戦闘的に走れ!

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2009年 06月 30日

He can't read my poker face  そして Umbrella

月末の仕事が残っているとはいえ、何となくではあるけれど、仕事は一段落したという感じではあります。
さあ、クルマのことを、なにか沢山書こうと意気込んでいたのだけれど・・・。
今日の仕事で、チョットばかり悲しい自分を知るという出来事があって、クルマのことは次回にします。

今日は、お得意様との話し合いがありました。
具体的な話の内容は省略させて頂きますが、この話し合いの時に、相手の心の中が、僕には全くと言っていいほど読めなかったのでした。

僕の仕事は、数字という正確な物差しを基準にして、その対価を決められる内容のものではないので、相手が思い描いていることや、相手が想像している結果というものが、何となくではあっても、僕の心の中に届いてくれないと、仕事が上手には行かなくなります。

たとえば、相手がたったひと言 『バナナ』 と言っただけでも、その言わんとしているバナナが、フィリッピン産のバナナなのか、台湾産のバナナなのか、はたまたバナナが1本だけなのか、5本なのか、10本なのか、そして今が食べ頃なのか、まだまだ食べ頃でないのか、もう臭りかけているのか、ラップに包まれた状態なのか、綺麗なお皿の上に載っているのか、まだバナナの木に生っているのか、この内のどんなバナナを指しているのか、そんなことが、直ぐに僕の頭の中に思い浮かばないと、始まらないような、大袈裟に書けば、そんな内容の仕事であります。

今日の僕は、情けないほど、相手の心の中が読めなくって、今まで何十年も同じ仕事をしてきたのは、いったい何だったのだろうと、自分が悲しくなってしまいました。

僕は、学生時代の、あの怪しいクルマ屋でのバイトをしていた時に、お客の心の中を読むという、そんなどうでも良いようなことに、何気に興味を抱き始めて、今に至っています。

先日、某ディラーでセールスをしている親友の所に遊びに行きました。
夕方遅くなってお邪魔したので、1人帰り、また1人り帰りと、ついにはショールームに残っているのは、その親友と僕だけという状態になりました。
暫く、親友と世間話をしていたのですが、そこにお客さまが入って来ました。
ショールームに飾られている何台かのクルマを見ている、そのお客さんを僕は暫く観察していました。

そして、僕は、その親友に言いました。
「あのお客さん、絶対にクルマ買うから、僕は帰るからね!」
そう言って、僕は席を立ち、ショールームを出て、駐車場に向かいました。

親友は、駐車場まで僕についてきて、僕を見送ってくれました。
『冷やかしだから売れませんよ!』
こんなふ~に、別れ際に、親友は言いました。
「だから、甘いって言うの!」
笑いながら、親友に僕は、こう言って、駐車場を後にしました。

翌朝、親友から電話がかかってきました。
『昨日のお客さまにクルマを1台買って頂きました。』
「だから絶対に買うって言ったでしょ!」
『なんで、そんなことが判るのですか?』
彼は、僕にこう聞いたのですが、この時の僕の返事の内容は、ここでは書きません。

僕は、今でもチョットばかり後悔していることがあります。
クルマのセールスをする仕事をすれば良かったな~あと、そう思う事が、時おりあるからです。

セールスに成っていたとして、どんな成績を残せたのかは、未知数ではあるけれど、大学時代に1番勉強したことは、クルマに関することだったということは、間違いがない事実ではあるので、就職するならば、やっぱりクルマに関する業種だったのではなかったのかと、そんなふ~に思う時があります。
(今でもクルマの売買に関することの計算の早さだけならば誰にも負けない、そんな自信だけはあります。この暗算が早ければ、騙すことも出来るし騙されないことも出来ますから・・)

話は替わるのですが・・・。
日曜日に、我が神さまと2人だけで過ごしました。
なんとなく、我が神さまに笑顔になっていて欲しい、そんな可笑しな自分が、この日には居たのですが、神さまの心の中が全く読めなくって・・・。


読めない、読めない
彼には私のポーカーフェイスが読めない
読めない、読めない
彼には私のポーカーフェイスが読めない
ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス、ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス
(Mum mum mum mah)
ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス、ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス
(Mum mum mum mah)
ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス、ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス
(Mum mum mum mah)
ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス、ポ・ポ・ポ・ポーカーフェイス
(Mum mum mum mah)

長い間、僕は大切な何かを見落としていたのカモしれません。

今は雨が降っています。
そして、明日も雨のようです。
神さまはセルロイド人形、そして明日はゼンマイ仕掛けのお人形。
やっぱり、僕は2重人格の悪い人みたいです(笑)



あなたは私のスター
ベイビー
真っ暗闇の中
輝く車も見えず
何もなくなったと感じる
そんな時
あなたには私が必要
あなたを守り
安らぎを与えてあげるわ

だって...
太陽が顔を出した時は
一緒に輝く私達
ずっと あなたの友達でいるわ
最高の土砂降りを
経験している私達だけど
覚えていて
2人で助け合っていけると
私の傘の中に入っていいのよ
私の傘の中に入っていいのよ

'Ay 'Ay 'Ay Ay 私の傘の中に
私の傘の中に
'Ay 'Ay 'Ay Ay 私の傘の中に
私の傘の中に
'Ay 'Ay 'Ay Ay

だって...
太陽が顔を出した時は
一緒に輝く私達
ずっと あなたの傍にいるって言ったでしょ
ずっと あなたの友達でいるわ
最後まで
あなたについて行くって誓ったの
最高の土砂降りを
経験している私達だけど
覚えていて
2人で助け合っていけると
私の傘の中に入っていいのよ
私の傘の中に入っていいのよ

