2009年 10月 31日
思い返せば・・・。 エンジン不動で、いつもの修理屋さんの助けを借りてしまったのは、桜満開の4月(今年)の出来事だったのでした。 我がジェンセン・ヒーレーは、初年度登録が1975年11月という、34年も前のクルマであります。 1975年11月から、毎回車検を受け続け、それは、1996年11月の車検まで継続していました。 1996年11月に車検を受け、その車検が満了した1998年11月からは、暫くは乗らずに、我がガレージに、放置したままでありました。 96年から98年頃の僕は・・・。 まだまだ仕事が忙しかった時代でした。 96年から98年頃は、そんな真面目な生活をしていたので、ジェンセン・ヒーレーには殆ど乗る機会がなく、98年に車検が切れてからは、ガレージの中で放置したままでありました。 大学4年に次女が進級し、大学に長男が入学したのは、車検切りから9年経った2007年4月のことだったのですが、僕は、この時に、ジェンセン・ヒーレーに乗りたくって仕方がないという、そんな衝動にからわれました。 その衝動が起きた理由は、『( FORGIVE ME ) MY LITTLE FLOWER PRINCESS !』 というタイトルで、以前に投稿させて頂きました。 9年間も、ガレージの片隅に、放置してあったジェンセン・ヒーレーは、キャブレーターの中のガソリンは、蒸発していたのはモチロンのこと、ガソリンタンク内のガソリンも、見事なまでに腐っていました。 そんな状態で、エンジンはモチロン掛からなかったのですが、それ以前に、何よりも困ったことが起きていました。 それは、なんともダラシガナイ話なのですが、僕はジェンセン・ヒーレーの鍵を、全て紛失してしまっていて、何処を探しても見つかりませんでした。 左右のドアーの鍵はロックしないで、ガレージに置いてあったので、車内には入れるのですが、エンジンは掛けられないし、給油蓋も鍵式なので、ガソリンも給油出来ないし、鍵式のリアトランクフードも開けられないという、そんな最悪な状態でした。 いつも、お世話になっている修理屋さんとの出会いは、僕が大学生だった頃からなので、早いもので、もう30年以上の付き合いになりました。 正規ディラーがあるクルマの修理は、僕は、基本的には正規ディラーにお願いしているのですが、このジェンセン・ヒーレーのように、もうパーツが手配出来なくって、誰にお願いしていいのか判らない状態になってしまった故障や、僕がパーツを支給しての修理は、いつも、この修理屋さんの助けを借りさせて頂いています。 「鍵は壊しちゃっていいので、全てお任せします」 と、僕は言いました。 『お金掛けない方法で、何か考えろということね・・』 と、笑顔で答えてくれて、いつもの如くではあるけれど、この時も、僕の心の中は、読み切られていました。 鍵を紛失する前のジェンセン・ヒーレーは、セルモーターの歯が何か所か欠けていしまっていて、歯車が上手に噛み合わない時には、セルは回りませんでした。 セルが噛み合わず、エンジンが掛からない時には、ギアをニュートラルにして、サイドブレーキも下して、僕は、1度クルマから降りていました。 そして、ジェンセン・ヒーレーの後ろに回って、両手でジェンセン・ヒーレーを数十センチほど押してから、またドライバーズシートに戻って、エンジンが掛かるか確かめていました。 1回、押すだけで、運良くエンジンが掛かる時もあるし、セルモーターの歯車が欠けている箇所で、まだ噛み合っていて、エンジンが掛からない時もありました。 掛からない時には、エンジンが掛かるまで、何度もクルマを少し動かして、歯車が欠けていない箇所を探して、噛み合わせるという、なんとも原始的な方法で、エンジンを掛けていました。 クルマと接している時に、僕は、こんなふ~に、自分の意のままには成らないという、こんな不自由の中の自由さこそが、最高に楽しい瞬間なので、この不具合が大のお気に入りではありました。 修理屋さんの社長が、これは、やっぱり不便だろうということで、イグニッションキーをオンの位置まで廻して、あとはスターターボタンを押して、セルモーターに直接電流を送る方法に改造してくれたのは、97年の車検の時でした。 