
5ミリぐらいまで、有るものもあったりと・・・。
ベニヤ下地のウッドパーツだけでも、グレードが沢山あります。

ベニヤ板に貼る単板は、コンマ何ミリのように、厚みが薄いと、ベニヤ板に貼っても・・・。
木目の部分でない、木目のない部分の白い部分(しらた・と言います)は・・・。
下地のベニヤ板が、貼った単板を通して、うすらっと見えてしまったりします。
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これを、誤魔化す為に、色の濃いニスを塗り、その上にクリアーのニスを厚めに塗って、仕上げたりします。

つまり、ウッドパーツの色が濃いクルマは、ベニヤ板下地の薄い単板貼りのクルマと、決め込んでも、それほど大きな間違いではないと、僕的には思っていますが、高級材と呼ばれる木材のほうが、元々の素材の状態で、色目が濃いという特色もあるので、一概には言えません(ウォ―ルナットやマホガニーやローズやチークなど)。

画像は、ダイムラーW6ですが、木目が丸くなっているのが判ります。
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木目が丸くなっているのを、玉杢(たまもく)と言うのですが、一般的には、玉杢は貴重で、価値が有る材質と、受け取られています。
玉杢が、小さく揃っているほど価値が有ったりと、奥が深い世界ではあります。

木製の椅子や机などの家具製品のように、クルマのウッドパーツも、千差万別で・・・。
高級という言葉と、手間が掛かっているという言葉は、比例しています。
厚さが、数センチは有る、天然目の木を、取り付ける箇所の形状に合わせて、削りだして作り上げるものまであります。
(60年代前半までのメルセデスや、80年前後のロールスロイスなどは、この工法)
これは、このパーツだけで、ある種の木工品というほどの完成度があります。
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木材は、単板のように、薄く加工して使用すれば、割れたり反ったりするリスクは、殆どなくなります。
それに対して、木材を無垢のまま、厚みを生かして、加工すると、割れたり反ったりするリスクは、何十倍、何百倍にも、膨れ上がります。
まして、クルマの車内という、屋外にも似た、温度変化の激しい場所に使用すれば、そのリスクは、更に高まります。

そこで、熟練した職人さんが、温度変化や湿度変化の影響を受けても、それに負けない材質を吟味して、加工しています。
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木材は、その木材の持つ、木目に合わせて、変形していくという特色があるので、木目の良いもの、木目が流れていないもの、というように、長年の経験を生かし、使用する材料を選択しています。

この加工して使用する材料の選択が、そのクルマの内装の良しあしに、永遠に影響すると言っても過言でないと、僕的には思っています。
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丸太を製材して、材木という材料に成るのですが、製材された材木の断面は、正方形だったり、長方形だったりするのですが、年輪の中心に近い方の断面を、木裏(きうら)と言い、年輪の中心から遠い方の断面を、木表(きおもて)と言います。

加工された木材は、木裏側に反っていく(つまり曲がっていく)という特性もあります。
(年輪の形状に合わせて、反っていくということなのですが、製材される前の立木の状態に戻りたいという、木の願いのようなものです)
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木材は、年輪の中心になる、芯を持って加工すれば、強度が増します。
丸太に強度があるのは、当然の結果なワケです。

木造建築で、檜(ひのき)や杉などの国産材を使用するのが、好まれるのは、柱の1本1本に、芯が有るから、強度がある・・・という理由からなのですが、芯が有れば、木材は曲がり易いという特性もあるので、よく乾燥させてから、製材しないと、後々になって曲がってしまうことになります。
それゆえ、国産材の柱を、家屋に使用するとコストが掛かるワケです。

それに反して、外材と呼ばれる、栂(つが)などの木は、立木の状態で、直径が1メートルは、ゆうに超すような、そんな太い木もあるように、全体的に太い木が多いです。
太い丸太から、柱を製材すれば、何本もの柱が仕上がるのですが、その製材された柱には、残念ながら、木の芯の部分が有りません。
それゆえ、外材は国産材に比較すると、強度がないと言われています。

また、芯がある柱は(芯持ちと言いますが)、火災にも強く、芯の部分は、なかなか燃え果てません。
(鉄骨は、ある一定の温度まで達すると、溶けてしまう性質のものなので、神社仏閣に使用されているような、芯を持った太い柱のほうが、ときには倒壊しにくかったりします)
(現在、一般的に柱として使用されている集成柱は、接着剤の技術の進歩で、国産材の柱より、強度も有ったりしますが、火には芯持ち柱のほうが強かったりしています)

このように、クルマの内装パーツに、天然木が、豊富に使用されていた時代のクルマの、そのウッドパーツに興味を抱き出すと、木材の基礎的な知識に対して、とても興味を持たざるを得なくなるという、そんな、面倒な自分が、時より、イヤになったりします。
クルマで、木材のお勉強をするとは、思ってもいなかったワケですから・・・。
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話は戻ってクルマの内装です。
その削りだして作り出された無垢(むく・と読み・全体が本物の木で出来ている意)のパーツに・・・。
別の木を、細く裂いて、木に木を埋めていく仕上げ方法もあったりします(埋木をすると言います)。
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メロンやスイカやリンゴを、2つに割ると、その2つの断面は、同じに成るということを、想像してみてください。

1本の木材を長手方向に、縦割りすると、その断面は、ほぼ同じ木目をしています。
(長手方向でなく、単に長い木材を短く切断した時の断面も同じですが)
このようにすると、同じ木目の木材が、2つ誕生します。

ロールスロイスなどの超高級車と呼ばれる部類のクルマでは、この同じ木目になった、2つの材料を、左右のドアーパネルに使用したり、古くはAピラーに埋め込み、化粧としてのウッドパーツに、使われています。

このように、使用すると、車内から眺めた時に、左右に見える、木製のパーツの木目が、左右対称になるという、そんな細かな、匠の技が使われています。
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先にも書かさせて頂いたように、製材された木材には、必ず、木の表と裏があるので、この左右対称に使用する、2つの木材のどちらかは、木の裏の部分が、仕上げとなる表面になってしまいます。

木の裏、つまり木裏を表に使用すれば、木材の性質は、木裏方向に反ってきます。
車内の仕上げた方向に、反ってくるワケで、そうなると、ドアーに、隠しビスなどで留めても、長い年月では、そのビスは、木材の反り返るチカラに負けてしまい、剥がれ落ちてくることになります。

そうなってしまう、そんなリスクを少なくする方法は、たったひとつしかなく、それは、そこに使用する素材の良さに賭けるということです。
つまり、素材としての材料の段階での、目利きが全てを、決定するということになります。
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エンジンは、いくつものパーツで構成されていて、そのパーツ、ひとつ・ひとつの性能は、殆ど同じ、あるいは全く同じと言っていいでしょう。

手作業でエンジンを組立てしていた時代では(過去のポルシェも含めて多くのスポーツカーメーカーなど)、その組み立てる職人さんの、熟練度や持って生まれたセンスによって、大きく左右されて、組み立てられたエンジンに個体差が生じます(964RSのエンジンなんかは、その個体差の典型的な代表ですが)。

きっと、クルマのボディーを、手作業で組み立てていた、遠い時代には、その組み立てる職人の腕の差で、剛性が違っていたと、僕は思っています。

僕が、旧いクルマの車内のウッドパーツに、とても興味を持ってしまうのは、鉄やアルミやステンレスなどで出来ている各パーツとは違って、木の性質を理解し、想像力を無限に働かせて、最適な木材を吟味しているというところなのです。

製材された木材そのものが、その全体が素性のよい木材に見えたとしても、更なる素性の良い部分だけを、使用しているワケで、歩留まりという面で捉えてみれば、その素性の良い元の材料の、5パーセント前後も使用していなくって、あとの残りの95パーセント前後は、もう少しグレードの低いクルマの内装パーツに使用されたり、単板として製造され、ベニヤ板下地に貼られて、更なるグレードの低いクルマの内装パーツとして、使用されたのではないかと、そんな想像の世界が有るからのようです。