'Ay 'Ay 'Ay Ay 私の傘の中に
私の傘の中に
'Ay 'Ay 'Ay Ay 私の傘の中に
私の傘の中に
'Ay 'Ay 'Ay Ay

どんなに雨が降ったとしても大丈夫
あなたに必要なものは私だけ
期待以上の役割を果たすわ

太陽が顔を出した時は
一緒に輝く私達
ずっと あなたの傍にいるって言ったでしょ
ずっと あなたの友達でいるわ
最後まで
あなたについて行くって誓ったの
最高の土砂降りを
経験している私達だけど
覚えていて
2人で助け合っていけると
私の傘の中に入っていいのよ
私の傘の中に入っていいのよ

'Ay 'Ay 'Ay Ay 私の傘の中に
私の傘の中に
'Ay 'Ay 'Ay Ay 私の傘の中に
私の傘の中に
'Ay 'Ay 'Ay Ay

雨が降っている
Ooh ベイビー
雨が降っているわ
ベイビー
私のもとへ来て
私の中に入って
雨が降っている

by seiuchi-porsche9 | 2009-06-30 02:35 | ウォラス walrus
2009年 06月 22日

Intuition

週末は、パソコンを開かないことにしました。
そうすれば、明るい食卓を囲む、家庭的な男に成れるではないかと思ったからでした。

そして週末を、迎えました。
土曜日の昼食は、「BOXSTER'S PLEASURE」繋がりのお友達8人で楽しみました。
土曜日の夕食は、再度集まった、「BOXSTER'S PLEASURE」繋がりのお友達6人で楽しみました。
日曜日は、ブログのお友達数名と、延べで5時間以上を電話で楽しみました。
とても、家庭的な週末を過ごせたと、僕的には思っています(笑)
(一応は我が神さまと数台の試乗会遊びをしておりますデス)

そして・・・。
今朝、パソコンを開いたら、素敵なメールが届いていました。
僕の914の画像でした。
CG CLUBのイノウエ様、mm414様、とても気に入っております。
どうもありがとうございました!
(素晴らしい写真なので、僕はプロのカメラマンの方の撮影だと思っておりました、心から感謝しております)
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そして・・・。
嬉しいことが、重なるなんって、朝から信じられなかったのですが・・・。
二玄社様からも、素敵なデーターベースが届いていました。

M君のアルファロメオ8C
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僕のワーゲン・ポルシェ914
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そして、こりらもアルファロメオ8C
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タルガトップを開けて走れば、良かったですかね?
ナントモ素晴らしい躍動感です。
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(6048×4032という特大サイズなので、大幅に圧縮して掲載させて頂きました)
二玄社様、どうもありがとうございました!


そして・・・。
土曜日にご対面した987ボクスターSです。
(この時期の入庫だと4月2日になるのですかね)
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シフトノブとサイドブレーキレバーがお洒落です。
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全貌が見たくなってしまい、養生を全て剥がしてしまいました。
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PCCB装着のボクスターを、僕は国内で初めて見ました。
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「BOXSTER'S PLEASURE」KOU団長、素敵な987を拝まさせて頂き、ありがとうございました。
納車、楽しみにしていますね!

そして・・・。
この週末までが、最後のチャンスということなので・・・。
先週、仕事をサボって、行って来てしまいました。
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あの伊豆ツー以来なので、久しぶりになるのですが、この日は、ボクスターに乗って行きました。
もう、この程度ではワクワクしない、そんな自分に成っていて、近いうちに、ホントにガス欠させようかと思案中です。
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そして最後に・・・。
27日まで、絶対!必ず!終わらせないとイケナイ仕事があって・・・。
それなのに・・・。
今の時点で、全く手もつけていなくって・・・。
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そうなると、仕方がないワケで・・・。
自己監禁させて頂くことにしました。

こんなにも、仕事を溜めてしまい・・・。
皆さま、ホントにお恥ずかしゅうございます・・・。
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by seiuchi-porsche9 | 2009-06-22 12:53 | ウォラス walrus
2009年 06月 20日

ちょっと気になる自動車探偵団!

またまたウナツーに行ってきました。

先ずは・・・。
関西代表適当男3号様と、品川駅で合流しました。
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ウナツーといえば代車なので、今回はアウディーRS4オーナーであるcyu-kinさんの御好意で(笑)、
アウディーR8(V8)と、アウディーRS6をお借りして、参加させて頂きました。
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このホイールは・・・。
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洗車すると、こういうカラーリングのホイールだったのですね・・・。
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あとは写真だけの掲載になりますが・・・。
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すぱちち殿&まりこさん、conanさん&奥様、cyu-kinさん、kuniさん、neoさん、M君、A君、お疲れ様でした!
楽しいひと時をありがとうございました!

そして結論?
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そして・・・。
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・・・・。
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某氏様、納車楽しみにしていますよ!

by seiuchi-porsche9 | 2009-06-20 09:29 | オフ会 ツーリング
2009年 06月 17日

なんとも豪華なレスキュー隊に大感謝!そして、いつもの絵日記

★6月14日★
前回の投稿 『Spring Meet 2009 中学生の頃からの夢が叶って感無量!』 の続きになりますが・・。

この日は、CG CLUB様主催(後援・㈱二玄社様)のSpringMeet2009(修善寺サイクルスポーツセンターで開催)に参加させて頂きました。
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CG CLUBのスタッフの皆さま、㈱二玄社様の皆さま、今年もお世話になりました。
とても楽しいひと時を過ごさせて頂き、心から御礼申し上げます。

