戦闘的に走れ!

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2006年 03月 26日

ポルシェ986!ポルシェ996!(ナビは神さま編)

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ポルシェ986のセンターコンソールを取り外してしまったことに質問を頂きました。
何故?って改めて尋ねられると、簡単には説明できないというのが正直な気持ちです。

僕が愛用していた小学生時代の教科書は今でも全て所有しています。
その教科書の殆どのページの欄外には落書きが残っています。
その落書きは統一性があって、全てクルマです。

フェアレディー1500だったり、トヨタ2000GTだったり、コロナ1600GT5だったり、トヨタスポーツ800だったり、ホンダS600やS800だったり、べレットGTだったり、117クーペだったり、コンテッサクーペだったり、コンパーノスパイダーだったり、スカイラインGTAやGTBだったり、トライアンフTR3やTR4やスタッグだったり、MGAやMGBだったり・・・・・こんなクルマの落書きばかりが残っています。

車種によっては、リアタイヤがハの字に開いていたり、フロントのメッキバンバーにルーカスのフォッグランプやドライビングランプが追加されていたりするので、当時の小学生としてはエンスーだったと思います。

興味があるクルマが殆どスポーツカーという傾向は、今でも同じなのが我ながら立派だと思っています。
(興味を抱いていたセダンはトヨタクラウン・エイトがありました。単純な理由で、滅多に見ることが出来なかったからでした)

そして、落書きのなかで一番多いのがクルマのインパネです。
これは、多分、自分の思い通りに描けるものがクルマの外装ではなく、内装だと幼心ながら判っていたからだと思っています。

横並びの6連メーターや7連メーターが、当時の憧れでした。
スピードメーター、タコメーター、燃料計、水温計、電流計、油圧計、時計で7連になるのですが、ここに当時では珍しい電圧計を加えて8連メーターにしたりして落書きしていました。
(電流計と電圧計を併用することの意味のなさは判っていなかったのでした)

ステアリングは勿論センターホーンのウッドです。
ナルディーやモモを知るのは、もっと後年なので何となくのウッドステアリング選択だったと思います。

6連~8連メーターの下側にライト関連のスイッチが3個(ドライビングとフォッグは左右別々に点灯です)とオートアンテナのスイッチが並べられます。
ルームミラーはダシュボードの上に直付けされる直立型のメッキ仕上げです。
それにヒーター(クーラーなんて思いもしなかったので)レーバーを縦型や横型に配置したりしました。
そしてラジオが配置されて完成しています。

当時、メーターやスイッチの形状は色々と変えて落書きしたのですが、ことラジオに関しては左右対称の形状で全ての落書きで一貫していました。

前書きが長くなりましたが、僕の中でのクルマのインパネは、この過去から抜け出せないで今だにいます。
つまり2DINのオーディオのイメージが浮かばないのです。

2DINは浮かばなくても、テレビみたいなナビの画面があるクルマは知っていました。
それは、『鉄腕アトム』の「お茶の水博士」が作りそうなクルマとしてです。

そして、高学年になると『スーパー・ジェッター』の流星号の存在を知ります。
流星号には正直な気持ち憧れました。
水中も走れて、なんといっても空が飛べます。

僕がオジイサンになる頃には、クルマは全て流星号になるのだと、本気で信じていました。
空を飛べれば車内でテレビが見れたり、目的地を地図で表わすなんてことも、素直に受け止められました。

マッハ15のスピードを出す流星号。
オーナーであるスーパージェッターは1千万年の未来から時の流れを越えてやって来ました。
当時から1千万年経過していないので、オーディオは1DINで、僕は許せます。
そして1DIN左右対称が、僕の好みです。

ボクスター550エディションは、その名前の由来のようにポルシェ550スパイダーがモチーフにあります。
ポルシェ550スパイダーは50年代のクルマなので、僕の憧れた時代のクルマよりも過去のものになります。
でも、その延長線上にあるのが、僕の好きな60年代と70年代のクルマになります。

ボクスター550エディションはセンターコンソールを取り外してデビューしました。
僕が取り外した理由の全てが、このことだったと思っています。

センターコンソールを取り外して、左右対称のデザインの1DINオーディオを組み込むことによって、僕の986は、僕の子供の頃の夢が叶っています。
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横6~7連メーターでなく、センターコンソールの登場と共に横3~4連メーター+縦3連メーターのクルマが多数登場しました。
画像は横3連メーター+縦3連メーターで、僕の914になります。

ステアリングの右側で、シガーライターの左側にあるスイッチはオートアンテナ(ラジオ用)でオリジナルです。

シフトレバーの手前にある赤いレバーは、ヒーター用のスイッチです。
空冷ですのでエンジンから発生する熱そのものが熱源になります。
極端にオイル漏れしている場合は、ヒーターが効き出すと室内もオイル臭くなるという判り易い仕組みになっています。
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装着されているラジオは、70年代前半までを象徴する左右対称のものです。
現在は不具合があって動作しませんので、ダシュボード下側の奥に、ポルシェ993用のオーディオを取り付けています。
フロントボンネットにCDチェンジャーも載せてあります。

ステアリング下側でチラッと見えるのがヒューズボックスなのですが、カバーが外れていることに今気付きました。

2本の発炎筒が載せてありますが、手前側は期限切れですが、昭和50年製のオリジナルものです。
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オーディオは機能ではなく、デザイン優先で選ぶので、不具合が多々あります。
今だに、これぞと思ったものが発見出来ずに、オーディオレスです。
964RSだと思えば何ともないので、苦痛ではありません。
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こちらは装着していたナビが壊れてしまい、もう一度1DINナビを買い直すのか、あるいは純正オーディオに戻すのか、結論が出ないまま数ヶ月を経過してしまった愛車S124(93年320TE)です。
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こんな位置には何があっても許せる家族思いです。
フロントシートとリアシートで別のテレビ番組を楽しむことが出来ましたが、今は無惨な状況です。
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オーディオを形状ではなく、輝く青の光のみで選択したGT3です。
夜になれば青白い光が綺麗なのですが、夜になると室内に塗りたくられたリビエラブルーが目立たなくなります。
こんな単純なことに気付かなかったので、このオーディオ選択は大きな間違いでした。
形状優先主義に後悔なしと再認識させられました。
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ご存知のように、986と996では内装パーツに互換性があります。
986は04年で、996は00年なので、エアーベントの形状等が多少は違っていますが、リアセンターコンソールの形状は全く同じです。
そこで、僕はあることを試してみたくなりました。