このロールスロイスは、ドアー4枚とボンネットがアルミ製です。
つまり、プレジデントやセンチューリーよりは、軽いハズです。
エンジンは、大排気量のロールスロイスが、1番重いハズです。

ロールスロイスに使用されている、コロニーレザーは、20頭近いと思うので、革の重さは1番あるでしょう。
ウッドパーツは、使用されている、その厚みも容量も、ロールスロイスが1番ですが、乾燥した木材は、以外にも軽いものです。

こうやって捉えていくと、こうして、はじき出した数値は、なんの意味もないように感じて来ました。
ただ、1967年型のトヨタ・センチュリーDタイプは、約191.2㎏という数値は、ある意味では、立派な気がしてきました。

僕は、クルマに関しては、昔から、雑食なので、我が神様の実家にあった、廃車寸前の72年型のセンチェリーDタイプを修理して、半年ほど乗っていたことがありました。
ステアリングの左右の動きに連動して動くヘッドライトなどは、シトロエン風で、コラムシフトのオートマや、ブレーキペダルの左側の床に置かれた、ヘッドライトの上目と下目の切り替え足踏スイッチなんかは、なんともアメ車風で、エアーサスの極端に柔らかい足回りと、西陣織のシートには、正に日本のクルマを感じてと、まだ幼児だった長女を、後部座席に乗せて、移動するというだけの使用方法ならば、最高の部類のクルマではありました。

雑食だった僕は、(まだ幼児だった2人の娘を乗せる為のクルマを優先していたこともあって)75年型と80年型という、2台のプレジデントDに乗っていたことがありました。
センチェリーほどではないにしても、山道を走れば、ロールにロールして、後部座席に居座る娘達が、右に左にと倒されて、それが、とても楽しいようで、一種の遊園地の乗り物という、そんな使い方をしていましたが、走りそのものは、70年代前半までの4枚ドアーのアメ車、そんな印象が残っています。

僕は、ロールスロイスやベントレーといった、高級車そのものは、知識も興味も、あまりありませんが、車内に使用されている天然素材に関しては、とても興味があって、またしても、余談が長くなってしまいました。

本題なのですが・・・。
最近、親友M君に、ちょっとばかり忘れてしまいたい事が起きてしまい、少々、落ち込んでいました。

そんな近況のM君だったので・・・。
車検を取ったばかりのアルファロメオ・ジュニアZで・・・。
(ジェンセン・ヒーレーはインテークマニホールドから漏水で入院中です)
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M君の家に迎いに行き・・・。
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荷物を積み込んで、2泊3日の旅をしてきました。
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M君がステアリングを握って・・・。
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岩手県のパーキングエリアに寄って・・・。
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とても美味しいけれど、なんとも、割高に感じてはしまう、前沢牛ねぎま串を楽しんで・・・。
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車検ついでに、徹底的に整備して貰った、ジュニアZは、5速で7000回転も回ってしまいそうなくらいに、絶好調で・・・。
あまりの絶好調さに、軽く注意を受けて、更に、走り続けたのでした。
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寄り道ばかりしていた僕達だったので・・・。
800キロも走って、辿り着いた場所には・・・。
こんな、お宝が置いてありました。
(なんと、脚立替わりに使用されたとのことで、惜しくもヘコンでしまっているボンネット)
(それ以外は、欠品パーツもなく、サビもさほどない、欲しくなってしまう、見事なまでの素材ではありました)
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M君と僕が、辿り着いたのは、秋田在住の、いつもお世話になっているS先生の隠れ家でした。

S先生のお友達の所に、お邪魔して・・・。
やっぱり、ここでも、クルマの見学です。
CAR検、2門目は。
『このインパネのクルマは何?』
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僕は・・・。
我が神さまと、結婚してから、数十年が経っているのですが・・・。
当時の、我が神さまの可愛らしさを、今では、すっかり、記憶喪失になってしまっていて・・・。
我が神さまの「嫁入り道具」だった、そんなクルマのインパネさえ、記憶喪失になっていて・・・。

フィアットX1/9のインパネって、こんな感じだったの!
と、全くと言っていいほど、やっぱり覚えていませんでした。
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嫁入り道具と同じ黄色のフィアットX1/9は、程度が抜群で、人様のクルマとは言え・・・。
「お幾らだったら?」
なんって、おバカなことを聞いてしまったりして・・・。
なんとも、お恥ずかしい次第だったのでした。

CAR検、3門目は・・・。
『この白いクルマは何?』
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そんな僕は・・・。
S先生に、アルファロメオ・ジュニアZの運転に関することを・・・。
簡単にレクチャーして・・・。
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と言っても、エンジン音と排気音が、車内で奏でまくっていて・・・。
殆ど会話にならなくって・・・。
それならば、S先生に、数年間ほど預けてしまおうかな~あ・・・。
などと、よからぬ、なかば計画的な犯行を思いつき・・・。

こんな景色の素晴らしい牧場で、ランチをして・・・。
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「ここで、お別れと」・・・。
S先生の1964年型356SCと、ジュニアZの記念写真を撮り・・・。
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「さて、これからどうしよう?」と思いつつ・・・。
S先生の1964年型356SCと、ジュニアZの記念写真を撮り・・・。
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まとまらない考えを、どうにかこうにか、もとめて・・・。
得た答えは、我が1971年型のアルファロメオ・ジュニアZは・・・。
S先生の元に、金銭トレードという形で・・・。
早い話が、1年11ヶ月の月日を共にした、ジュニアZと・・・。
なんとも、簡単に、おさらばしてしまったのでした。

手放してしまった理由は、前回の投稿にも関わるのですが・・・。
その話は、いつの日にか譲るとして・・・。
吉田匠氏にも、事後報告になってしまいそうで・・・。
そうなると申し訳ないので・・・。
僕の計画が、予定通りにいけば、ジュニアZが、次の車検を迎える2年後には・・・。
また、乗りたいな~あと、S先生にも、お話して・・・。
そんな、ワガママを許して頂いてきました。

そんなワケで、形の上では、僕のクルマでなくなってしまった、ジュニアZなのですが・・・。
こと、クルマに関してだけは、立ち直りが、早い僕ですから・・・。

秋田からの帰りは、S先生の356SCを・・・。
ちゃっかりと・・・。
拝借してきてしまいました。

僕と同じ、クルマおバカなM君は、行きと帰りのクルマが、違うことを、とても喜んでくれて、なんとも楽しそうに、356SCのステアリングを握っていました。
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行きは秋田道で、帰りは山形道で、帰って来たのですが・・・。
山には、まだ雪が残っていました。
(牧場では、まだストーブを使用していましたし)
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S先生の356SCのエンジンやミッションは、絶好調で、走る・止まるに関しては、完璧な状態なのですが、時計が壊れていたり、ラジオが鳴らなかったり、ヒーターに、ちょっとした不具合があったりしているので、暫くは、僕と共に生活をして、順繰りと、不具合を修理して、修理が完了したら、また、M君を、道連れにして、秋田のS先生のところに、届けようと思っています。

そんなワケで、暫くの間は・・・。
この1964年型356SCとの、クルマ生活が始まりますので、ヨロシクお願いいたします。

帰りの東北道で・・・。
キャリアカーに積まれた、不運にも震災に遭遇してしまった、クルマを目のあたりにして・・・。
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直接の被災地ではない秋田とはいえ、東北に遊びに行ってしまったことには、間違いがないワケで・・・。
帰って来た、翌日の月曜日に、僅かではありますが、義援金の寄付をさせて頂きました。

前回の投稿の続きは次回に・・・。

by seiuchi-porsche9 | 2011-06-15 18:45 | マイ・フレンズ
2011年 06月 08日

愚か者

前回、久々にブログアップをさせて頂きました。

今年になって、2回目のブログアップでした。
そして、去年の投稿は、1年間で、わずか2回だけでした。
春夏秋冬という、季節感の有る国で、生活をしながら、四季も感じられない、わずか2回の投稿でした。