写真を何枚か載せさせて頂きます。
小林 彰太郎氏所有のオースティン・セブン。
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M君のアルファロメオ8Cと並べると、とてもコンパクトです。
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運転したいと思いましたが、とても難しそうです。
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これを見た時に・・・。
僕が幼かった頃の父が、この棒と格闘しているのが、何故か急に思い浮かんで来てしまいました。
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1964年 第二回日本日本グランプリで優勝した、式場壮吉ポルシェ904GTS。
(現オーナー様はM氏様)
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オーナーM氏様の御好意で、こと細かく覗かさせて頂きました。
M氏様、どうもありがとうございました。
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僕が、この世で1番欲しいポルシェは、やっぱり超素敵なクルマなのですね!
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KTM・クロスボウ (KTM X-Bow) の実車を初めて見たのですが、これに乗っていれば、目立つこと間違いなしで、究極のスーパーカーなんじゃないかな~あと思えたりして、とても興味が湧いて来てしまいました。
(ミイラ取りがミイラに成ったりは・・・しないと思いますが・笑)
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サイスポ5kmコースを走らさせて頂きましたが、大好きなアルファロメオ・ジュニアザガードの後ろでした。
ジュニアザガードへの情熱が再炎上してしまった、この日の僕でもありました。
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ルームミラーに映る景色は、もう僕の大好きなクルマだらけの世界でした。
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neoさんに最適なクルマを発見して来ました。
(ドライバーはCG塚原編集長)
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これでナント公道も走れますから、やっぱり最適でしょ!
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由良拓也氏を囲んでのトークショーも楽しかったです。
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こうして、楽しい1日は、あーっという間に過ぎ去って行き、M君と僕はサイスポを後にしたのですが・・。
箱根ターンバイクで、我が914は突然として、エンジンストールしてしまいました。

フエールポンプは作動しているのですが、火花が飛ばないようで、エンジンが掛かりません。
携帯を見れば、悲しくも圏外でした。

停まってしまったのは、ターンバイクのコーナーのド真ん中で、左端に寄せて停めたのですが、霧も出て来て、夕方だし、やっぱり危ないと判断し、レッカー呼ぶにしても、時間が掛りそうなので、携帯が繋がる場所まで歩いて行って、JAFにレッカーの依頼をしました。
これで最悪な事態だけは、避けられたと思って、我が914の停まっている場所まで戻りました。

戻ってみたら、そこには、偶然通りかかった塚原さんがいてくださって・・・。
そうこうしているうちに、偶然通りかかった高平さんが来てくださり・・・。
皆さまで、我が914を安全なストレート部分まで、押してくださいました。

『この914には、とてもお世話になってと・・・』
塚原さんは、そんな優しいことを仰ってくださり、メカに早変わりしてくださいました。
(因みに以前に914を塚原さんに暫くお貸ししたことがございましたが、あまりお世話はしておりませんと自覚しております)
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高平高輝さんと、塚原久さんという、なんとも豪華なレスキュー隊で、ホント申し訳ないです!
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914のイグニッションコイルは、エンジンルームの奥の下のほうにあるのですが、イグニッションコイルを留めている留め金が壊れてしまい、エンジンルーム内の更なる下の方にイグニッションコイルが落ちてしまい、その結果、アース側(マイナス側)が外れてしまったようです。

塚原さんが、アース線を結び直して、赤いビニールテープで絶縁してくださいました。
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さすが天下の自動車専門雑誌、CGとNAVIの皆さまで、完璧なる応急処置をしてくださいました。
(この作業をしてくださっている間にレッカーも到着したのですが、ガムテープをお借りしただけで済みました)

この日は、小林彰太郎氏の同乗体験といい、高平高輝さんと、塚原久さんという、なんとも豪華なレスキュー経験といい、僕の自動車史の中で、思い出多き素敵な1日になりました。
お手数をお掛けしてしまいましたが、本当にありがとうございました!

以下は、いつもの如くに遅い日記です。
★6月某日★
M君に、都内某所まで迎えに来て貰いました。
このクルマだけは( ロールスロイス コーニシュ)、運転するのではなく、助手席に納まっているほうが僕には向いています。
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アウディーR8(V10)の見学会に行って来ました。
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neoさんと、cyu-kinさんも、ご一緒させて頂きました。
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neoさんは、写真を撮っているか・・・。
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食べているかの、どちらかでした(笑)
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僕の印象としては・・・。
やっぱり、運転してみないと判らないじゃ~あん!
・・・という結論になりました。
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そして、こちらはチョットばかり欲しくなってしまいましたとさ・・・なのデス。
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★6月某日★
ウナツーに参加させて頂きました。
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写真を撮る人・・・。
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撮る前に食べる人(笑)・・・。
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neoさんの納車されたばかりのC63、最後のご対面に成らないことを祈るばかりです(笑)
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DENさんの納車されたばかりのクリオV6は、僕の長年に渡っての憧れのクルマになります。
DENさんの御好意で、neoさんをナビシートに押し込めて(笑)、チョットばかり運転を楽しまさせて頂きました。
(いつもの如くではありますが、ホントに図々しい僕でゴメンナサイです)
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クリオV6のステアリングを握るのは、3回目になるのですが、過去の2回は、いずれもフェーズ1のクリオV6でした。
その2回も、既に4年以上も前のことなので、全ての操作方法を忘れてしまっていて、初めて乗るクルマのように、とても新鮮に感じました。

ルノー・アルピーノ610ターボと、6年ほど一緒に生活していたこともあって、このクリオV6のエンジンが、とても懐かしかったです。
そして、DENさんのクリオV6は、フェーズ2なので、組み立てられた工場は、フェーズ1とは違って、僕のアルピーノ610ターボと同じ、かってのアルピーノ工場だったと、記憶しています。
(間違っていたらゴメンナサイです)