僕はナビがお勧めする走行プランと、自分の頭の中の走行プランが全く一致しないという変わり者です。
年間5万キロほど走行しているので、日常的な道案内ならば僕の勝ちだと思っています。
首都圏ならば、僕の勝つ確立の方が高いと思っています。

渋滞する場所は概ね同じですので、迂回する道路は何種類かでインプットされています。
ナビを使用すると、僕の進路をナビが追いかけて来る場合が殆どです。
最終的に追いかけ切れないでナビが負けています。

僕がナビを好きではないのは、こんな理由からであって、不自由を感じなかったからでした。
ツーリングでは、必ず誰かと一諸なワケで、ここにも不自由さはありませんでした。

ところが、大阪に単独で行くようになって戸惑うようになりました。
標識が『神戸』や『大阪』というような場合は問題なく読み取れます。
『茨木』や『福島』になるとダメです。
ぼくの中での『茨木』は、水戸黄門さまの『茨城県』であって、『茨木』は『いばらき』とも読めません。
茨木が吹田の近くにあるハズがなく茨城といったらアンコウ鍋になります。

『福島』は『福島県』であって、『福島』は『福島県』の県庁所在地です。
『福島』で高速を降りたら大阪駅に行けるハズはなく、『福島』で高速を降りれば桃狩りです。
学校で教わったであろう地理が、これだけ無意味になってしまうと、僕は迷子になるだけです。

関西方面の人が東京にいらしゃって、『高樹町』と聞いただけで、青山や原宿の地名が浮かびます?
『飯倉』と聞いてランボやアストンが浮かびます?
『北の丸』で降りれば皇居の中ですって説明されたら信じますよね?

そんなワケで、ついにナビの必要性に僕は気付いたのでした。
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関西方面や、遠方に行く場合にしか必要性のないナビが欲しい!でも日常は不用!
そうなると、簡単に外せればいいワケだと思いました。

986と996のリアセンターコンソールの前方にナビの配線だけを施工してみました。
本来はリアセンターコンソールの内側に配線がありますが、撮影の為、ジュウタン側に伸ばしてあります。
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リアセンターコンソールの先端は、このように取り外すことが簡単に出来ます。
この仕組みを利用しようと思ったワケです。
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購入したナビはSANYO NV-DK7702ポータブルDVDナビ、ゴリラです。
配線キットは2台分購入しました。
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ゴリラをリアセンターコンソールのカバーに取り付けて見ました。
このカバーは単体パーツで購入可能ですので、2個を購入しています。
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裏側からの画像ですが、カバーがプラスチック製なのでステンの平板で補強してあります。
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下側からの画像ですが、こちらも補強の為にステンの平板を入れてあります。
ゴリラ本体とカバーをボルトで結んであります。
コインで簡単に外せますので、986の時はカバーの交換だけします。
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ゴリラが取り付けられたカバーを、リアセンターコンソールに取り付けた状態の画像になります。
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配線を結べば作業は終了ですので、僅か数分でナビ装着車に変身できます。
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正面からですと、こんな感じです。
エアコンパネル、シフトノブ、オーディオの操作性には何ら影響を及ぼさないので、お気に入りです。
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とても質素な感じがしますが、本当に質素です!
この方法が可能なのも986と996で終わりなのだと思っています。チョット残念です。
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最近チョット気になるアストンは、コンソール一体型の代名詞のようなクルマです。
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12はポルシェにない魅力がありますが、ポルシェにある魅力がないのも事実です。
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僕にとって、アストンは超高嶺の花です。
でも大好きな英国車の雰囲気を漂わす残り少ない魅力的なクルマでもあります。

最近、ヴァンキッシュにも誕生日があることを知りました。
正確に言えば誕生日ではありません。
何月何日から生産を始めます・・・これが判るのだそうですが、そこから約3週間で組み立てが終わり、オプションの内装パーツ等の組み込みに更に7~10日かかるそうです。
1ケ月以上に渡って、ほぼ手作りで組み立てられるヴァンキッシュの価格が割安なのか割高なのか、僕には判りませんが、コンソール外せます?と聞く人がいないであろうことは、僕にも確信が持てます。


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これからコンソールを外してしまったら・・・・考えられないことですね。
時代の流れを素直に受け止めようと思っています。
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センターコンソールが取り外せない987には、素直に時代の流れを受け止めて純正ナビを装着してあります。
左右対称のところは、お気に入りです。
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2DINのオーディオが納まるクルマは、子供の頃の僕には考えられませんでした。

取り外された2DINのオーディオが左右対称で、僕の残像を思いっきり引きずっているようで、妙に可愛く思えてしまうから不思議です。

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-26 00:40 | ポルシェ全般
2006年 03月 21日

ボクスター!ポルシェ986!