そして、2007年に、9年ぶりに車検を受けようと思った時に、イグニッションキーを紛失してしまったことに、気づきました。 (ドアーと給油蓋とトランクキーはエンジンキーとは別なのですが、僕は両方とも紛失しました) 鍵を紛失してしまうと、スターターボタン(スイッチ)を押す動作まで、辿り着けなくなってしまい、エンジンを掛けられない状態になってしまいました。 そこで、2009年に車検を受ける時には、思いきった方法で修理してくださいました。 ダッシュボードの下側から、イグニッションキーのシリンダーを1部分壊して、黒のスイッチをシリンダーにダイレクトに差し込んて、ダミーのイグニッションキーが差し込まれている状態にしてくれました(黄色で囲んだ箇所)。 この黒い強化プラスチック製のスイッチは、使わなくなった古いガスレンジのスイッチを流用しているので、なんとも凄いアイデアであります。 そして、ガスレンジのスイッチなので、とても使い易いです。 このイグニッションキーの替わりのガスレンジの黒いスイッチは、普通のクルマの鍵のように、外すことは出来ないので、いつでもエンジンが掛けられます。 僕には、ジェンセン・ヒーレーという、あまり価値が有るとは言えないクルマを、誰かに持ち去られることなどないと思っているのですが、修理屋さんが、このままでは、盗難の可能性もあるので、サブキーを付け加えてくれました(赤色で囲んだ箇所)。 この小さなサブキーは、自転車用の鍵からの流用品なので、精度は期待出来ませんが、コストの掛けなさでは、群を抜いている修理屋さんだと、僕的には思っています。 この追加してくれたサブキーの配線の中間には、10アンペアのヒューズをかませてくれてあったのですが、10アンペアのヒューズだと、時々、飛んでしまうので、20アンペアのヒューズに、最近、交換して貰いました。 そして紛失してしまった、ドアーキーと・・・。 給油口キーと・・・。 リアトランクのキーは、シリンダーだけ新たな共通のモノと交換し、全て新たな共通のキーで使えるようにしてくれました。 キーヘッドがソアラ用なのは、ご愛敬ということのようです。 (ここの修理屋さんは、基本的には国産車専門の修理屋さんなので流用パーツも日本製が殆どです) クルマの鍵を紛失してしまった場合の、対処方法には、何通りかあると思っています。 このジェンセン・ヒーレーへの対処方法を、邪道だと感じる方もいらっしゃるとは思っていますが、名車と呼ばれるクルマならば、いざ知らずですが、このジェンセン・ヒーレーのように、その種のクルマとは遠い存在のクルマならば、こんな対処方法でも、良いのではないかと、僕は思っています。 いや、僕にとっては、イヤな顔をひとつせずに、困った時には、いつも笑顔で助けてくれる、この修理屋さんの対処方法が、いつもベストな選択肢だと思っています。 家の玄関の鍵を、ディンプルキーと交換する料金と同じぐらいの請求しか来なかったので、この点でも、やっぱり、僕にとっては、「困った時の神頼み的」な、そんな修理屋さんなんだと思っています。 こうして、この時は、紛失した鍵の件は解決して、腐ったガソリンも抜き出して、2007年4月に車検を受けて、乗っていたワケですが、9年間の放置には、かなりの無理があったようで、決して絶好調ではありませんでした。 今年の4月に、車検が切れるのを機会に、このジェンセン・ヒーレーに、少しばかり情熱を注いでみることにしてみました。 先ず最初は、キャブレター (carburetor)が原因で、立ち往生して助けを借りてしまったので、キャブレターに、情熱を注いでみることに決めました。 これに情熱を注ぐには、3通りの方法が浮かびました。 (1)リペアパーツを使用して修理する。 (2)いっそのこと、新品のウェバー製キャブレターに換装する。 (3)現在のストロンバーグ製のキャブを完全にオーバーホールする。 (1)の方法は、1番割安ではあるけれど、今後10年間に、何も手を加えずで済むという、そんな万全な解決方法ではないので、(1)の方法は、最初に選択肢から外れました。 (2)の方法は、ストロンバーグ製から、子供の頃に憧れた、あのウェバー製になるので、とても惹かれる選択肢には、思えました。 