コメントを入れて頂ける投稿は、2009年12月18日以来のアップになりました。
1年半ぶりのコメントなのに、沢山の方々に、コメントを頂いて、とても嬉しかったです。
そして、身勝手な自分を、今更ながら、叱っています。
本当にありがとうございました。

そして、心の囁きが届けばと思い、最後に書かさせて頂きます。

この1年半のあまりの間に、私事に関わる、沢山の出来事が、次から次へと、予期せぬ展開に、戸惑う日々の連続でした。

ブログをアップしないこともあって・・・。
心配してくださった、お友達から、メールを頂きました。
とても嬉しかったし、今でも、嬉しく感謝しています。
それにも関らず、僕は、そのメールに、お返事すらしませんでした。
それには、それなりの理由が有ったのですが、それは、今では、全てが言い訳に過ぎないと、自分でも判ってきました。

友達を作るのには、時間が掛かり、友達を失うのは、ほんの一瞬の出来事からだと・・・。
幸運なことに、僕は、今までの過去で、友達を1人として失ったことがありませんでした。
でも、今回のように、こんな行いをしてしまったら、友達は、失ってしまうのだろう・・・。
と、やっと判りました。
そんな行いをしてしまった友達に、この場をお借りして、心からお詫び申し上げます。
僕が、友達に、されたらイヤそうなことを、僕は行ってしまいました。
それでも、また、お友達でいてくれることを、願っている、身勝手な僕です。
本当に御免なさい。

下記は、この1年あまりの出来事でした。
皆さま、その節はお世話になりました。

画像は、大阪のお友達2人と、僕の3人で・・・。
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アウディーR8・V10とRS5という豪華2台のデモカーを、お借りして、軽井沢に行った時のものです。
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画像は、名古屋のお友達のお家まで、71年式911Sで、自走して・・・。
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途中・・・こんな場所に、立ち寄って・・・。
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そして、名義変更して・・・。
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お友達のC6を運転させて頂き、新幹線で帰って来た時のものです。
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画像は、大阪のお友達が遊びに来てくださり、僕のアルファロメオJZ(1971年型)を楽しんでくださった時のものです。
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新幹線で、名古屋から、お友達が来てくださって・・・。
お借りした1962年型の356Bと・・・。
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お借りした1972年型の911Tで、楽しんだ時のものです。
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画像は、神戸のお友達が、ご夫婦で遊びに来てくださった時のものです。
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画像は、大阪のお友達が遊びに来てくさって・・・。
ディズニーシーに行ったり・・・。
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鉄道博物館に行ったりと・・・した時のものです。
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画像は、大阪のお友達と僕の2人で・・・。
秋田のお友達のお家にお邪魔させて頂き・・・・。
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1989年型の930ターボをお借りして・・・。
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ドカーンターボの味わいを、堪能させて頂いた時のものです。
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画像は、大阪のお友達が、お友達を贈ってくださって・・・。
とても嬉しかった時のものです。
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こんなふ~に、ブログを更新しなかった間にも、沢山のお友達の方々の、励ましを頂戴して、僕は過ごして来ました。
だから・・・。
本当に申し訳ございませんでした。

by seiuchi-porsche9 | 2011-06-08 23:49 | マイ・フレンズ
2011年 05月 31日

相当 幸せ 感じました

超・・・。
ご無沙汰しておりました。

今日は、5月31日です。
月末の支払いに、固定資産税や会社の消費税の納付があって・・・・。
朝・・・。
目覚めた時から、重たい気持ちで一杯で、とても憂鬱な朝を、迎えていました。

自動車税の納付も、今日が期限なんですが・・・・。
7月31日までに、納付すれば(銀行の窓口のみで、コンビニ等では出来ませんが)、延滞金は掛からないので、5月中には、納付せずにいようと思っていたのですが・・・・。

東京都の自動車税は、クレジットカードでの支払いが出来るようになったので・・・・。
クレジットカードで納付すると、カードを利用した時の、ポイントが付くのかどうか?
とても、興味が湧いて来てしまい・・・。
ものは試しと・・・。
クレジットカードで支払ってみることにしました。
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メインで、ポイントを貯めているアメックスのカードが、利用できないことが、チョットばかり誤算ではありましたが・・・。

他のカードで、納付の手続きをしました。
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画像は、ボクスターの自動車税の納付のものですが・・・。
クレジットカードの手数料が、315円かかります。

想像するに・・・・。
納付すべき人達の、平等性を量り、自動車税の全額が、都税事務所に入り・・・。
クレジット会社の手数料は、自動車税の金額に関わらず(排気量別の金額)・・・。
一律、税込315円ということになるようで・・・・。

税別のネット、300円の手数料しか、クレジット会社の収入にならないのでは、ポイントが付加されないような気もしています。
(カード会社に確認するのは、面倒なので行っておりません)

そうなると・・・。
自動車税を、カード支払いにするメリットは、なかったようにも思えて・・・。
いつものように、7月までに納付すれば、よかったかな~あと、チョットばかり後悔しています。
(カードのポイントが付くのかは、請求書が届いてから、レポートしますが)

それにしても・・・。
複数台のクルマを、所有していて、クレジットカードで支払う場合には・・・。
1台づつ、別個に、手続きをしなければいけなくって、これは、改善を望みたいと思いました。

話が、それますが・・・。
自動車税は、4月1日現在の、車検証上の所有者(割賦販売の場合は使用者)に、送付されます。
と、説明書きに、書いてあるのですが・・・。
東京都の場合は、4月1日現在の車検証が、車検有効期限内のものでないと、送付されていません。

車検を受けて・・・。
自賠責保険等の強制保険に加入していて・・。
道路上を運行可能なクルマに対してしか、納付書は送付されていません。

車検を受けて・・・。
自賠責保険等の強制保険に加入していて・・。
道路上を運行可能なクルマに対してしか、納付書を送付しなければ・・・。
ほぼ100パーセントに近い、納付率になると思うので・・・。
なんとなく・・・。
見せかけの納付率を、作り上げるには、好都合のような気もします。

裏を返せば・・・。
旧車なんかの愛好家で、車検を取得しないで、所有している人達には、送付されません。
送付されて来ないものは、支払いの義務もないワケで・・・。
いつの日にか、車検を取得して、公道を走りたくなったら・・・・。
旧いナンバープレートのまま、車検を受けれる。
・・・・・・・・ってなことに、なるワケです。
(僕はルノー5で体験済みですが)

因みに・・・・。
車検を取得するには、自動車税の納付書(支払済みの)が、必要なので・・・。
長く眠っていたクルマは、都税事務所の窓口に出向き、納付しないといけないことにはなります。
(今まで送付されていないのだから、○▽◇○なんじゃないかと、思ったりします)

5月末までに、継続車検を受ける場合には・・・。
前年の自動車税の納付書を添付すれば、車検を受けられるのですが・・・。
たとえば・・・・。
3月25日に、車検が切れていて、4月1日現在に、車検が切れていると・・・。
自動車税の納付書は、送付されて来ません。
3月25日に、車検が切れているクルマを、前年の自動車税の納付書を使用して・・・。
5月中に、車検を受けると・・・・。
6月か、7月に、今年度分の自動車税の納付書が、送付されてくるという、そんな仕組みになっていて・・・。
あくまでも、公道を走行しているか、否かが・・・。
送付の判断になっているみたいです。

東京都以外の都道府県の殆どでは・・・。
車検が切れていようと、いまいと、自動車の所有者に、容赦なく自動車税の納付書は送付されています。
そして、納付しないと、督促状が送られて来ます。
督促状が送られてくる限り、時効は成立しないので・・・・。
たとえば、10年の間、車検を受けずに、自動車税も納付していなければ・・・。
旧い同じナンバーで、車検を取得して乗ろうとすると・・・。
滞納していた10年間分の自動車税と、その間の全年に対しての、延滞利息も徴収されます。
そう考えると・・・。
東京都は、なんとも素晴らしい!旧車天国にも、思えてきそうではあります。

それにしても・・・。
新車新規登録後に、13年を経過した自動車は、おおむね1割増しの税額になります・・・。
と、書かれているワケで・・・。
新車と、書かれているのに・・・。
中古並行でクルマを新規登録すれば、登録後13年は、新車扱いになるワケで・・・。
新車と書かれていることが・・・。
とても、不思議なことに思えたりするのは・・・。
僕だけかな・・・・?