ルノークリオV6のステアリングを握って、チョットばかり驚いたことがありました。
ルノー・アルピーノ610ターボに感じていた、あの当時の不満が、このクリオV6からは、消え去っていました。
それは、エンジンを高回転に保った状態から、ガスペダルを一気に離すと、エンジンブレーキが、とても良く効くことでした。
僕にとっての、空冷911の魅力は、この回転落ちの鋭さに有ると言っても過言ではないのですが、同じRRのルノー・アルピーノ610ターボには、このガスペダルを離すだけでの減速を望むことは、チョットばかり無理なことでした。

610ターボとクリオV6は、同じV6で、排気量も同じ3リッターエンジンであっても、かたやターボで、かたやNAという、この大きな違いが有ったことに、僕は気付くのが遅くって、高回転に上げては、右足のチカラを一気に抜くということを、何度も何度も繰り返してしまい、助手席のneoさんに、『セイウチさん、写真撮れないからエンブレ効かせちゃダメですよ!』と、何度も何度も言われたけれど、僕は、この減速感を、何度も何度も味わいたくって仕方がなかったのでした。

610ターボには、ターボが効き出すと、パワーが盛り上がって来るということが、実感出来たという、そんな当たり前の記憶が残っていて、新車に近かった頃までの1速と2速の加速感は、同時期に乗っていた964カレラ2でさえ、遠く及ばなかったという記憶があります。
(当時の自動車雑誌のテストデータでは、大した記録は残していないのですが、少なくとも僕の610ターボの1速と2速の加速感は圧倒的なものでした)

実際、1速でフル加速していけば、3メーターほどのスピーンマークをアスファルトの上に残すことが出来たし、1速から2速にシフトアップすれば、小気味よいキーキーという短めの音を発しながら、タイヤがスリップしているのが判りました。
最初は、こんな素晴らしい感触のエンジンだったのですが、1万キロを超え、2万キロを超え、3万キロを超えてと、段々と走行距離を刻んでいくと、610ターボの体力が落ちて来たのが、実感出来たという、そんな思い出が残っています。
(当時のディラーであったJAX、そしてその後のフランスモータースに何度も持ち込みましたが、残念ながら昔のパワーは取り戻せませんでしたが、今にして思えばターボユニットを含めた本格的なエンジンオーバーホールしてみれば良かったです)

クリオV6には、ターボがないので、回転の上昇と共に、一気に盛り上がるパワーを感じることはありませんが、5000回転を超えても、ストレスなく上昇して行き、ホントのところ、もっと上の方では伸びが良くないのじゃなかと思っていた、そんな僕の想像を見事なまでに裏切った、回して楽しいV6エンジンでした。
硬い足のクルマに乗り慣れてしまっている僕にすると、クリオV6の足は柔らかくは感じます。
でも、ミッドシップとはいえ、市販車ベースではあるので(それがクリオV6の最大の魅力だと僕は思っていますが)、重心は高いハズで、このストロークする足こそが、このクルマの隠れ持っているであろう、そんなトリッキーな動きを抑えているのじゃないかと、僕的には感じました。

neoさんは、『ウルサイ車内!』と言っていましたが、旧車大好き人間の僕にしてみれば、ヒーレー100やジェンセンヒーレーの車内のほうがウルサイし、更にガソリンと排気の臭いでモノ凄いことになっているワケで、このクリオV6の車内の音は、とても快適な部類に感じてしまいました(笑)

いずれにせよ・・・。
今は残念ながら買うことが出来ませんが、やっぱり僕も買いたいと思ってしまいました。
そんなワケで・・・。
21世紀以降に生産されたクルマで、日常的に乗るクルマで、運転して楽しいクルマのマイベスト5に、このクリオV6は、見事にノミネートされたのでした。

(写真はUJ先生、助手席neoさん)
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山田さんのウナギは4回目なのですが・・・。
最初がアウディーA6で、次が997カレラS・PDKで、その次が987ボクスター・PDKで、この日がM君と一緒のアルファロメオ8Cで、なんかデモカーと友達のクルマばかりで行っています。

こうなったら・・・。
自分のクルマで行かない連続記録!
・・・にチャレンジしようかな~あと思っています。

帰りは僕が運転して帰って来たアルファロメオ8C。
(写真はKen先生、助手席M君ですが、どうみても僕のクルマみたいに見えますね・笑)
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この日、ご一緒して頂いた皆さま、お世話になりました。
そして、楽しい1日をありがとうございました!
(写真はUj先生)
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★6月13日★
M君のオースティン・ヒーレー100に乗って出かけました。
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この日は、wataruさんに、987ボクスターSが納車された記念すべき日でありました。
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今度のwataruさんのボクスターは、前のwataruさんのボクスターと違って、フロントボンネットを開けても、アスファルトの道路が見えないようで、何故か僕は安心したのでした(笑)
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僕は、wataruさんの納車が自分のことのように嬉しかったです。
wataruさん、納車おめでとうございます!
(写真はmokuさん)
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★6月某日★
セルフのスタンドで給油して、初めて気付いたことがありました。

それは、給油ノズルに、赤と青と黄色の3種類の色が塗ってあることは知っていたのですが(レギュラー、ハイオク、軽油)、
クルマの給油蓋の裏側には、これと同色のステッカーが貼ってあって、間違えないように注意を促しているのですね。

お恥ずかしながら、国産車をセルフで給油したのが初めての経験という、そんな自分でありましたが、とある巨匠も、こんな日本の常識らしきことを、御存知でなかったので、何故か安心したのでした(笑)
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振り返ってみれば、やっぱりクルマとばかり接していた、この6月前半だったのでした・・・。

by seiuchi-porsche9 | 2009-06-17 01:29 | ウォラス walrus
2009年 06月 15日

Spring Meet 2009 中学生の頃からの夢が叶って感無量!