でも、この(2)の方法だと、人の道から外れていない正道のように感じてしまい、何よりも、意外性を好む僕にとっては、僕の選ぶ方法ではないと思い始めてしまい、キャブレターを1度取り外して、その取り外したキャブレターを、キャブレターオーバーホール専門業者さんに持ち込んで、それを預けて修理して貰い、また、引き取りに行って、オーバーホールした、そのキャブレターを、また取り付けるという、どう考えても、1番面倒な方法の(3)を、あえて選択することにしました。 (旧車はオリジナルが大好きという理由もありましたが) そして、キャブレターをバラシテ、組み直しして、交換して貰ったパーツが、下記の写真です。 簡素化されたリペアパーツを使用しての修理とは違って、キャブレターを完全に分解して組み直しているので、交換されたパーツは多種になっています。 交換されたフロートやフロートバルブを眺めていると、何故か便器の内部構造が、思い浮かんで来てしまいました(笑) そして、完全にオーバーホールされたキャブレターを、元と同じ位置に取り付けました。 キャブレターの取り外し・取り付け、そしてオーバーホールと、これらの全てで、16万ほど掛かりましたが、登録後34年目にして、初めてのキャブレターのメンテナンス費用になるワケですから、それだけで、自分を納得させることも出来たのですが、それよりも、キャブレターを完全オーバーホールした、その効果は絶大で、アイドリングは安定しているし、7000回転近くまでスムーズに回って、とても気持ちが良いです。 (キャブとエンジン本体の間に使われているインシュレーターは以前のモノをそのまま使用しました) エンジンが不調な時には、ロータス製4気筒DOHC・16バルブエンジンであったことも、忘れかけているほどだったのですが、エンジンが快調になると、960キロの車重に、140馬力という組み合わせは、今の僕には、必要にして十分で、1速と2速の伸びも加速も(ゲトラーク製5速)満足出来るもので、その気になれば、街中の交通の流れを、僕自身が作り出すことも可能なほどです。 因みに、シフトレバーのリバースは、ノブを下に押すでも、上に引きあがるのでもなく、単に、通常のシフトパターンの1速に入れるように動かせば、スムーズに入ってしまうので、この変形シフトパターンに慣れないと、1速に入れたつもりで走り出せば、そのままバック走行してしまいます。 シフトパターンは、914と同じですが、ストロークが短いのと、シフトそのものも、914より使い易い位置にあるので、いとも簡単に1速に入ってしまい、914よりも、更に注意が必要ではあります。 話は替わりますが・・・。 旧車に乗ると、いつも感じることがあります。 それは、夜になっても、今の世の中は、こんなにも明るいのかということであります。 60年代や、70年代は、今の世の中と違って、街灯も少なくって、街並みが暗かったと記憶しています。 走行中のクルマのドライバーからみれば、車外が暗ければ、ヘッドライトが、さほど明るくなかったとしても、必要十分に明るく見えるワケで、車外が暗ければ、メーターパネルを照らす電球の、それが発する光量が、さほど多くなかったとしても、鮮明に見えていたワケです。 今の世の中でも、真っ暗な山道や、真っ暗な海岸を歩く時に、単1電池が2本直結の、僅か3ボルトの懐中電灯でも持っていれば、その懐中電灯の照らす先は、とても明るく感じると思います。 でも、20畳や30畳という、そんな広めの部屋で、その部屋の中に、僅か27ワットのインバーターのダウンライトが、1つだけ点灯していれば、そんな懐中電灯は、殆ど用をなさないことでしょう。 27ワットの(ダウンライト用の)蛍光灯は、白熱電球100ワットと同等の明るさがあるのが、現在の世の中です。 およそ4分の1の消費電力で、同じ明るさを得られるのが、、昔と現代の大きな違いで、エアコンにしろ冷蔵庫にしろ、毎年のように、全く同じ性能を持ちながら、消費電力が減少していっています。 ジェンセン・ヒーレーが生産されていた、70年代前半から、現在の2011年にまでの間には、クルマだけに限らず、電気製品も、住宅も、電車も、もう目に飛び込んでくる、全てのモノというもがモノが、技術の進歩を感じさせられるモノばかりです。 