モノである自動車を、長く使用すれば、それなりに、エコではあると思うのに・・・。
1割増しとは、摩訶不思議なことに感じたりします。

それに反して・・・・。
補助金が、324万円とは・・・・。
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やっぱり・・・。
なんとなくではあるけれど・・・。
ほんのチョッピリ・・・。
不公平な気がしてくるのは・・・。
僕だけかな?
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今日は、5月31日です。
月末の支払いに、固定資産税や会社の消費税の納付があって・・・・。
朝・・・。
目覚めた時から、重たい気持ちで一杯で、とても憂鬱な朝を、迎えていました。

そんな、憂鬱な僕が・・・。
突然として、ブログアップをしたくなってしまったのは・・・・。

午後の3時休みに、拝見させて頂いた、1通のメールからなのでした。
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何気に、目にしたのに・・・。
とても嬉しくなってしまった・・・。
僕へのメッセージでした。

下記が、そのメッセージで・・・。
なんか、嬉しくなってしまい、元気が出て来て・・・。
ブログを再開しようかな~あと、思ってきました。

Hさん、とても素敵なメーセッジありがとうございました!
心から嬉しかったですよ!

(以下、頂いたメーセッジですが、個人が特定出来そうな箇所は割愛させて頂きました)


セイウチさん
ワタシにとって「戦闘的に走れ!」は、覗かせていただいているだけでしたが、
更新が待ち遠しくてしょうがないサイトでした。

ポルシェを軸におきながらも、多種多様の車歴と試乗歴、周囲のご友人の方と、
自身の経験、思考の仕方を混ぜ込んで「楽しい」を紹介しているのが
もの凄い魅力的だったんです。

クルマ好きでない人には「何が楽しいの?」と聞かれ、
クルマ好きの人には「そんな使い方楽しいの?」と聞かれ、
ワタシは特定の使い方だけでなく、関わるいろいろなことが
「全部楽しいのに!」と思っていたんです。
そんな想いを体現している方に見えていました。

セイウチさんのクルマの話は、自分、もしくは人がクルマより先に来ていますよね。

否定よりも肯定を、無関心でいるより興味津々に、モノより思い出、そしてクルマより人。
他者と関わりを持つときはそういうスタンスでいるんであろうセイウチさんは
理想のオトナに見えていたんですね。

セイウチさんがブログを休眠してから気付かされたんですが、
ワタシはだいぶ影響を受けていたようですw

休眠は残念ですが、強い想いで新しいことに挑戦されているのもブログで存じています。
イチファンとしてはただただ成功をお祈りすることしかできませんが、
今のクルマ好きとしての自分に影響を与えてくださったセイウチさんを発見して、
「ファンレター」を出さずに入られませんでした。

(この箇所は、1部割愛させて頂いております)

お仕事、カーライフ、ご友人方と楽しくお過ごしできるようお祈りしております。
こどものときから憧れだった911を手にすることは、
もう、ちょっと難しくなったかもしれませんが、
どこかでお会いできる機会がございましたらよろしくお願いいたします。

長いメッセージを送ってしまい申し訳ありませんでした。
それでは失礼いたします。


DA・KA・RA・・・。
相当 幸せ 感じってしまったのでした。

DE・MO・・・。
褒めすぎなので、とても恥ずかしくって、仕方がないのも事実なんです。
SO・RE・DE・MO・・・。
ブログを書いてみたいと思ったのは、Hさんのメッセージのおかげです。
本当に、どうもありがとうございました。

by seiuchi-porsche9 | 2011-05-31 15:19 | マイ・フレンズ
2011年 04月 23日

気がつけば・・・

気がつけば・・・・。
去年の桜が、我がブログに・・・。

桜ぐらいは・・・・。
今年の写真と入れ替えようと・・・。
思ったのでした。

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それにしても・・・。

このエキサイトブログの・・・・。
ログインパスワードさえ・・・。
忘れてしまっていたのでした。
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更にまた・・・。

画像アップロードの方法も・・・。
あれほど沢山の画像をアップロードしたハズなのに・・・。

すかっり忘れてしまっていて・・・・。
我が頭脳の記憶力のなさに・・・。
呆れ果ててしまったのでした。

綺麗なモノには・・・。
トゲが有ると言うけれど・・・。

綺麗でないモノにも、トゲは有ることを、大人に成ると知る。
そう考えると・・・。
綺麗なモノのほうに、刺されたいと思うのは・・・・。
自然な成り行きではないかと思ったのでした。
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最近の僕は・・・。
仕事に熱中していて・・・。

そのくせ、こんな不自然な置き方をされている郵便ポストが・・・。
妙に気になってしまい・・・・。
人から見て、役に立たないスタンスで、心構えていたとしても・・・。
ちょっとばかり、相手が苦労や、工夫をしてくれれば・・・。
本来の最低限の役に立つのではないかと・・・。

妙に、自信過剰に振る舞えてしまう・・・。
そんな愚かなオヤジになってしまったと・・・。
あまり反省はしていないのであった。
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妙な自信に、満ち溢れてしまった僕は・・・。
あの地震で、妙な自信は、愚かなものだと悟ったのであった。

それでも、人の悲しさや、寂しさは、その本人・・・。
百歩譲ったとして、同じ体験をした人にしか・・・。
絶対に判るハズがないと思っていて・・・。

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TVなんかで・・・。
『みんなで頑張ろう!』
って言うのを耳にする度に・・・。

何故か釈然としない自分がいて・・・。

被災者がいて、被災者でない人がいるワケで・・・。
被災者は、いやがなんでも、頑張っているワケで・・・。
すでに、一生懸命に頑張っている人に対して・・・。
さらに、頑張ろうというのは・・・。
優しさとは、かけ離れたものではないのではないかと・・・。
やっぱり思ってしまうのであった。

こういう場合の正解は・・・。
探せば探すほど、難しいとはいえ・・・。
『被災者の人達は、お疲れ様です。僕等、幸運にも逃れた人達が、頑張ります!』
と言ったほうが、僕にも頑張れる気がするのであった。
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『心配しないで、大丈夫だから』
こんな言葉は、嘘の裏返しの言葉だし・・・。

幼くして、不幸にも、両親や父や母を失ってしまった子供達に・・・。
『頑張ろう!』
という声をかけるのは・・・。
なんとも愚かで・・・。
この子供達は、震災後の今の今を、生きて生活していることが、頑張っていることの証だと・・・。
何故に判らないのだろうか?

仕事やら、勉強やらを、自分なりに、一生懸命やっていたとして・・・。
その時に、その瞬間に、『もっと頑張って!』と言われたくないハズの大人が・・・。
こんな、簡単な理屈が判らないのだろうか?

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そして、僕は・・・。

『寂しくないかい?』
と、誰にも聞こえないように、その子の耳元に、そーっと囁ける、そんな、ちっぽーけな大人に成りたいのであった。

by seiuchi-porsche9 | 2011-04-23 15:24 | マイ・フレンズ
2010年 04月 03日

元気です!