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僕はポルシェを数字で呼ぶのが大好きです。

ポルシェだけではなく、数字で呼べるクルマは沢山あります。
『おクルマは、何にお乗りでしょうか?』
こんな質問をされるのは、本来好きではないのですが、そんな時は
『320です』と答えています。

320で有名なのは、BMWの320だったり、メルセデスの320だと思います。
BMWの320にもM仕様もあるし、歴代の3シリーズの全てを意味します。
4発もあれば6発もあるので、単純には説明がつかない名称がBMW320です。

メルセデスの320は、320Eだったり、E320だったり、G320やS320だったりするワケですが、93年以降のメルセデスであることは、多少のマニアならば想像できます。
同じ320でも直6だったりV6だったりするワケで乗り味は大幅に違います。

さらにワゴンもあったりするので、320という数字の意味する巾は大きいと思っています。
僕が、『320です』と答えると殆どの人達は『そうなんですか』とおしゃいます。
日本人は知り合って間もない時に、話題がなくなると何故かクルマの話をしたがると、僕は感じています。
自分がクルマに対して興味がない場合であっても、この話題を持ち出そうとします。
僕はクルマの話題ならば、何時間でもOKなのですが、大方の人が話題にしたいファミリカーについては知識がなく不得意です。

単に320と答えることで、クルマの話題を避けようとしている自分がいます。
『320はBMWですか?ベンツですか?』こんな言葉が相手から戻ってくると、クルマの話題で盛り上がれます。
僕にとっての320という数字は、一種の『踏み絵』みたいなものだと思っています。

前書きが長くなりましたが、ホテルや日本旅館を利用したとき、フロントにクルマを預けてしまう場合が時々あります。
この時に『おクルマの車種は?』と確認される場合が多々あります。
BMWとメルセデスは、キドニーグリルやバイエルン、スリーポインテッドスター・・・これが水戸黄門の印籠と同じ効果を発するので、クルマの色だけ補足説明しておくだけで全てが解決するようです。

ポルシェの場合が難しいのです。
ポルシェのイメージは空冷時代の911の印象が強すぎるのだと思います。

大手のホテルならば、996、997、986、987を見分けられるでしょう。
この4車種が、少なからずポルシェに思われない可能性があるのは、観光地の巨大ホテルや日本旅館利用時だと思っています。
特に僕の場合は、996も986もテックアート製のライトカバーを後付してしまっていることが、相手側の車種選定マニュアルから外れてしまっているようなのです。

預ける時ではなく、預けたクルマをフロントまで廻して貰う・・・相手にしてみれば、この時こそクルマを探すのが大変になるワケです。

『ドブネズミのような濃いグレー、車高が低くて黒い幌のクルマ。後ろのトランクに大きく986って書いてあります』
ポルシェという言葉を使わずに、これで全て解決するようです。
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18インチカレラホイールをボディ同色のシールグレーに塗装。
無知だったのですが、結果的には550SE(スパイダー・エディション)と同じ仕上げでした。

純正スポーツシャシーにH&Rでローダウンしてありますが、個人的には気に入っています。
つまり僕の好みのポルシェの乗り味で、かなり硬いです。
987のスポーツモードよりはるかに硬いので、賛否両論は成り立たず、否が圧倒的多数だと思っています。
僕は少数派に属することが大好きですが・・・。

ルームミラーを996用に交換してあります。
理由はボクスター用の逆さ台形よりも後部確認の範囲が広がるのではないかと試してみました。
結果はロールバーがあるので、それほど変わりませんでしたが、気分的には見易くなったと感じています。
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テックアート製のヘッドライトカバーを装着しています。
改造テーマは『ワル』だったので、その間違っているであろう方向性を理解して頂ければ、なかなか成功していると思っていただけるかも知れません。

さらに別のテーマとして『道路と同化する』がありました。
阿蘇山の駐車場での撮影なのですが、アスファルトとシールグレーが同色化していると、自分では思っています。
高速道路で道路と同化して消え去って行く。
不謹慎ながら一番の目的がこれでした。
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外装を目立たないように仕上げていくと、内装は遊んでみたくなりました。

僕はナビと意見の不一致が起こることが頻繁なので、センターコンソールを思い切って外してしまいました。
視覚的に足元が横に広くなり、ダシュボードが薄く横に長く感じるようになりました。
つまり室内側から車高が低く横幅が広いクルマに乗っているイメージになりました。

標準のセンターコンソールを取り外すと、センターコンソールが納まっていた部分だけジュターンが貼られていません。
この小さなジュターンは純正パーツとして数千円で販売されていますので、外したり戻したりは以外に簡単です。
ナビを諦めて、思い切ってセンターコンソールを外したことが、後日、予想外の効果を生み出しましたが、これは次回に紹介させて頂く予定です。

テクイップメントのアルミニウムルックを装着しています。
ステアリングホイールはテクイップメントのアルミニウムルックでオプションが存在しますが、僕は肌触り優先でノーマルのままにしてあります。つまりステアリングホイール以外はテクイップメントのアルミニウムルックがフル装備されています。

パーキングブレーキレバーは996カレラ用を流用していますので、PORSCHEのロゴ入りです。

オーディオはアルミ素材のフェースで左右対称のデザインの商品を物色した結果、カロのDEH―P7を選択しました。
標準装備と全く機能が一緒という意味のない交換なのですが、これはデザイン的に譲れない部分でした。
P7という名前にやられたのも言うまでもありませんが・・・・。

僕が装着している、このテクイップメントのアルミニウムルックのパーツのいくつかはAGの試作品です。
とあるルートから特別に入手しているのですが、AG製のワンオフ試作品なので凄く気に入っています。
その手の専門店に持ち込めば簡単に出来上がってしまうものですが・・・。
ペダルはアイメック製になります。
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今でも、標準か?アルミニウムルックか?で悩んでいるものがあります。
それは黄色で囲まれたセンターエアベントです。
アルミニウムルックに換装すると、凄く派手な印象になります。
標準に戻すと、また寂しく感じてしまったりで、この繰り返しです。

この画像では、灰皿もアルミニウムルックになっていますが、僕は喫煙派なので標準の灰皿を使用しています。
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スピードイエローの内外装は、とてもポップな感じで素敵です。
(画像提供Mさん)
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こんな感じで大好きな986と接しています・・・。
面影があるような、ないような・・・・・。
モデファイは自己陶酔の世界ですから・・・・。

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-21 14:09 | ポルシェ986ボクスター
2006年 03月 17日

If the rain comes!