遠い昔の子供だった頃を思い返してみれば、60年代の一般家庭の電気は、20アンペアとか30アンペアで、両側の先端が?マークのように曲げられた形をした、10アンペアのヒューズを、2個とか3個とかを使って、2回路か3回路しかなかったワケで、それを分電盤と呼ぶには、あまりにも貧相な仕組みだったのでした。 チョットばかりオジンな人や、チョットばかりオバンな人ならば、電気製品を同時に使用すると、容量オーバーで、ヒューズが切れたり、ブレーカーがよく落ちたという、そんな苦く甘い経験があると思います。 クーラー(エアコンの時代ではないので)やテレビが全室にある時代ではなく、家庭内で使用する電気製品も、数少なかったという、遠いそんな昔で、単層200ボルトの電化製品なんって、聞いたこともなかった、そんな遠い昔のお話ではありますが、そんな時代に作られたクルマは、やっぱり、そんな時代をも反映して、今でも生きているようです。 つまり、僕のジェンセン・ヒーレーのヒューズボックスには、ヒューズが3本しか有りません。 つまり、3回路しかなくって、各10アンペアの合計30アンペアという仕組みのクルマであります。 ヘッドライト、スモールライト、ウィンカー、テールライト、ストップライト、ラジオ、ワイパーモーター、ヒーターブロア、ホーン、室内灯、各メーター照明・・・・ジェンセン・ヒーレーという家庭には、こんな感じの電化製品しか備わっていないので、3回路30アンペアでも、充分なクルマではあります。 3回路ということは、家庭内の電気を例にして、簡単に説明すれば、コンセントが3ヶ所あるのと同じではあります。 この3ヶ所のコンセントの差し込みに、それぞれ、テーブルタップを差し込んで、タコ足配線しているのが、僕のジェンセン・ヒーレーであります。 そして、そのタコ足配線された各々のコードは、電装パーツの取り付け位置によって、長さは違うし、電装パーツの使用電気容量によって、太さも違っています。 バッテリーからの電流は、ヒューズボックスを介して、全てのコード(電線)に、流れて行きます。 ヒューズボックスには、オンとオフの切り替え機能はないので、常にコードには、電流が流れています。 太いコードには、より多くの電流が流れ易く、細いコードには、それよりは少ない電流が流れることになるのですが、旧車にとっては、これが曲者で、スモールライトもワイパーも使用していないのに、いつも少しづつ放電しているのと同じ状態です。 電気製品の進歩とは、無縁の世界に居るのが旧車なので、ジェンセン・ヒーレーは、昼間のアイドリング状態では、ボルトメーターが12ボルトを切っています。 今回の車検で、ダイナモをオーバーホールしたのですが、ダイナモは直流整流子発電機で、発電能力を調整する機構は付いていません。 (エンジンルームからは地面が見えるので、あえて靴を置いてみました) 夜、ダイナモを使用している自転車に乗ると、速度が上がれば、ライトは明るくなって、速度が落ちれば、ライトは暗くなり、停止すれば、ライトは完全に消えてしまいます。 大雑把に説明すると、僕のジェンセン・ヒーレーは、この自転車のダイナモと似たようなものです。 旧い人であれば、バッテリーやダイナモが寿命を迎えてくると、ガスペダルを踏み込めば、ウィンカーの点滅が早くなったり、ガスペダルを踏み込めば、ヘッドライトが明るくなるという、そんな経験をしたことがあると思いますが、僕のジェンセン・ヒーレーも、この種のクルマであります。 (エンジンの回転数が増せば、ベルトで繋がっているダイナモは電力を発生してバッテリーに蓄えるという仕組みなので) 現代のクルマの発電機は、ダイナモではなく、オルタネーターを使用しています。 オルタネーターは、交流発電機ですが、整流器も備えているので、直流電力に変換して、バッテリーに蓄えていきます。 そして、なによりも、オルタネーターには、アイドリング時に、電装品を使用して、電力が不足気味の時には電力を増やし、エンジンが高回転で回っている時には、定格電圧を超えて充電しないICレギュレーターが備わっています。 旧車でダイナモを使用しているクルマでも、ICレギュレーターが備わっているオルタネーターに交換可能な場合もあります。 