ご無沙汰しておりました。
お正月以来の、投稿になってしまったのですが・・・。
僕は、以前と同じように元気なのであります。
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では、いったい今まで、何をしていたのかというと・・・。
仕事に夢中になっていたのであります。

お正月を迎える度に、新しい年を迎え・・・。
毎年、年を重ね・・・。
気がつけば、僕は相当のオジンに成ってしまったワケですが・・・。
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そんな相当なオジンに成ってしまった僕であっても・・・。
思い返してみれば・・・。

社会人に成ってからの・・・。
27歳から38歳までの12年間は、我武者羅に仕事をしていました。
自分で言うのも、なんのなのですが・・・。
朝の5時半には出勤していたし・・・。
23時前に退社したことはなかったし・・・。
土曜日は、当然の如くに仕事していたしと・・・。
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ある意味では、仕事をすることが、楽しくって楽しくって、仕方がなかったという・・・。
そんな時代でありました。
この27歳から38歳までの12年間で、僕は会社を3つ起こして来たワケですが・・・。
その、どれもが、辛かったことは忘れてしまっていて、今では、その全てが素敵な思い出ではあります。
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僕の父は、定年退職が55歳であった、そういう時代を生き抜いた人でありました。
その父は、55歳で定年を迎え、その後の56歳から65歳までの10年間で・・・。
会社を5つ起こした人でありました。

僕は父が、40歳の時に誕生した子供であったので・・・。
父が定年退職をした時には、高校1年の時でありました。
高校1年の僕は、その時の父の大変さや、その勇気に、全く気付いていませんでした。
今にして思えば、これは、僕の中では、とても恥ずかしいことで・・・。
父が他界してしまう前に、面と向かって、真正面から、父への尊敬の意を伝えておけば良かったと、深く深く後悔していることではあります。
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月日が流れて行くのは、ホントに早いもので・・・。
僕の年齢が、その頃の父の年齢に近づいて来ると・・・。
なんか、とても堕落していて、毎日の日常に活気が無く、その活気の無さを、遊びに没頭することで、隠し通そうとしていた、そんな愚かな自分の存在に、気がつき始めました。

実際のところ、ここ数年の僕は、仕事が2~3割で、遊ぶことが7~8割という、そんな思考回路を持っていってしまっていたというのが、正直なところであります。
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今の世の中は不況で、何をやってもダメそうだと思うのですが・・・。
父が定年退職をした、その翌年は 『オイルショック』 を迎えたという、そんな時代背景でありました。
それにも関わらず、父は頑張って、我が家にとってみればという、そんな小さな世界ではありますが、それなりの結果を残した人ではありました。

僕は相当のオジンになってしまい、今更ながら、日本中の誰もが認める、そんな偉大な人物には成れるハズもありません。
そんな僕であっても、父を超えることが出来なくても、父に近寄ることが出来るカモ知れないし、可能性は少ないとしても、もしかしたら、父に並ぶことが出来るカモ知れないと思い始めたのは、去年の秋ごろからでした。
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この4月で、長男が大学4年に進級しました。
去年の夏から、就職活動を頑張っています。
頑張っても結果は、ついて来ないカモ知れません。
そんな長男は、父親で有る僕が、仕事を我武者羅に頑張っていた時代の父親を、記憶の片隅にも、残していないと察しています。
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長男にしてみれば、チョットだけ頑張れば、父を超えてしまうと、そんなふ~に思っているカモ知れません。
やっぱり・・・。
『これじゃ~あダメじゃ~あ~ん!』
と僕は思ったのであります。
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そんなワケで・・・。
気付くのが、とても遅くなってしまった僕ではあるけれど・・・。
今は、あの27歳から38歳の頃と同じように・・・。
我武者羅に仕事をしてみたいと思っているのです。
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それゆえ、僕は・・・。
『やっぱり元気なんです』
でも・・・。
大好きなクルマと戯れてしまうと・・・。
今の僕では・・・。
まだまだ、我武者羅に仕事が出来なそうな、そんな弱い自分では有りそうなので・・・。
チョットばかり自粛しています。
でも、クルマは大好きで・・・。
そして、僕は元気なんです。
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小学6年の時に、静岡の清水から転校してきた、あの大好きだったM子ちゃんと、生まれて初めてキスをした、あのベンチは、木製だったけれど、形は違えど、今でも同じ場所に存在していて・・・。

ほんのチョットだけ、唇と唇が触れただけなのに、心臓が破裂しそうなぐらいにドキドキした・・・。
たった1台の、なんのヘンテツもない、そんなベンチだけれど、何故か、チョットばかりの勇気と、かなりのヤル気を、僕に与えてくれるには、十分過ぎるものなのでした。
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相当なオジンになっても・・・。
『ピカピカの1年生』
の気分だけは、味あえるものなんですね・・・。
と信じていたいのです。
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by seiuchi-porsche9 | 2010-04-03 10:18 | マイ・フレンズ
2010年 01月 01日

明けましておめでとうございます♪

明けましておめでとうございます。
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今年は、一生懸命お仕事頑張ります!
きっと・・・。
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今年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

by seiuchi-porsche9 | 2010-01-01 00:00 | マイ・フレンズ
2009年 12月 30日

ゆく年・・・そして・・・くる年!

皆さまへ♪

あと2日で新しい年を迎えようとしています。
来年になると、今年と同じように、また歳を重ねてしまいます。

この歳の重ね方が、年を重ねる毎に、早く感じてしまうようになりました。
小学生の頃の、あの信じられないような遅い速度で、過ぎ去っていった、あの6年間が、まるで嘘のように感じています。

この1年間も、まるでF1のような、信じられない速度で、過ぎ去って行こうとしています。
楽しいことも沢山あったけれど・・・。
イヤなことも沢山ありました。

今年は、とても良い年だったという方も沢山いらっしゃるでしょう。
来年も素敵な年になれますよう、お祈りしております。

今年は、あまり良い年ではなったな~あという方も沢山いらっしゃるでしょう。
僕も、そんな仲間の一人ですが、お互いに来年こそは素敵な年にしていきましょう。

きっと・・・。
神さまは・・・。
「魔法の鏡」を持っていて、嬉しいことと、苦しいことは、交互に平等にやって来るのだと信じていますから・・・。

今年も沢山の方々に、お世話になりました。
皆さま、本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

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ご存知の通り・・・。
僕は、とても生意気なオジンですが、どうぞ来年も宜しくお願いいたします。

今年一年、本当にありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。

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勝手ながら、新年のご挨拶も遅れてしまいますが、どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。
(年末のご挨拶も出来ておりませんが、お許しくださいませ)



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by seiuchi-porsche9 | 2009-12-30 20:28 | マイ・フレンズ
2009年 12月 18日

☆『彼女のカレラ』 単行本15巻☆帯コメを書いてしまった!

さて、既にご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、いよいよ18日に、『彼女のカレラ』 単行本15巻が発売されました。
ちなみに今回の表紙は、岬愛華ちゃんと996GT3です。
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『彼女のカレラ』 の単行本は、毎回、楽しく拝読させて頂いているのですが、今回の15巻には、特別な思い入れがあります。
というのは、主人公である轟麗菜ちゃんの従妹にあたる、岬愛華ちゃんが操るリビエラブルーの996GT3は、僕の愛車をモデルにしてくださっているからであります。
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週刊プレイボーイのグラビアでは、安めぐみさんと松井絵里奈さんをイメージにしてと・・・。
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撮影にも同行させて頂き・・・。
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この日の撮影見学は・・・。
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感無量でありました。
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岬愛華ちゃんの、このセクシーなポーズも・・・。
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リビエラ仮面の僕としても、とても嬉しくって・・・。
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雨にも、風にも・・・。
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こんな雪の日にも負けないで・・・。
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岬愛華ちゃんにも、楽しくステアリングを握って欲しいと願っていたのでした。
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専用グッズも作成して頂き、麻宮騎亜先生には、どんな感謝の言葉も見当たりませが・・・。
多々と、本当にどうもありがとうございました!
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そんな僕は、麻宮騎亜先生に・・・。
『15巻の表紙の帯を書いてください』
・・・と頼まれて・・・。
「絶対ムリです!」
・・・と答えてしまったけれど・・・。
『やっぱり、今回はセイウチさんのGT3だし』
・・・とお願いされて・・・。
「絶対ムリです!」
・・・と何度となく答えていたけれど・・・。
「こんなのしか書けないから、ムリなんです」
・・・と、何個か書いてメールを送ってしまってしまい・・・。
『81個も考えてくれたのですか!イヤー、本当にうれしい!!うれしいっすー!!(;;)』
・・・って御礼のメールが届いたけれど・・・。
まとまりのない文面を思いつくのだけは、特技なんで、あっ~という間に考えてしまったけれど・・・。