If the rain comes they run and hide their heads
They might as well be dead
If the rain comes , If the rain comes
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予報の通りだったり、予想外で突然だったり、自然の恵み雨は降ります。
丁寧に磨きこまれて飾られた、ポルシェ・997にも、雨は降るでしょう。
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天気予報を信頼し走り出したワーゲン・ポルシェ・914にも、突然の雷雨が襲うことでしょう。
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予定されたツーリングは、雨天決行されることでしょう。
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フェリーを下船したら、そこの地は雨降りのこともあるでしょう。
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近年の、ポルシェは、こんな具合に傘が納められ便利です。後片付けは簡単なのでしょうか?
はたして実際、雨降りに使用しているポルシェ・オーナーは何人いらしゃるのでしょう。
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ロールスロイス・ファントム。天候に関係なく、僕には永遠に無縁でしょう。
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後席に納まっても、僕は落ち着けないでしょう。
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立派なドアーにあるのは何なのでしょう。
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何か仕掛けがあるようで、押すとどうなるのでしょう。
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ドアーから、引き出して使用する物のようにも見えます。

実は、ここから撮影するのを怠りました。
これは傘でした。それも折りたたみ傘でない、1本ものの傘でした。便利というよりも発想の豊かさに唖然としてしまいました。
価格は5万円で純正オプションのようです(笑)

雨降りには、これを使用して降りるのでしょう。
雨で、ずぶ濡れになってしまった傘を、また元のドアーに戻すのでしょうか。
あるいは傘を乾かすのでしょうか。
ドアー内が錆びてしまうことを心配する僕は、やはり、こんな世界とは無縁なのでしょう。
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雨の時、ガルウィングは予期せぬ箇所が濡れてしまいます。
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要所要所のカーボンとシートのステッチが魅力的です。
この素敵な室内に雨は、やっぱり天敵なのでしょう。
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雨は降らないと割り切るか?
雨は降っても構わないと割り切るか?
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雨が降り出した時。
僕は、時々このクルマの後席に憧れます。
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外は雨でも、真っ白なシートが室内を明るくしてくれることでしょう。
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真っ白な後席で、大好きな70年代のカタログを眺めるのも楽しいことでしょう。
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眺めるだけですから、このカタログもありでしょう。
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数時間に渡って遊べそうなアイテムも必要でしょう。
色々と組み合わせて遊びますが、直ぐに現実的でないことに気付いて投げ出すことでしょう。
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現実的な読書にふけることでしょう。
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それよりも、大切なことを思い出すことでしょう。
時間がなくて、仕分けしていないものがありました。
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こんな具合に、24台で1セットは出来上がります。
この480台の箱から20セット出来あがるのか、出来上がらないのか、いつかは確認しなければいけないでしょう。
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真っ白な後席で、何をしても厭きてしまう僕。
僕の落ち着ける場所は、やっぱりフロント座席の右側と気付くことでしょう。暫くステアリングを握って、また落ち着かないと気付くことでしょう。
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僕には、13年ともにしている親友がいたのでした。
(ともに人生を全うするので、距離が伸びなくなりました)
Rain. I do not mind

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-17 10:44 | 遍歴
2006年 03月 14日

ポルシェ9PA!(カイエン)!

02年にカイエンが登場した時に、僕等は正直ガックリしてしまいました。
僕等の中でのポルシェは、スポーツカーというカテゴリーのクルマだったからです。
スポーツカー、百歩譲ってもグランドツアラーだったからです。
クロカン/SUVに牽引されて行くポルシェは想像できても、クロカン/SUVのクルマ本体のフロントボンネットに、ポルシェクレストのエンブレムが装着されていることは正直な感想として許せませんでした。

いつものポルシェ仲間達は、
『やっぱりF1出なきゃダメだよ、これからは乗馬仲間だね!』
『トラクターメーカーも将来性ありそうだし、少数派だから牛も捨てがたいと思はない?牛馬混合でもいいけれど・・・』と語り合って、早々にポルシェと別れを誓っていましたが・・・・。
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僕はフォルクスワーゲン・ポルシェ914が大好きなので、914と同じように、フォルクスワーゲンとポルシェが共同作業で作ったクルマを許せる人です。ただSUVというコンセプトに抵抗がありました。もともと、僕はクロカン/SUVというジャンルのクルマを、自ら進んで購入しようとは思わないタイプなのです。

僕は、仕事で乗っていた93年トヨタ ランドクルーザー(80系4.5Lガソリンエンジン)だけがクロカン/SUVの所有歴です。
ランドクルーザー所有時は、街中でその大きさ(巾1900長5000程)に苦労し、燃費(3~5/ℓ)のあまりの悪さで唖然としていました。

ただクルマに対してだけは、異常なまでの興味を示す僕は、このランクルの実力を試すために、河川敷や山岳、そして砂浜、果ては神社の階段と走行テストを繰り返していました。
アウトドアーが好きなのではなく、ランクルに乗ると、にわかアウトドアー派になっていました。
4トン半トラックを牽引してみるという無意味なこともしたりで、ランクルの本来の使用方法だけは、ある程度は理解したつもりでいます。

つまり、ランクルというクロカン/SUVのジャンルのクルマを所有したことによって、自分の生活が少し変わりました。
考えてみれば可笑しなことなのですが、クルマによって立ち往生した経験は多々あっても、自分の行動を規制された思い出があるのはランクルだけになります。

ですからポルシェのニューモデルであっても、5ドア5シーターのSUVカイエンだけは、もう許してください!という気持ちが強かったのです。ランクルより全長は200ミリほど短くても、巾がランクルより更にチョットだけ広いカイエンを考えると満腹感で一杯でした。
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そうしてカイエンは、いざデビューして爆発的に売れていくのですが、こうなると僕の本性であるミーハー的な部分が前面に押し出されてきて、実験しないとダメ!ダメ!と、僕の心と頭の中で連呼されるようになります。