CG CLUB様主催(後援・㈱二玄社様)のSpringMeet2009が、修善寺サイクルスポーツセンターで開催されました。
そして、僕も参加させて頂きました。

CG CLUBのスタッフの皆さま、㈱二玄社様の皆さま、今年もお世話になりました。
とても楽しいひと時を過ごさせて頂き、心から御礼申し上げます。

詳細は後ほどアップさせて頂きますが、中学生の頃から、毎月毎月、夢中になって読んでいた、あの「CAR GRAPHIC」(中学生時代の当初の名称はCARグラフィック)の憧れの世界が、数十年の月日を経た、この日に、現実のものとなって、遠い昔の僕の夢を叶えてくださいました。

小林 彰太郎氏の「ロードインプレッション」、「それでも車は動く」。
免許も持っていなかった、中学生の僕にとっては、全てが想像の世界で、その想像の世界を、自分の出来る限りの想像力で膨らませて、何度も何度も読み直し、自分の想像力の貧しさに失望し、それは、それは現実とは、かけ離れた、憧れと想像だけの世界でした。

後部座席を体験させて頂きましたが・・・。
E350に後部座席が有ったことを、2シーター大好き人間の僕ではあるけれど、この日だけは、神に感謝したい、そんな心境だったのでした。
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by seiuchi-porsche9 | 2009-06-15 11:15 | ウォラス walrus
2009年 06月 13日

君のMONOは僕のMONO、僕のMONOは僕のMONO!

いつものダラダラとした絵日記は、また次回にさせて頂きます。

いつもながらのことではあるけれど・・・。
またまた、ありがとうです!
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そして・・・。
明日は伊豆で行われる某イヴェントに参加させて頂きます。
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お気軽にお声掛けしてくださいますと光栄です。

by seiuchi-porsche9 | 2009-06-13 12:22 | ウォラス walrus
2009年 06月 07日

オースティン・ヒーレー100と 魔法の鏡!

ご無沙汰しておりました。
5月も終わり、6月に入ってしまいました。

5月の半ば過ぎから、予期していなかった様々な出来事が沢山起きてしまい、皆さまのブログへのご訪問と投稿が、疎かになってしまいました。
過ぎ去ってしまった月日を振り返り、書き留めさせて頂きます。

★5月某日★
polyrhythmさん主催のLPMC第一回mtgに参加させて頂きました。
(カメラの知識は皆無で、写真のセンスはゼロという、そんな僕が参加してしまいました)
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ご一緒させて頂いた皆さま、楽しいひと時をありがとうございまいした。
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★5月某日★
ブログのお友達に、独身貴族である某氏がいます。
そんな彼の生活を改善しようと、彼の住んでいる街に、ゼンマイ仕掛けのお人形を持参して、遊びに行きました。

あまりにも急な訪問だったようで、他に用事があるとのことで、ゼンマイ仕掛けのお人形をお見せすることが出来ませんでした。

某氏に、電話で断られてしまった僕ではありましたが・・・。
お陰さまで、ゼンマイ仕掛けのお人形2体と、僕は楽しく遊びましたと、ご報告だけさせて頂きます。
(後悔しなくて大丈夫ですが、後悔するのは僕的には嬉しいことではあります・笑)
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★5月某日★
4月頃から、ダイエット中の僕だったのですが・・・。
1個ぐらいはと、許してしまったら・・・。
1個が2個になり、2個が3個になり、気付けば7個という、そんな優柔不断な自分に簡単に変身してしまいました。
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僕のダイエットはいい加減なことになり、今や体重増加中の再成長期を迎えています。

★5月某日★
仕事で、横浜に行きました。
この日は、もう殆ど乗る機会がなくなってしまっていた、レガシー3.0Rで行きました。
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このレガシーは、何をするにしても、とても便利なクルマだったのですが、最近は、乗る機会が極端に減って来てしまっていて、この1年あまりの期間では、3000キロほどしか走っていませんでした。
親友M君が、仕事で使うとのことなので、このレガシーを、M君に譲る約束をしました。

もし、何処かに不具合を抱えたまま譲ってしまうと、M君との友情にヒビが入ることになりそうなので、不具合を探す目的もあって、この日は、レガシーに乗って行きました。

久々にステアリングを握ったレガシーでしたが、M君に譲るのが、惜しくなってしまったほど絶好調のクルマでした。
この状態ならば、出会いから19年目を迎えている、そんなM君との友情にも、大きなヒビが入ることも無さそうで、ほっとしました。

過去の経験として・・・。
不具合箇所は全て伝えたつもりでも、その受け取り方に差があったことがありました。
僕に我慢出来る不具合であっても、他の方にすると、我慢出来ないことだったりすることもあるワケです。
だから、今の僕は・・・。
自分のクルマは、(いつでも気軽に仲良く話し合いが出来るような)本当の意味での親しい人にしか、譲らないと決めています。
そして、今の僕は・・・。
手放す相手が親しい友人であっても、たとえ見ず知らずの買取専門の業者さんであったとしても、抱えている不具合箇所の全てを修理してから、手放すことに決めています。

コストを掛けて手放しても、その掛けたコストが、そのクルマの買い取り相場に、上乗せされるハズがないのが、この世界の常識です。
でも、大袈裟に言うことが許されるならば・・・。
僕の人生の中で、もう何十年という、そんな長期間に渡って、この僕を楽しませ続けてくれている、そんなクルマに対する、そんな僕からの、ホンノささやかな御礼の気持ちなんだと思っています。

こんな書き方をしてしまうと・・・。
あたかも僕は、クルマに対して愛着を持っている、そんな超善人に見えてしまいます。

でも、残念なことに・・・。
僕は、(所詮はモノであると思っている)クルマに対して、1度たりとも愛着という感情を抱いたことがない人です。
だから、僕は、超善人なんかじゃないのです!