近い将来に、僕のジェンセン・ヒーレーもオルタネーターに交換するつもりでいますが、今のダイナモを使用している限りは、バッテリーは消耗品と考えて、車検毎に交換しようと思っています。 (今回の車検でも交換しました) いずれにせよ、ボルトメーターの針が12ボルトを切っていると充電不足と不安を感じ、ボルトメーターの針が12ボルトよりも上にあっても、過充電していないかと不安に感じてしまう、そんなダイナモを使用しているクルマを運転することは、それなりに特別な楽しみ方があるとは、思っています。 LUCASのヘッドライトに大きな傷が付いてしまったので、英国車には不本意ながら、HELLAのヘッドライトに交換しました。 それと同時に、ヘッドライトの配線を、バッテリーから直結にして、新たに作りました。 丸目2灯のヘッドライトなので、下目と上目と別々に、配線の中間にヒューズをかませました。 イエローハットで、ETCを付けて貰いました。 ヤフオクで落札し、CDも聴けるようにしました。 これで、完璧と思って、いざドライブに出かけました。 その日は、夜のドライブで、交換したヘッドライトは、とても明るかったです。 明るくって運転し易いな~あと、快調に走っていたら、ヘッドライトのヒューズが突然と飛びました。 それならば、上目で走ろうと、ヘッドライトを上向きにして走りました。 さすが上向きで、明るくって、とても走り易かったです。 と、思ったのも、つかの間で、今度は、上向きのヒューズが飛びました。 街灯だけが頼りになってしまい、とても怖い夜のドライブになりました。 (その後ヒューズを15アンペアから20アンペアに交換しました) 暗闇を疾走した翌日に、また予期せぬ出来事が起きました。 ブレーキのマスターシリンダーが壊れて、ブレーキペダルを踏んだら、床についてしまいました。 幸いなことに、大した速度も出ていなかったので、ステアリングを左右に切って、抵抗を増やして、サイドブレーキを使って、最後に1速に入れたら、なんとか止まりました。 国内にはパーツがなさそうなので、アメリカより個人輸入しました。 ついでなので、他のパーツも購入して、総額は、こんな感じでした。 (他に消費税が1500円) マスターシリンダーを交換したついでに、ブレーキホースもステンレス製のものに交換しました。 交換後のブレーキの効きは、今までとは比較に成らないほどで、ブレーキ関係のメンテは、やっぱり、とても大切なのだと、実感しました。 そう思い始めた僕は、タイヤを交換しました。 今まで使用したのは、GOODYEARのDUCAOというタイヤで、数百キロほどしか走っていないので、溝は沢山残っていました。 溝は沢山残っていたのですが、気になって確認したら、1996年産のものでした。 今回、交換したのは、ミシュランのXM1というタイヤで、サイズはジェンセン・ヒーレーの純正サイズ、185/70の13インチです(以前も同サイズ) 4本タイヤを交換して、3万円代ですから、もっと早く交換してあげれば良かったと、後悔しています。 8月3日に車検を受けた、我がジェンセン・ヒーレーは、こんなふ~に、僕と接して暮らしています。 前回の車検期間の2年間では、僅か300キロしか走行していないので、今回の車検期間2年間では、もう少し乗ろうと思っています。 今日現在の走行距離は、59132キロですから、700キロほど走ったことになります。 ある程度は壊れるクルマが大好きな僕は、暫くは、このジェンセン・ヒーレーを楽しもうと思っています。 今日も走行中に、サイドミラーが落ちました。 正確に書けば、サイドミラーが落ちる寸前に、手で受けました。 この落ちる寸前に、手に取るという、この微妙な感覚は、オーナーしか楽しめない感覚だと思っています。 この純正のサイドミラーは、落として壊してしまえば、もうパーツはありません。 とても、クダラナイことで、どうでも良いようなことなんですが、この落ちる寸前に、手で受け取めるという仕草は、僕のクルマとの戯れ方を象徴しているようで、なんか、とても変わっている人みたいです。
by seiuchi-porsche9
| 2009-10-31 07:22
| ジェンセンヒーレー
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