僕の最初の試乗は友人のカイエンターボでした。
ソリ黒に内装も黒で見事なまでの特殊社会御用達仕様車でした(笑)
速さには日頃から麻痺状態なので、東北道でのカイエンターボの速さにはそれ程の衝撃は受けませんでした。

ただ久し振りに、着座が高くて目線が高いクルマに乗って気付いたことがありました。
目線が高いことは、ある程度の交通量がある場合の高速道路走行では凄く便利で、前にクルマが多少いたとして、数百メートル先まで見渡せます。
前が見やすければ、後ろも見やすいワケで、これならば大好きな特殊車両の発見も早くて確実になります。
これは、未確認走行物体により、時として躊躇するGT3よりも『ハイウェイスター』になる素材なのではないかと不謹慎な考えが、第一に僕の頭の中を過ぎりました。

目線の高さだけではなく、実際に中高速コーナーの足も素晴らしくて、コーナーもレーンチェンジも含めてボディがほとんどロールせず、4輪全てで確実にグリップする感覚が自然に伝わってきます。エアサスの恩恵がこんなにあるとは思っていませんでした。
4輪が感覚的には、それぞれ4分の1づつの車重を支えて走行しているように受け取れるのです。
実際は正確に4分の1づつのハズがないのですが、感覚的にでも、そう思えれば、僕の場合はもっともっと踏めます。

僕には、この4分の1づつの車重を支えているという感覚をGT3では持てません。
GT3では、殆どリアリアで、コーナを曲がれば左前前輪40で、左後輪70強に移り変わった・・・こんな風にいつも受け止めながら走っています。(こんなことを考えて走るから遅いと友人には言われていますが)僕は、この移動していく感覚が嫌いではありません。カイエンターボの感覚は996ターボと似ているのですが、このカイエンの目線の高さは911と比較することの無意味さを教えてくれます。

5人乗車可能で、少なくとも4人の大人がゆったりと座って移動できるカイエンと2座+おまけ2座の911と比較することは、殆どの人、いや全ての人が行わないでしょう。でも僕の概念では、ポルシェAGが生産する全てのクルマのカテゴリーはスポーツカーなのです。この時は300キロほどしか走りませんでしたが、テスト結果はまさしくスポーツカーでした。

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その後、カイエン、カイエンSをそれぞれ1000キロ前後ステアリングを握り、カイエンターボには更に200キロ前後乗りました。

カイエンに乗るときは、いつも大きくて不自由そうでイヤだなぁ・・と必ず思います。
やっぱり、カイエン置いて他のクルマで行こうかなぁ・・・・と必ず思います。
でも、でも、でも、でも、でもです。ひとたびスタートしてしまうと運転が楽しい、ドライブが楽しい、と感じてしまいます。
僕にとっては、こんな不思議なクルマがカイエンです。

ただ、たまに、本当に時々だけ乗るから、この巨大なクルマの中で、ポッツンと一人か二人で乗っていても楽しめるのでしょう。
もし、僕の家族構成がクルマは4人乗車でないと楽しめない状況だとしたら、僕は間違いなくカイエンを購入すると思っています。
家族で乗る場合の僕の選択肢はカイエンSだと思っています。

このように購入する動機も、購入する必然性もないクルマでも、自分勝手に想像だけを膨らませて接すると、全てのクルマは楽しく感じてしまう僕がいます。

カイエンを理由にポルシェを嫌いになるどころか、カイエンを理由に更にポルシェを大好きになっていける僕は、ポルシェがトラックを生産してしまっても、トラックを理由にポルシェを更に大好きになっていくことでしょう。

ただ、もし僕がカイエンを購入した場合には、自分のカイエンを、『ポルシェ・カイエン』、とは呼ばないで、『ポルシェ9PA』と呼ぶでしょう。

何故って、僕は9から始まる全てのポルシェが大好きだから・・・・。

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(雪の旧軽井沢でJAFに助けを借りたカイエンV6.です。ノーマルタイヤでも登りはバッチリでしたが、帰りの下りは全く止まらずでした。今回だけは何とかなるが全く通じずJAFの御世話になりました。JAFが到着しても雪でカイエンV6はユーターンする場所も見つからず、お互いに顔が見えていた方が楽という結論になり、結局は画像とは違う方法にしました。つまりカイエンV6とJAFサービースカーはフロント同士を牽引ロープで結びました。★つまりカイエンV6は4キロほどバックで走行し、JAFサービースカーが滑らないように補佐して頂きました。バック大好き人間の僕でしたが、流石に4キロバックは辛かったです。その後、カイエンV6の向きをかえカイエンV6のお尻とJAFサービースカーのフロントを牽引ロープで結び直しました。トータル牽引7キロ強で、JAF無償の範囲とのことでした。JAFのロードマンに、これだけバック牽引したことはないと誉められました!これは1年前の出来事ですが、深く反省しているのでお許しを)

上記一部訂正させて頂きました。

(テックアート・マグナムTECHART MAGUNAM・・・・フルエアロ・22インチ他)

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-14 01:02 | ポルシェ・カイエン
2006年 03月 07日

996ターボと996GT3!