学生時代のバイト先であった、あの怪しい中古並行専門のクルマ屋さんで、自然と覚えてしまった、あの悪行の数々を、その後の社会人に成っても、知らず知らずと繰り返して来てしまったワケで、今にして思えば、見ず知らずの沢山の人達に、きっと大きな迷惑を掛けて来たのじゃないかと、反省している部分が多々とあって、それを今更ながら、許して貰おうと企んでいる、そんな単なる偽善者が、今の僕の本当の姿なんだと思っています。

もの心というのが芽生えてから、その後の今日の今日までの僕の人生の中で・・・。
僕は、クルマを趣味の1つとして、過ごして来ました。

まだまだ途中経過ではりますが、今日までに170台以上のクルマに乗り換えることが出来たことは、良きしにしろ悪きにしろ、クルマと接していることが大好きという大前提が有ったにしろ、雑学としての自動車業界の裏表を、完璧とまでは言えないまでも、今直ぐにでも、この業界にならば転職出来るぐらいの、その程度の最低限の知識を、見に付けていたからではないかと、僕は勝手に思っています。

ここで言うところの、最低限の知識とは、クルマを手放して後悔するとか、中古車を購入して後悔するとか、そんな不安感や心配心を抱くような、そんな場面に遭遇することが、完璧なまでに自然の結果として排除出来ていて、クルマと一緒に暮らしていていると、もしかしたら起こり得る可能性が有るという、そんなクルマに関する、起こり得るであろう、そんな全ての交渉事のたぐいに関することで、実際には目に目えない、影の部分のことを指してはいます。
この起こり得る、全ての事柄に関して、自分1人だけで対処出来るように成っていれば、業界人としての最低限の知識は持っているのではないかと、僕的には思っているワケです。

でも、こんな思考回路に基づいて、クルマと接していると、交渉相手の心の裏側なんかも、垣間見れてきてしまうワケで、相手にとってはクルマは単なる商品、中古車は相場ものというよりも、心理ゲーム的な要素が大半を占めるものと感じてきてしまい、僕にとっても、もうクルマは単なるモノでしかないと感じてしまい、大好きなクルマの筈なのに、その心とは裏腹に、クルマに対して、愛着が湧くというような、そんな人間的な感情の対象物とは、無縁の存在の単なるモノになってしまい、趣味の対象物という、そんな素敵で、素晴らしい存在で有るのだと判ってはいても、単なる商品にも思えてしまう、いつも冷静な自分が居て、僕の頭の構造は、ホントに壊れているのじゃないかと、思う時が度々あります。

数々の悪行を見てきた結果があって、そして、数々の悪行に自らも関わってきた結果があって・・・。
その、それぞれの経緯と結果を、僕の過去の出来事として、僕の胸の奥深くに、思い出として積み重ねて刻んで来た、行為そのものが、僕が今までに、身に付けて来た、クルマとの関わり方に関しての、冷静なまでに冷たい判断力の、その全ての感情の源になっていることは、明らかなことだと思っています。

今日の今日まで、こんなふ~な感情を抱きながら、大好きなクルマと接して来たことを、少しも後悔はしてはいませんが、仮に、僕が生まれ変わって、また人生を繰り返すチャンスを得られたとしたら、その時の僕は、クルマ関係のバイトだけは、選ばないとは決めています。
いいえ、あの怪しいクルマ屋でのバイトだけは、絶対に選ばないと決めているのです。
(もう時代が違うので、今では、そんな怪しく危ないクルマ屋さんの存在すら有りませんが)

もう1度だけ、繰り返させてください。
クルマと接して来て、今までに関わった、その全ての出来事に関して、僕は、全く後悔はしていませんが、ホンノ少しばかりは反省はしているみたいです。

横浜では、開港150周年を記念して、赤レンガでも催事が開催されていました。
この日の僕は、何故か現代のZなんかではなく・・・。
240ZG、コスモスポーツ、117クーペといった国産旧車に、とても惹かれていました。
それは、きっと・・・。
多少は、大人に成れたと思う、そんな自分で、もう1度だけ、あの時代を走ってみたいと、感じたからなのでしょう。
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さて、次は、やっぱり大好きな、クルマの話題になります。
★5月某日★
僕は、自動車免許を取得してから、30数年が経ちました。
どんなに少なく見積もっても、学生時代は、毎年50種類以上、そして社会人に成ってからは、毎年20種類前後のクルマのステアリングを握っています。
こんなふ~に振り返ってみれば、(重複した車種を除いたとしても)軽く500種類以上のクルマを、運転する機会があったと思っています。

そんな僕に、衝撃を与えてくれたクルマは、何台もありました。

ベスト10を選ぼうとすれば、そんなことも可能だとは思っていますが、ベスト1を選べと言われれば、それは、やっぱり中学の時に、夜中になると、父に隠れて無免許で乗り回していた、あの トヨペット・コロナ ということになるようで、初めて手を繋いだ、あの初恋の子Mちゃんを、今でも時々思い出すのと、同じようなことのようで、クルマの性能云々ということや、Mちゃんの容姿や性格云々ということよりも、何もかもが初めての経験で、心臓が破裂してしまうほど、ドキドキした、そんな自分だった、その瞬間を共にした、その相手のことこそが、後々になっても、深く印象に残るということに、僕の場合は成るみたいです。

最近の僕は、どんなクルマのステアリングを握っても、麻痺状態になっているようです。

多分、自ら勧んで作り上げてしまっている、僕のクルマに関しての日常的な環境が、過去も今もクルマと触れ合うことが中心に成り過ぎていて、もう何を運転しても刺激と感じられない、そんな鈍感な自分に、僕自身が育てあげてしまったみたいです。