送付してしまったメールを、読み直してみれば、どれも・これもが、とても使えそうもないモノばかりで・・・。
14巻までの帯のコメントを、お書きになった諸先輩方の偉大なる功績が、とえも羨ましく思えてしまって・・・。
「やっぱり、僕にはムリなんです!」
・・・と思ったのだけれど・・・。

そもそも、この時点で、81個も考えてメールしてしまったことを、後悔している自分がいて・・・。
日本全国の書店に並ぶ、そんな大それたことが、脳裏に浮かんで来ただけで、もう赤面しちゃいそうな、そんな自分が居て・・・。

それでも・・・。
麻宮騎亜先生は、とても優しい人で、そんな僕を、暖かく見守っていてくれていて・・・。

・・・?・・・?。
こんなふ~に悩んで、困った時には、僕の周りには友達が居るというのが、唯一の救いで・・・。
7個に絞った候補から、お好みを投票して貰って、それをベースにチョット手直ししてと・・・。
友達とは、ナント素敵なことなのでしょうね。
ご協力してくださった皆さま、ホントありがとうございました!

そんなワケで、14巻の『彼女のカレラ』の帯コメントは、恥ずかしながら、僕が書かさせて頂きました。
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岬愛華ちゃんにステアリングを握って貰った、僕の996初期型GT3は、今年の4月に、ワケあって手放してしまったのですが、
僕の心の中では、岬愛華ちゃんと松井絵里奈さんと麻宮騎亜先生と、そして僕と、この4人の入り混じった素敵な思い出で埋め尽くされていて、永遠に光輝いているのです。

麻宮騎亜先生、今回も多々とお世話になりました。
心から御礼申し上げます。
どうもありがとうございました!
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そして、皆さま、僕の帯のコメントのせいで・・・というのは困るので・・・。
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是非、手に入れてくださるよう、お願いいたしますと・・・。
かしこみ、かしこみ、申し上げるのであります。
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by seiuchi-porsche9 | 2009-12-18 03:01 | マイ・フレンズ
2009年 12月 10日

シトロエンDS21とシトロエンC6!そして絵日記!

名古屋に行って来ました。
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今回は、新幹線で行って参りましたが・・・。
名古屋といえば、「コメダ珈琲店」であります。
Yoshiさん、ご馳走様でした。
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名古屋といえば、シトロエン愛好家である、Yoshiさんがいらっしゃいます。
それゆえ、僕にとっての名古屋といえば、やっぱりシトロエンなのであります。

名古屋には、1泊2日で、お邪魔したのですが、先ずは、シトロエンC6を、お借りしました。
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運転代行という気もしないのですが(笑)、Yoshiさん、どうもありがとうございました。
そして、夕食のお寿司、とても美味しかったです。
ご馳走様でした。

C6のステアリングを握るのは、およそ1年ぶりになるのですが、ワディビスカラーと名付けられた、作りの良いベージュの革シートが、今回も、僕を暖かく迎え入れてくれました。
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全長4910mmに、全幅1860mmという、やや大柄なボディーに関わらず、とても運転し易いクルマであります。
23000キロほど走行した、3.0リッターV6エンジンは絶好調で、400馬力を超え、車種によっては500馬力をも超える、4枚ドアー・3ボックスのクルマが存在する、このカテゴリーに属するクルマであっても、このC6の3.0リッターV6エンジンは、215馬力しか発生しません。

シトロエンのフラッグシップでありながら、一種のパワー競争とは、無縁と思われる世界に存在してること自体が、シトロエンという自動車メーカーの魅力だと、僕的には思っています。
つまり、2900mmというロングホイールベースの、やや大柄なボディーのクルマを、(電子制御された)ハイドロニューマティックサスペンションシステムを駆使して、前輪駆動で走るという、この運転感覚こそが、シトロエンのフラッグシップであるC6の、最大の魅力なんじゃないかと、僕は思っているワケです。
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実際に運転してみれば、昔のフランス車に比較すれば、やや硬めと感じるシートから伝わって来る、その乗り味は、やっぱり、これぞフランス車という感じであり、シトロエンであり、現代のクルマに要求される、動作に対してのステアリングの反応は的確で、直進安定性も申し分なく備えていて、ただ、400馬力超えの同じフラッグシップと謳われるカテゴリーの各自動車メーカーのクルマを運転している時と大きく違うのは、『そんなに頑張って飛ばさなくても、楽しませてあげるよ』 と、このC6は、僕の耳元で囁いているようで、本来のクルマとしての単純明快な接し方や楽しみ方を、僕自身に改めて教えてくれるクルマでありました。
本来の意味でのスポーティとは次元の違う、なんとも心地良いスポーティさと、内装や外装に散りばめられた、各所の洗練された個性的なデザインが、このC6の魅力なんじゃないかと、改めて思ったのでした。

残念ながら、今回は12ミリ車高を落とすという、そんな高速域での運転は楽しむ機会がありませんでしたが、久々に運転した、シトロエンC6は、やっぱり、僕を楽しまさせてくれたのでした。
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迎えた翌日の日曜日は、Yoshiさんと一緒に、往復400キロほどのドライブに行って参りました。

前日のC6が、現代のシトロエンのフラッグシップであるならば、そのシトロエンという自動車メーカーのフラッグシップのルーツである、シトロエンDSを駆り出して、ドライブに向かったのでした。
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YoshiさんのDSは、1972年型のDS21であります。
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数々の自動車雑誌で紹介されたように、このYoshiさんのDS21は、とても37年前のクルマとは思えないほど、各所のメッキはピカピカで、プラスチック類の割れや、サビとは無縁の世界の保存状態であります。

メタリックのグレーでありながら(2トーンカラー)、一瞬ソリッドと見間違えてしまうほど、そのメタリックを抑えた、なんとも表現出来ない、その微妙なメタリックの素敵な輝きが、この時代のメタリックグレーを象徴しているようで、このクルマの個性的なデザインを、更に強調しているようで、とてもお洒落な色合いであります。

ボディーカラーと同色に塗られたホイールキャップが、60年代から70年代にかけてのメルセデスの象徴であり、そんな時代のメルセデスのボディー同色ホイールキャップも大好きなのですが、(DSと同じ時代の)356と同じように、ホイールキャップ全体がメッキ仕上げというクルマにも、やっぱり僕は、惹かれるようであります。
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CIBIEとロゴが入ったヘッドライトカバーと、W反射のヘッドライトが、僕の大好きな時代のクルマであることを、無言で語ってくれているようです。
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今の時代に、こうして眺めていても、決して色あせぬことのない、この斬新的なデザインのクルマが、今から54年も前のパリサロンでデビューしたワケですから、DSというクルマは、この歴史に刻まれた斬新的なデザインだけでも、特筆すべきクルマではあります。
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シトロエンDSは、言わずと知れた、4輪のエア・サスペンションを、油圧を使用して遠隔制御するという「ハイドロニューマチック・システム」のクルマであります。