997GT3、997ターボの全貌が明らかになりました。
997GT3、997ターボが登場となっても、実際に目にするのまでは暫くの時間が必要になるワケです。

そこで、997ターボに接する前に、今となっては1世代前になってしまった996ターボを、僕なりの感性で、僕なりに復習しておくのも一考かなと思い、996ターボと戯れてきました。僕なりですので、大幅に違った御意見も多数存在するかと思いますので、ご遠慮なくコメントにて書き込みお願いいたします。
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今まで何回も996ターボはTipもMTも、ある程度の距離でステアリングを握ってきています。
今までの正直な感想は、996ターボは安定していて速いけれど、996GT3や996GT3RSの方が僕の好みなのだと、996ターボのステアリングを握るたびに再認識させてくれていました。

僕の個人的な好みの996では、初期型GT3、GT3RS、後期型GT3,996ターボという順番になっていました。996GT2になると、僕の腕では楽しめる領域を超えてしまっています。
GT2乗りがGT3に乗ると遅いねぇと言いますが、実際にゼロスタートの1速全開だけは軽さで互角に連いていけますが、2速からは離されていくだけになります。

大排気量のフェラーリやランボになると1速だけで100キロに達してしまうので、こちらが2速にシフトアップする瞬間に少なからず離されるので、それよりは勝負をしている実感は持てます。
ポルシェにもカレラGTがありますが・・・。(実は馬も牛も大好きです)
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数年前に東北方面へ行った時に、996ターボのTipとMTを交互に乗り換えて運転したことがありました。
僕はMT派なので、好みは当然MTになるのですが、この時に思い知らされたことがありました。

それは、タイヤの銘柄が違うとクルマの乗り味が大幅に変わるということでした。
とある国内メーカーのタイヤでサイドウォールが硬く、乗り心地が明らかに少々悪いTipの乗り味が、僕には好みでした。

足が柔らかくてサイドウォールが硬いタイヤを履くとクルマの足回り自体には好ましくないのですが、ことスポーツカーで、そして400馬力以上もあるクルマだと僕の好みは足自体は当然で、更にサイドウォールが硬いタイヤになります。

つまりサイドウォールが硬いというタイヤの特性を生かして足回り全体を硬く感じさせているTipの乗り味が、僕には好みだったということでした。
最近では、サイドウォールが極端に硬いタイヤはカタログ落ちする傾向にあるし、この種のタイヤに依存する方法も邪道なワケなのですが、仮にも996ターボを所有した場合の、自分好みの方向性への足がかりにはなるワケです。
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僕はRS、GT3と、この10年以上は足が固めのポルシェとしか親密なお付き合いをしていません。つまりポルシェを、自分なりに、その気で運転した時に、ポルシェがロールする感覚やサスペンションがストロークする感覚を失っているのです。

実際には硬いながらも完璧な作業をこなしているのですが、そのストロークする範囲が狭いポルシェが自分の好みになってしまいました。
ボディーを外から揺すってもビクともしないような911の乗り味が好きになってしまったという極端な少数派に所属してしまっています。
本来は、これではイケナイのですが、これを大好きにならないとRS系やGT3系とは友好的なお友達関係を持続できなくなるという裏事情があります。

僕の個人的な捉え方ですが、964RS、993RS、初期型996GT3、996GT3RS,後期型996GT3の順番で足は柔らかくなっています。大好きなRS系のことは、またいつか触れてみたいと思っています。
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つまり、固めのスプリングに固めのショックに慣れてしまうと、ある程度の速度で走行する場合に限っては、ある程度は足が固めでないと心理的にダメな状況に僕は陥っています。

細かなワイディングでは、シッカリと上下にストロークする足でないとダメなのは判っているのですが、そのシチューエーションには、あえて目を逸らしている自分がいます。

僕の前期型GT3は車高が極端に低く、フロントリップの地上高で現85ミリなのですが、左右のリアタイヤの前のサイドステップの下側は更に低く、フロントがシューと音を立てて擦ったと思った瞬間にお尻の後ろあたりからも、シューが聞こえてくる場合もあります。
フロントリップは横幅全体に擦っていく感覚をつかめば、傷だらけにはなりますが意外に割れません。

つまり細かなワイディングで、しかもウネリがあったりすると頻繁に擦りまくりますが、これに慣れてしまえば騒ぎ立てるほどのことではありません。
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このソリ黒にボクスターレッド内装の996ターボMT(01年)は、親友K君の愛車です。
K君との出会いは、今から5年チョット前で彼が26歳の時でした。社会人になってまだ4年目で、自らの会社を設立して僅か2年目の頃でした。親のチカラも借りないで、会社設立2年目にして996ターボを購入出来るとは!IT関連ってホント凄いのですね。

僕との年齢差は、ここでは関係ないので(笑)別にして、彼はこの996ターボのMTが教習所以来のMTで、ソアラからの乗り換えでした。初めて彼の運転する996ターボの助手席に乗った時の印象は、とにかく運転がヒドイの一言でした。
ヒドイというのは、とにかくシフトチェンジをしないという意味なのですが、高速では4速もしくは5速に入れぱっなし、一般道では走り出したら3速ホールド状態なんです。

でも驚いたことがありました。
それは、この状態でも僕の996GT3と比較しても加速感が変わらなかったということなんです。この時には、他にGT3が3台と993カレラ4が一緒で、全員かなりのハイピッチな走行でした。

片側一車線の一般道を90度左折もしくは90度右折する場合には、90度曲がりきってからの立ち上がりは誰でも2速だと思います。K君は進入も立ち上がりも3速ホールドのままで、ブレーキを進入時にチョットだけ踏んで、90度曲がりきってからアクセルをベタ踏みにしているだけなんです。
これで、2速全開のGT3と遜色ない加速になっているんです。

つまり3速の1500回転からアクセルをベタ踏みだけすればGT3の2速全開とさほど変わらないということになるワケです。
本当にトルクフルなクルマで、下から上までトルクの固まりといった感じです。
言い換えれば、このエンジン特性はオートマ向き、つまりTip向きなのだと実感させられました。

その後に彼と運転を代わって、僕が数百キロ走行したのですが、走り出してしまえば重さも感じず、1速から6速の全てが何しろ速いです。特に4速と5速全開はGT3なんて敵ではないです。GT3より速いので、この996ターボにGT3的な足を望んでしまったというのが、この時の一番の感想でした。
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その後、K君はドライビングに目覚めます。
プロのドライバーに個人教授を依頼し、今では走行会にレースにと活躍中です。
タイムは走行会でも必ずベストスリーには入っていますので凄く腕を上げています。
ジムカーナーだけは、彼より僕の方が速かったのですが、今年になって初めて負けてしまい苦渋を飲まされました。
彼はサーキットでは、高橋 涼介と同じクルマに乗っています。
いくらかかったの?は聞いてはいけないフルチューンを施してあります。