50人の生徒が存在する、そんなクラスがあって、男子生徒は、僕と、もう1人の2人だけで、あとの残りの48人の生徒は、全て女子生徒で、女の子と話せることだけで感謝しなければ!という、男子校に通っていた、あの当時の僕にとっての、そんな基本的かつ、もっとも大切なことを、僕は忘れかけているのカモしれません。
(だから、暖かく、かつ気軽に僕にクルマを貸してくださる関係者様の皆皆様には、感謝の気持ちを忘れかけていると深く反省している最近の僕でもあります)

そんなふ~に、麻痺状態の僕だったのですが・・・。
この日は、記憶に残る運転したクルマのランキングで、いきなり僕のベスト10の上位に、ランクインしてしまう、そんな衝撃的なことが起こりました。

僕にとっての衝撃的な物語になったワケですが・・・。
この物語は、親友M君が、納車されたばかりのクルマで、遊びに来てくれたことから、始まりました。
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衝撃を受けた、このクルマに関しての、大雑把な説明から書かさせて頂くことにします。

フロントスクリーン(フロントガラス)は、下記の写真のように起こすことも出来るし、上記の写真のように、倒すことも出来ます。
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このクルマは、オースティン・ヒーレー100といい、僕が子供の頃に憧れ続けていた、あのオープン2座の英国車の1台になります。

オースティンという車名は、MINIが1番有名ですが、このオースティン・ヒーレー100は、MINIが登場する以前のクルマになります。
このオースティン・ヒーレー100は、あの有名なカニ目(オースティン・ヒーレー・スプライト)よりも、先に登場していて、4気筒OHVのエンジンを載せていました。
(オースティン・ヒーレー100・4気筒、カタログ写真から)
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カニ目(オースティン・ヒーレー・スプライト)の登場と同じ頃に(1959年)、オースティン・ヒーレー100(4気筒)は6気筒エンジンを搭載して進化して、後々には、オースティン・ヒーレー3000と呼称も変わっています。
(カニ目、1959年カタログ写真から)
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(まるで「CAR検」に出出題されてしまうような、面倒なお話ではありますが)
オースティン・ヒーレー・スプライトを「スモール・ヒーレー」と呼び、オースティン・ヒーレーを「ビッグ・ヒーレー」と呼ぶのが、一般的なのですが、4気筒モデルであったオースティン・ヒーレー100は、オースティン・スプライトが、まだ登場していない頃のモデルなので、オースティン・ヒーレー100は、オースティン・ヒーレー3000とは、外観は類似していても、厳密に言えば、「ビッグ・ヒーレー」とは呼びません。

(オースティン・ヒーレー100・6気筒、1956年カタログ写真から・・・102馬力・・・57年以降117馬力)
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簡単に覚えるならば、オースティン・ヒーレー3000を「ビッグ・ヒーレー」と呼びワケでもなく、6気筒エンジンが搭載されているから、ビックと呼ぶのでもなく、オースティン・ヒーレー・スプライトを「スモール・ヒーレー」と呼ぶことに対しての、排気量の違いからくる、ヒーレーの中での車格の違いから「ビッグ・ヒーレー」という呼び名になるようです。
(オースティン・ヒーレー3000、1960年カタログ写真から・・・・124馬力・・・61年以降132馬力)
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(オースティン・ヒーレー3000、1963年カタログ写真から・・・150馬力・・・68年生産終了)
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センターロックの鉄チンワイヤーホイールは、僕の子供の頃の憧れのクルマでした。

フロントミドシップに搭載されるエンジンは4気筒2660cc90PSなのですが、M君のクルマは、110PSを発揮するチューニングキットを組み込んだ100M仕様という、貴重なクルマになります。
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さて、運転することに対して、僕は、どんな衝撃を受けたのか、説明させて頂きます。
先ず、このクルマの工場出荷誕生日は、1954年6月30日ということで、まだ僕が生まれていない時に、生産されたクルマです。

キーを差し込んで、スタートボタンを押して、エンジンを掛ける儀式は、最近のクルマでも、普通の出来事になっていて、こんなことでは、僕は衝撃を受けたりはしません。

それよりも、フロントスクリーン(フロントガラス)を倒したまま走りだしてしまったら、僕の目線での視界は、こんな感じで、僕が、運転するのに必要とする、最低限の周囲の情報さえ、視界から消えてしまっていました。
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ドライバーズシートから、腰を浮かして、上半身だけ背伸びさせるという、なんとも滑稽なスタイルで運転すると、前方の視界は、この程度までは広がります。
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フロントウィンドウの上からではなく、ダッシュボードに取り付けられたルームミラー越しに捉える、後方視界は抜群で、バック走行が得意な僕としては、全ての公道を、バックのままで走行したほうが、安全に走れるのではないかとも、思ってしまいました。
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そして、このクルマの燃料計なんですが・・・。
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壊れているようで、いつも何処かで、ガス欠してしまって、立ち往生してしまう、そんな光景に憧れ続けている、そんな僕にとっては、この燃料計から得る情報から、ガソリン残量を正確に把握するのことが、とてつもなく難しそうで、この壊れた状態の燃料計を見て、こんな楽しみ方を、見落としていたと思ったのでした。
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経年変化からか、110馬力もあるクルマには、感じられませんでしたが、そこそこのパワーはあって、誕生から、半世紀以上過ぎた2009年の街中の、交通の流れを乱すような、そんな心配は全く不要でした。

今の時代の交通の流れに乗れないような、そんなクルマだったら、僕は、衝撃を受けたりせずに、単に、半世紀以上過ぎ去った、とても旧いクルマを運転したと、記憶に残っただけだったと思っています。

僕が、衝撃を受けたのは、クルマの性能そのものは、現代の世の中でも、交通の妨げに成らないほどあるにも関わらず、このクルマを、現代の交通の流れに乗って走らせることが、とても難しかったからなのでした。

生まれて初めて、クルマを運転した、あの時の、あの瞬間の感動が、このクルマにはありました!