遠い昔を思い返してみれば・・・。
今から・さかのぼることナント30数年ほど前の学生時代に、シトロエンDSを運転した経験が、僕にはありました。

それなのに・・・。
Yoshiさんに・・・。
『操作方法は判るよね?』
・・・と聞かれて。
僕は、全く記憶に残っていないことに気づきました。
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(写真がいつもの如く、とても下手で、見難く申し訳ないのでありますが)
1番左のペダルがサイドブレーキで、1番右のペダルがガスペダルで、真ん中にある、この独特の丸いペダルが、ブレーキペダルであったこと以外は、殆ど記憶に残っていないことに、今さらながら気づきました。
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可笑しなブレーキペダルのクルマだな~あと思ったことが、遠い昔の記憶に残っているだけでした。
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遠い昔のクルマの記憶を思い浮かべる時には、きっと、遠い昔の女の子の記憶を思い出す時と同じで、その温もりを、肌で感じるのが1番早いのではないかと思って、僕は素足で座ってみました。
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・・・が、やっぱり、僕の記憶なんって、とても曖昧で、遠い昔の女の子の思い出と同じで、シトロエンという名字と、DSという名前だけ覚えているだけであって、あとの記憶は、時の流れと共に、僕の記憶袋の中の奥深くに、素敵な思い出という形だけで、いとも簡単に、葬り去られてしまっているようでした。

当時の僕は、とにかく、出来る限りの沢山のクルマのステアリングを握りたくって、ウズウズしていた、そんな時ではありました。
同じクルマと長く付き合ったり、同じ女の子と長く付き合ったりすると、なんか損をしてしまいそうな、そんな馬鹿げた妄想と、要らぬ予備知識だけが、まだ多少は純粋で有ったハズの僕を支配していて、数々の色々な貴重なことを覚えていったのと同時に、数々の色々な大切なことが、見えなかったのではないかと、そんな遠い昔の自分を、思い出してしまったのでありました。

あの大好きだったM子ちゃんは、今は綾瀬に住んで居るのだけれど、今の僕と同じように、こうして時々、僕のことを思い出してくれているのだろうか?・・・なんって、勝手なことを考えながら、僕は、シトロエンDSのドライバーズシートに座っていたのでした。

話は戻って、シトロエンDSです。
ステアリングは、1本スポークで、下記の写真の位置でニュートラル、つまり、真っすぐ進んで行くポジッションであります。
Yoshiさん曰く、『いざという衝突の時に、ステアリングに身体をブツケでしまった、そんなドライバーを、車内の中心方向に、導く為の位置になる』のだそうですが、エアーバックが存在していなかった時代のクルマとしては、これぞ架空のエアーバック的な発想で・・・な~あ~るほどね!・・・と思ったのでした。
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クルマを運転するには、先ずは、エンジンを掛けること、これが最初の儀式であることは、今も昔も同じではあります。

ただ、シトロエンDSの場合は、チョットばかり儀式が違っていて、ステアリングとメーターパネルの間に有る、この細く華奢なレバーが、エンジンスタートは勿論のこと、その後の全ての運転儀式に関しても、大きな存在意義をもたらしています。
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このレバーの根元をアップしてみれば、こんな感じで、見慣れたリアセンターコンソールに備えられたフロアーシフトのATレバーの根元に、似てはいます。
ただ、大きく違うのは、一般的なクルマとは違って、進行方向に向かっての並行ではなく、それとは全く正反対の、進行方向に向かって、90度の横向きの垂直で、置かれていることであります。
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僕の表現能力では、上手に説明は出来ないので、このレバーを図式で説明すると、下記のようになります。

シトロエンDSは、2ペダルのATではあるのですが、フルATではなく、セミATのクルマであります。
カタカナの「コ」の字を逆にした、逆コの字パターンのシフトレバーになるのですが、このシトロエンDSのニュートラルの位置は、面白いことに、1速と2速の間に存在します。

エンジンをスタートさせるには、鍵はモチロン使用するのですが、いくら鍵を右に廻しても、エンジンは掛かりません。
鍵を右に廻すだけ廻して、サイドブレーキを解除して、1速と2速の間にあるニュートラルの位置から、そのレバーを左に倒すと、セルモーターが、初めて回り始めます。

こういうオーナーでしか判らないような、こんな秘密めいた仕組みが、僕は大好きで、もうこれだけで、僕を虜にしてしまいそうな、そんな魅力があるクルマであります。
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この儀式で、エンジンをスタートさせたら、1速に入れて、右足を緩めて、2速にシフトアップして、そして、また右足を緩めて、3速にシフトアップして、そして、更に右足を緩めて、4速にシフトアップしていくという、そんな動作が、このクルマの運転方法になるワケですが、右足を緩めると、(この油圧方式の変速機は)自然とエンジンブレーキが効く仕組みのようで、最初のうちは、とてもギコチなかったのですが、ある程度の時間を走ってみると、エンジンの回転数を考えながらというよりも、このシフトアップとシフトダウンのタイミングは、身を持って体験して覚え込んで行くという、そんな感じの運転方法が、1番適しているのではないかと、僕は勝手に思ったのでした。

ただ、2速と3速のギア比は、とても離れているようなので、実質的な使用方法のシフトダウンに関しては、4速から3速へはまだしもとして、それ以外のシフトダウンを、殆ど使用しないで、僕は乗って来ました。

メーターパネルを見まわしても、水冷なのに水温計は存在していません。
そして、旧車であれば、定番のハズのボルトメーターや、アンメーターのたぐいの、電流や電圧を知らせてくれる、そんなメーターも存在していません。
油温計もなければ、油圧計も存在しなく、中央にスピードメーターと、その右隣にタコメーターを備えているだけであります。

オーバーヒート気味の気配を、前もって教えてくれるメーターは存在しなく、バッテリーやダイナモが弱り始めている、そんな気配を教えてくれるメーターも存在しなく、いざ不具合が起きた時には、左端のメーターの中に散りばめられた、数々の警告灯のランプが、いきなり点灯する仕組みのようで、信頼できるのは、このシトロエンDSと、自分の五感だけという、そんな単純明快な図式が、このクルマのオーナーで有ることの、その貴重性をも、無言で物語ってるようで、僕は、ますます、このシトロエンDSが、大好きになってしまいました。
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この日は、伊勢志摩方面にドライブに行ったのですが、行きの片道を、後部座席を楽しみながら行きました。

後部座席は、座りこむと、10センチは沈むのではないかと思えるほど、座面が極端に柔らかく、最初のうちは、大昔の応接セットの長椅子に座っているようで、とても違和感があったのですが、慣れてくると、この宇宙船的な、シトロエンDS自体の乗り味と、大昔の応接セットの長椅子が、とてもマッチしているらしく、なんとも素敵な居心地の良さを提供してくれたのでした。

そしてレッグスペースも、不足することなく、十二分に確保されていて、サイドガラスが低く広がっていて、左右と前方の視界が良いこともあって、前回の投稿に書いたパナメーラの後部座席よりも、安全性ということを、勝負の優劣に含まないのならば、優れているとさえ、思ってしまった僕だったのでした。
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そして、僕等が向かった場所は、ヨットと名付けられた、海鮮料理専門のお店でありました。
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伊勢海老のお造り、伊勢海老焼き、アワビのお造り、アワビ焼き、生ガキ、カキ焼き、ハマグリ焼き、カマ焼き、他にも、思い出せないほどの沢山の種類の魚介類を、食べて来ました。
言葉では言い表せないほど、ホント美味しかったです。
Yoshiさん、ご馳走様でした!
(名古屋にお邪魔すると、僕の財布が全く減らなくってホント申し訳ないですね)
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そして、数本のビールと3杯のハマグリ酒で、心地良く酔ぱらったであろうYoshiさんを、後部座席に招いて、帰路は、僕が運転して帰ってきました。
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つまり、200キロほど、シトロエンDS21のステアリングを楽しんで帰って来たというワケであります。
シトロエンDSは、エンジン以外の全てのアシストを、1系統の油圧で制御しているクルマであります。