そんな彼が、ここ数年で自分の996ターボに自分好みの味付けをしだしたのです。
ことの発端は、僕の親友T君が996GT2のキャリパーとローター1台分を手放したがっていたことからでした。
T君も996ターボ乗りで、彼の996ターボも凄いのでいつか画像掲載してみます。
996GT2用のキャリパーとローター1台分を譲り受けたK君とT君は、いまだ面識がないままなので考えてみれば面白いことです。
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K君はGT2用の6ポット・キャリパーとローターに交換し、フロントバンバーとリアスポイラーも996GT2用(純正パーツ)に交換しました。そしてゲンバラのホイールとマフラーに交換もしました。

マフラー以外は、ここまでは僕的にはあまり興味がないことなのですが(笑)彼は同時にスプリングを交換しました。つまり若干ローダウンして車高短になったということです。
996ターボのノーマルでの重心位置は、僕的には気にはなっていなかったので車高が下がることにより重心も下がるという事にはあまり興味は湧きません。それよりも、僕にとっては足が硬くなったということが重大な関心ごとになるワケです。

ゲンバラのホイールとのマッチィングは彼が望んでいたような結果にはならなかったようで、幸運にもホイールは純正に戻っています。ホイールは純正品の方が僕にとっては乗り比べ易いワケですから、標準ホイール装着に感謝感激です!

運転して思ったことは、抜群に僕の好みの仕上がりになっているということでした。
PSMはオフにしても、不必要な介入はしてきません。
どんな設定のスラーローム走行をしてもPSMは介入しませんでした。

ハイスピードでのコーナリング中にブレーキングをしない限りは作動しないよと、K君は笑顔で説明してくれました。
モチロン試しましたが、この場合はチョットだけ怖かったです。というのは本来僕がチョット流れるだろうなぁと想像している方向とは明らかに違うラインを強制選択されるワケで怖いというより違和感があります。そもそも僕のルールではコーナリング中にブレーキングなんて極刑ものですから・・・。

でも考えてみると教えてくれているラインがグリップ走行ラインになるワケで信じきればいいんですよね。911シリーズに長く乗ってきてはいても、自動制御が働く装置はABSしか知らない僕なので、こんな印象を受けるのだと思います。
RRの挙動は知らず知らずのうちに何気に体験して、ド素人としての対応はそれなりにあったとしても、制御されることに少なからず不満を感じてしまうのです。

996ターボでスラーローム走行すると、4駆のマジックで余程のハイスピードでないと左右にお尻が振れません。
アクセル全開にして、いきなりアクセルオフと同時にステアリングを切っても無表情です。
アクセルのオンとオフで方向を変えることもオツリを楽しむことも出来ません。

996ターボのローダウンはたしかに素敵で、とてつもなく速い911だけれど、僕の中での911とはかけ離れています。

『そんなムリすることワザワザしないで、心に余裕を持とうよ!』・・・多分、大方の人の意見はこうなるのだと思います。

『ムリすれば危ないし、自分の腕も信頼していないから楽しいのさ』こんな奴がいてもいいのではないでしょうか・・・。

実際に、僕は自分の未熟な腕を信頼していません。だから、そこそこしか飛ばせません。
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数年前まで、この996ターボ&996GT3&993GT2そして僕の996GT3の4台で毎月ツーを開催していました。

毎月、1泊2日で1500~2500キロを走っていたのですから脅威の集団です。
この距離で1泊2日なのですから、走るペースは想像にお任せしますが、そこそこのペースです。僕が東京から大阪に行く場合、今でも無休憩のノンストップで行けるのは、この時の修行の賜物だと思っています。岡山、青森程度なら給油だけの無休憩で充分ですから。

いつも4台で走っていて、4台のペースも同じくらいだったのですが、雨降りになると僕が完全に置いていかれるようになりました。
だって素直に怖いから・・・これが率直な気持ちでした。ただ、雨が降ると迷惑をかけるなぁとは思い出しました。

僕が仕事の都合で1回行けなくなってしまったので、その月のツー自体が没になり、次のロンツーの約束をしました。でも行けなくなってしまったのです。
その期間に996GT3は自爆全損してしまいました。幸いにも負傷者はありませんでした。
リアへビューの911は最終的にはお尻から飛んで行くので全損にはなるけれど、怪我はしないという神話通りでした。これで、この集まりも自然消滅してしまいました。

そして暫くしてから993GT2も自爆で半損強になりました。
996GT3も993GT2も、自爆した日は雨でした。

かくして僕とK君の911だけが現存しているのですが、僕の弱気は正気の沙汰だと自画自賛しちゃっています(笑)
でも2人も更なるパワーアップしたニューポルシェを手に入れてしまったので、今となっては不謹慎にも羨ましく思ったりしてしまう時もあります。

K君は、僕の気持ちも知らないで、『二人だけでも、また毎月行きましょうよ!』

おいおい、君は僕より速くなったし、さらに君は魔法の4駆ではないではないか・・・・。

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-07 00:08 | ポルシェ996
2006年 03月 03日

哀愁の60年代!