つまり、自分の思い通り、自分の意のままに、クルマが操れなかった、あの時の、あの瞬間の感動が、このクルマにはありました。
左右に10センチ近くはあるのじゃないかと思う、そんなステアリングの遊びは、単なる旧いクルマの象徴ではあります。
大昔の映画で、クルマが登場する場面で、ドライバーがステアリングを左右に切って、常に修正している、あの場面を思い出させることはあっても、運転に対して、感動を与えるものではありませんでした。
(ただ、この遊びの大きさで100キロ以上で走りたいとは思いませんでしたが)

全長3880、全幅1540という、小柄なボディーからは、想像も出来ないほど、小廻が全く効きません。
ノンアシストのステアリングであっても、重さは感じません。
重くって、ステアリングを切れないのではなく、切っても小廻が全く効きません。
思い通りに成らない、女の子の魅力と同じように、思い通りには成らない、こんなクルマを運転することは、時には、とても楽しいことに感じる、そんな自分がいます。

では・・・。
何故、それほどまでに、運転することに対して、新鮮な感動を覚えたのかというと、数十キロ走ったとしても、完璧には、身体に覚え込ますことが出来なそうな、このシフトパターンによるところが、最大の出来事だったみたいです。
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右ハンドルであっても、左ハンドルであったとしても、フロアーシフト・マニュアルのシフトパータンとしては、乗り手を選ぶ、最高な仕組みなんじゃないかと思ってしまったワケです。

M君のクルマは初期モデルなので、3速のクルマです。
2速発進をすることは、可能であったとしても、クラッチに相当な負担を強いることになりそうで、ご法度です。

M君のクルマは、右ハンドルなので、シフトノブを、手前にチカラ強く引いて、ギアを入れることは、とても簡単な動作に成るのですが、その位置ではリバースです。
シフトストロークの長い、そんな時代のクルマですから、自分の感触だけを信じて、1発で1速に押し込むには、それなりの練習が必要そうです。

そして、3速の状態で、このオーバードライブのスイッチを入れれば、3速は、よりハイギアーに使うことが出来るという、70年代のMGBにも備わっていた、3速プラス1速という、そんなオーナーでないと、判らない仕組みになっています。
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そして、下記の写真を見て、これが何なのか、判る人は殆ど居ないのではないかと思っています。
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左のスイッチはスタートボタンですが、ステアリングの中央に君臨しているのは、ウィンカーのスイッチです。
このスイッチを右に入れれば、右のウィンカーが点滅して、左に入れれば、左のウィンカーが点滅します。
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曲がり終わって、ステアリングが戻ったからといって、ウィンカーの点滅は、自然には止まりません。
ウィンカーの点滅が、もう不要と、ドライバー自身が判断したら、このスイッチを元の位置に戻します。
とてつもないほど、原始的な仕組みなのですが、自分の意思で運転しているということが、低次元の世界でも、味わうことが出来て、街中を法定速度で走っても、このクルマのドライバーだけは、独りこっそりと、運転を楽しめてしまうのではないかと思う、そんな不自由な素晴らしいアイテムでありました。

クルマに対して、その運転方法を練習しなければイケナイという、そんな感動が、もう何十年も忘れかけていたワケで、そのことが、とても新鮮に感じて、そして感動したというワケなんです。

そして、チョットばかり、お茶をした後に・・・。
『帰りも運転していけば・・』
と優しく言ったM君ではあったけれど・・・。
「チョットばかり疲れちゃたから、助手席で帰る」
と言ってしまった僕でした。
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そんなワケで、ナビシートに座っていたのですが・・・。
ここで僕は・・・。
あることに気付きました。
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とても気になってしまい、帰ってから調べてみました。
右ハンドルの国、イギリスのクルマであっても、このオースティン・ヒーレー100は、左ハンドルの国、アメリカに輸出することを、目指して作られたクルマだったということでした。

つまり、センタートンネルの左端から立ち上がっている、このシフトノブと、このシフトパターンも・・・。
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左ハンドルの輸出仕様と同じ位置にあるようで、このオースティン・ヒーレー100の基本設計は、北米輸出をテーマにして、作られたのではないかということでした。

M君、今回もお世話になりました!
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★5月某日★
昔から、自分の願いが映り出せる、そんな魔法の鏡を、頼りにしていると信じている、そんな人に、届いていたらと、思っていました。
つまり、自分の思いを、誰かに判って欲しいと願っていた、そんな時代がありました。

今の僕に、長男から魔法の鏡が届けられたとしたら、きっと、こんなものが映っているハズと思い、長男を、大学から徒歩5分の場所に独り暮らしさせることにしました。

きっと、彼には永遠の思い出に成るのだと思っています。
(父親の希望で東京タワーが見えまる部屋ではあります)
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★5月某日★
大学時代に父親と冷戦状態だった 『次女MY LITTLE FLOWER PRINCESS 』 がいます。
今の僕に、次女から魔法の鏡が届けられたとしたら、きっと、こんなものが映っているハズと思い、次女にクルマを買ってあげました。
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こんなにも、嬉しそうな彼女を見るのは、久しぶりで、魔法の鏡遊びは、これからも僕のメインテーマに成りそうではあります。
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by seiuchi-porsche9 | 2009-06-07 13:13 | ウォラス walrus