75年まで生産されていたとはいえ、55年のデビューのクルマですので、僕の中では、50年代的なクルマという、そんな事前認識がありました。
が、その事前認識が、いかに誤った事前認識だったのかと、僕は大きく反省することになりました。

恥ずかしながら、シトロエンDS21というクルマの正体を、僕は全く判っていなかったことに、気づかされました。
つまり、2車線ある高速道路で、追い越し車線なんかにを、到底走れないクルマと、僕は思いこんでいたのです。

事前に・・・。
Yoshiさんから、72年型のシトロエンDS21と、お聞きしていました。
僕の中では、50年代デビューの72年のクルマという、そんな認識しかなかったワケです。
70年代前半に、デビュー数年後のセドリック4ドアー・ハードトップ(230系初代2000)で、軽井沢に行ったことがありました。

今では、某大学で教授から学部長まで出世してしまった悪友と、2人の女の子と僕の4人で、その悪友の父上が所有していた軽井沢の別荘に、数泊でのドライブに行きました。
その時に、僕が用意していったクルマがセドリックだったのですが、このセドリック4ドアーハードトップが、旧軽井沢から白糸の滝を抜けて、峰の茶屋までの登りの道を、全くと言っていいほど登れませんでした。

当時の、この道路は、まだ未舗装のジャリ道だったのですが、ATのレバーを2速ホールドしても登らずで、1速ホールドして、道路に敷かれた、ジャリを蹴り散らして登った、そんな思い出があります。
初代セドリック(グロリア)の4ドアーハードトップには、2リッターと2.6リッターの2種類があったのですが、僕が乗っていたのが、2リッターのほうだったこともあって、このセドリックは、悲しいほと登板能力が有りませんでした。
(この同じ時代に、メルセデスに乗ると、これはもう別世界の乗り物と感じてしまっていたのですが、この話はまたの機会に譲ります)

僕の中での、70年代のシトロエンといえば、マセラーティの2.7リッターV型6気筒DOHCを載せていた、シトロエンSMのイメージが、強く残っていたこともあって、シトロエンDSは、50年代の延長線上のシトロエンという、そんな捉え方をしてしまっていて、現代の街中走行や現代の高速道路走行での使用には、なにかと不自由に感じるのではないかと、そんなふ~に、事前に思いこんでしまったのでした。

それゆえ、クネクネした山道を走るなんってことは、頭の片隅には、これぽっちも浮かばぬままで、僕は、YoshiさんのシトロエンDS21のステアリングを握ってしまったのでした。

帰路は・・・。
先ず、一般道から海沿いまでに抜けました。
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サイドミラーは左右とも見易いです。
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海沿いから、高速道路のICまでは、クネクネした山道を走ったのですが、このシトロエンDS21は、僕の想像に反して、よく登って行きます。
これは、ホントに想定外の出来事だったので、僕には、チカラ強く登って行くとさえ感じてしまう、それほどの登板能力ではありました。

そして、この宇宙船が、僕の想像に反して、クネクネした山道を、気もち良く曲がって走っていくのです。
足を硬めたクルマとは異次元の、なんとも表現しにくい「ふあふあ感」なんですが、これをロールとは感じ得ない、正しく不思議な感じで、グイグイと曲がって走って行きます。
多分、他のクルマと、ヨーイドンの競争をすれば、明らかに思いっ切り負けてしまっている速度なのでしょうが、最新のファミリカーを操るサンデードライバーとのヨーイドンならば、その流れを乱すどころか、リード出来るのではないかと思えてしまえるほど、気持ち良く曲がって行きます。

ブレーキペダルが、見慣れた形状でなく、例のキノコみたいな形をしたラバー製なので、何処までが遊びで、何処で効きだすのかという、そんなことを確かめる余裕など、全く有りませんでしたが、子供の頃に乗った、多摩テックや豊島園、そして後楽園遊園地等に設置されていた、トロリーバスみたいな方法で走る、あの電気自動車を思い出すような、そんな感覚のブレーキのタッチでした。
(果たして、この表現を判ってくださる方が居るのでしょうか?ではありますが)

あまりの想定外の出来事に、僕は驚いてしまったと同時に、Yoshiさんに・・・。
「このクルマって、排気量いくつ?」
・・・って、申し訳ないほどの初歩的知識を、お聞きしてしまいました。
『2175ccで、109馬力』

恥ずかしながら、僕は2リッター以下のエンジンで、100馬力もないと思い込んでいたので、この動力性能には、裏打ちされたスペックが有ったことを、改めて知ることに成ったのでした。

そして更に、想定外だったのが、高速道路を走ってからでした。
ある程度の速度を保って、回転を落とさないことが大前提ではありますが、追い越し車線を堂々と走り切れることが出来るクルマであったのでした。
フロントのトレッドが1500ミリで、リアのトレッドが1300ミリだということを、後から知ったのですが、このフロントとリアのトレッド差200ミリが、グイグイと曲がって走ることに貢献し、そして、真っすぐ走って行くという、そんな直進安定性にも、大きく貢献していそうではあります。

履いていたタイヤは、当時と同じミッシュランXASで(現在も本国で生産中)、さすがYoshiさん趣味が良いですね。
(吉田匠氏もブログで絶賛しており、僕もジュニアZに履きたいと思案中ではあります)
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早いもので、今年も12月に入りました。
11ヶ月が過ぎ去ってしまったワケですが、ことクルマに関して言うと、1ヶ月間に3台と計算すれば、今年に入って、新旧合算で33台前後の新たな体験をしているワケで、1ヶ月間に2台と計算すれば、今年に入って、22台前後の新たな体験をしていることになります。
(この環境を、いつも感謝しております)

この今年になって体験したクルマについて、ベスト5を挙げるとしたら、この日のシトロエンDS21は、正しく、その一角を担うクルマになりました。
それは、なんと言っても、オーナーにしか判らないような、全ての操作方法が、僕の自動車趣味心を思いっきり「クスグッテ」しまったということもあるのですが、シトロエンDS21には、高速道路に山道に、そして街中と、何処をどう走らせても、自分で運転しているという、クルマを自分自身で走らせるという、子供の頃に憧れ続けた、あの思い、あの夢が、数十年の時を超えて蘇って来るという、そんな魔力を持つクルマでありました。
そのうえ、いざ走り出してみれば、動力性能は、現代の自動車社会の流れを乱すこともないのも魅力ではあるけれど、何よりも、こんなに楽しく忙しい2ペダルのクルマで、更に、浮世離れしているスタイルを持っていてと、数えあげたら、終わりがないほど、僕は、このシトロエンDS21というクルマを、気に入ってしまったのでした。

(下記の写真は、M君のオースティン・ヒーレー100 のシフトパータンですが、こちらも衝撃的な体験ではありました)
オースティン・ヒーレー100 の記事は、よろしければ 『こちらまで』 お願いいたします。

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これから、今後は、名古屋にお邪魔する度に・・・。
「DS運転させてください!」
と、僕は叫び続けることになるのだと思っています。
Yoshiさん、多々と今回も、ありがとうございました。
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そして最後に・・・。
絵日記です。

某所で開催されたパーティーに、場違いな身でありながら、出席させて頂きました。
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フレアが装着されたカップカーは、格好良いですね。
(後期型GT3RSも楽しみです)
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とても楽しかったです。
(ご一緒して頂いたネコのS社長様、ご報告だけさせて頂きますがビンゴは残念ながら外れてしまいました)
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先生、お世話になりました。
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ご一緒出来て光栄でした。

追伸
次回の更新は予定では早いです(あくまでも予定ですが・笑)

by seiuchi-porsche9 | 2009-12-10 12:30 | マイ・フレンズ
2009年 09月 09日

So Far Away

2000キロほど、旅に出ていました。
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カイエンでの東北ツーは、とても快適でありました。
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青森では・・・。
KOUさん、お世話になりました。
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by seiuchi-porsche9 | 2009-09-09 09:43 | マイ・フレンズ