今回も、いきなりですが、 PANDAさんのブログを拝見して、こんな素敵な記事を発見しました。

『リヤフェンダーに904を見た。 904とはケイマンの祖先?1960年代に活躍したポルシェのミッドシップレーシングカー。』

このケイマンとは Kazuさんの素敵にモデファイされた黒ワニのことです。

そこで僕のアジトで60年代の残像を探してみました。
平凡パンチなどという週刊誌を、ご存知の方は・・・・かなりお年寄りです!
65年2月8日号です。なんと!50円です。
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兄は僕より6歳年上だったので、僕は平凡パンチを小学生の頃から愛読していました。
兄は平凡パンチの表紙を切り取り、そのイラストを生かしてオリジナルの定期入りを作成したりしていました。当時のファッションは、VANやJUNの全盛期でアイビールックです。
僕も兄の影響で小学生ながらマドラスチェックやペイズリー柄のボタウンダウンのシャツにバックベルトが付いたバミューダーなんて格好をしていました。僕は、この平凡パンチのイラスト表紙で教科書のブックカーバーを作って使っていたので、今から思えば、とても不思議な小学生だと廻りの人は思っていたことでしょう。
中学に入学するともっとエスカレートして、生意気にもウェイジンのコインローファーとかに触手が伸びますが、高校に入ると長髪のロッカーに変身しています(笑)
大学の頃には2重人格者のように、バイトではニューヨーカー、私生活では丘サーファーという具合でしたが・・・・。

さてさて、クルマのブログでした。
このフェアレディ1500(SP310型)は、62年登場の2代目フェアレディです。

直立した大径のステアリング、フロントタイヤハウスより後方にあるサイドミラー、ダシュボードに直か付けされたルームミラー、メッキの三角窓、当時のスポーツーカーの基本なのですが、僕は今だにこういうものが大好きです。
ダシュボードのフロントガラスに沿って取り付けられたタノ(トノ)カーバー用の留め金。
タノ(トノ)カーバーを取り付け、サイドウィンドウも全開のオープン状態のまま停車している、当時の数々のオープンカーの光景は小学生なりに刺激的でした。
フェアレディはドアーの外側にタノ(トノ)カーバーの留め金がないのでサイドウィンドウを閉めたままタノ(トノ)カーバーを使用出来ますが、僕が特に好きだったのはドアー外側にもタノ(トノ)カーバーの留め金が数箇所にあった英国車タイプでした。

後年、中古のMGやトライアンフを手に入れて、タノ(トノ)カバーのセンターにチャックを装着し、助手席側と後部の幌だけはタノ(トノ)カーバーで覆い、ドライバーだけがタノ(トノ)カーバーから上半身をだして運転する・・・・このスタイルに自己陶酔していました。実際、真冬でもタノ(トノ)カーバーの中は、ヒーターがビンビンに効いて、顔と手だけが寒さと格闘していました。
たとえて言うなれば、真冬の夜道をコタツに入りながら全力疾走する、もしくは熱めのバスタブにつかりながら雪の降る夜道を走る、こんな感じですが、雰囲気だけでも伝わりますでしょうか?

話しは戻り、フェアレディ1500(SP310型)は65年の春に初代シルビアと同じ1.6リッターのSP311型に変更され、67年にフェアレディ2000(SR311型)として2リッターのU20型を搭載しましたが、このモデルで2代目フェアレディは幕を閉じています。
69年に登場した3代目がクーペボディのフェアレディZです。直6のL20型SOHCやDOHC4バルブのS20型が搭載されました。

僕の学生時代のバイト先には、10年落ち前後の1500や1600のフェアレディが下取りとして入庫してくることが度々あったので、実際に購入した経験もあります。当時は1500や1600に乗っていると2000が憧れでした。速いことがクルマの魅力の全てみたいな幼い考え方をしていたので、自分好みのクルマの本質を見抜けなかったのだと思います。とは、いってもこの本質というのは今だに理解は出来ていませんが・・・・。

今になって凄く後悔していることがあります。それはフェアレディ1500が、この数年来欲しいクルマのメインの座の一部になりつつあるからです。理由はフェアレディ1500は後部座席がある3人乗りだからです。後部座席は横向で極端に狭く実用性には欠けるのですが、こんな発想のクルマが大好きなのです。

ツードアーでスリーシーターという設計のクルマは数が少なく、僕にとっては凄く興味を抱かされるクルマになります。マクラレーンF1もスリーシーターですが、高額すぎます。そして、もともと僕の好みは小さいエンジンのクルマです。仏車で大好きな3シーターがあって、これの極上物を人生最後の目標にしていますが、いつかご紹介させて頂きたいと思っています。
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同じ号の平凡パンチの記事は、長島さんの結婚式ですから、かなりの時代を感じさせてくれます。
ミケロッティーのコンテッサ・クーペはRRで、これも今乗るととても楽しそうで、パーツの手配にはご苦労していらしゃると思いますが、現オーナーの方がとても羨ましく思っています。
同じRRであったシボレー・コルベアに兄の友人が乗っていたので、会う度にお願いして何度も乗せて頂きました。
フォルクスワーゲン、ルノー、コンテッサ、コルベア、そしてポルシェとRRのクルマが数多く存在していましたが、RRを継続しているのは911だけになりました。
とてもムリがある構造なのだということを、心の隅で思い出しながらステアリングを握ることも時には必要なことだなと、個人的には思っています。
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ロータス49を操るグラハム・ヒル。68年に不慮の事故を起こしたジム・クラークに続き、彼も僕の中でのヒーローだったけれど、75年に自ら操縦する自家用ジェット機が墜落して不慮の事故をしてしまいました。
マクラーレーンがメーカー名でなく、レーサーの名前と聞いて驚くような若さに戻りたいな!
そんなブルース・マクラーレンも70年にグッドウッドで不慮の事故をしてしまいました。
僕にとっては、ロン・デニスのマクラーレンではなくマクラーレンはブルース・マクラーレンそのものだと今でも思っています。

※最初の本文でジム・クラークとグラハム・ヒルを間違えてしまい、、 mipple11さんの助けをお借りして修正させて頂きました。どうもありがとうございました。
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69年に発売された、このアルバムはオークションに出品すると数十万の高値がつく場合もあるけれど、僕の青春は僕だけのものだから絶対に出品なんかしないつもりです。
そんな彼も40歳で人生に幕を下ろしてしまいました。

僕が、その40歳になることなんて、当時はとても想像もつかないことでした。
いつのまにか年上になってしまった僕がここにいます。

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-03 00:08 | オールドカー 旧車