戦闘的に走れ!

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2006年 03月 21日

ボクスター!ポルシェ986!


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僕はポルシェを数字で呼ぶのが大好きです。

ポルシェだけではなく、数字で呼べるクルマは沢山あります。
『おクルマは、何にお乗りでしょうか?』
こんな質問をされるのは、本来好きではないのですが、そんな時は
『320です』と答えています。

320で有名なのは、BMWの320だったり、メルセデスの320だと思います。
BMWの320にもM仕様もあるし、歴代の3シリーズの全てを意味します。
4発もあれば6発もあるので、単純には説明がつかない名称がBMW320です。

メルセデスの320は、320Eだったり、E320だったり、G320やS320だったりするワケですが、93年以降のメルセデスであることは、多少のマニアならば想像できます。
同じ320でも直6だったりV6だったりするワケで乗り味は大幅に違います。

さらにワゴンもあったりするので、320という数字の意味する巾は大きいと思っています。
僕が、『320です』と答えると殆どの人達は『そうなんですか』とおしゃいます。
日本人は知り合って間もない時に、話題がなくなると何故かクルマの話をしたがると、僕は感じています。
自分がクルマに対して興味がない場合であっても、この話題を持ち出そうとします。
僕はクルマの話題ならば、何時間でもOKなのですが、大方の人が話題にしたいファミリカーについては知識がなく不得意です。

単に320と答えることで、クルマの話題を避けようとしている自分がいます。
『320はBMWですか?ベンツですか?』こんな言葉が相手から戻ってくると、クルマの話題で盛り上がれます。
僕にとっての320という数字は、一種の『踏み絵』みたいなものだと思っています。

前書きが長くなりましたが、ホテルや日本旅館を利用したとき、フロントにクルマを預けてしまう場合が時々あります。
この時に『おクルマの車種は?』と確認される場合が多々あります。
BMWとメルセデスは、キドニーグリルやバイエルン、スリーポインテッドスター・・・これが水戸黄門の印籠と同じ効果を発するので、クルマの色だけ補足説明しておくだけで全てが解決するようです。

ポルシェの場合が難しいのです。
ポルシェのイメージは空冷時代の911の印象が強すぎるのだと思います。

大手のホテルならば、996、997、986、987を見分けられるでしょう。
この4車種が、少なからずポルシェに思われない可能性があるのは、観光地の巨大ホテルや日本旅館利用時だと思っています。
特に僕の場合は、996も986もテックアート製のライトカバーを後付してしまっていることが、相手側の車種選定マニュアルから外れてしまっているようなのです。

預ける時ではなく、預けたクルマをフロントまで廻して貰う・・・相手にしてみれば、この時こそクルマを探すのが大変になるワケです。

『ドブネズミのような濃いグレー、車高が低くて黒い幌のクルマ。後ろのトランクに大きく986って書いてあります』
ポルシェという言葉を使わずに、これで全て解決するようです。
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18インチカレラホイールをボディ同色のシールグレーに塗装。
無知だったのですが、結果的には550SE(スパイダー・エディション)と同じ仕上げでした。

純正スポーツシャシーにH&Rでローダウンしてありますが、個人的には気に入っています。
つまり僕の好みのポルシェの乗り味で、かなり硬いです。
987のスポーツモードよりはるかに硬いので、賛否両論は成り立たず、否が圧倒的多数だと思っています。
僕は少数派に属することが大好きですが・・・。

ルームミラーを996用に交換してあります。
理由はボクスター用の逆さ台形よりも後部確認の範囲が広がるのではないかと試してみました。
結果はロールバーがあるので、それほど変わりませんでしたが、気分的には見易くなったと感じています。
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テックアート製のヘッドライトカバーを装着しています。
改造テーマは『ワル』だったので、その間違っているであろう方向性を理解して頂ければ、なかなか成功していると思っていただけるかも知れません。

さらに別のテーマとして『道路と同化する』がありました。
阿蘇山の駐車場での撮影なのですが、アスファルトとシールグレーが同色化していると、自分では思っています。
高速道路で道路と同化して消え去って行く。
不謹慎ながら一番の目的がこれでした。
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外装を目立たないように仕上げていくと、内装は遊んでみたくなりました。

僕はナビと意見の不一致が起こることが頻繁なので、センターコンソールを思い切って外してしまいました。
視覚的に足元が横に広くなり、ダシュボードが薄く横に長く感じるようになりました。
つまり室内側から車高が低く横幅が広いクルマに乗っているイメージになりました。

標準のセンターコンソールを取り外すと、センターコンソールが納まっていた部分だけジュターンが貼られていません。
この小さなジュターンは純正パーツとして数千円で販売されていますので、外したり戻したりは以外に簡単です。
ナビを諦めて、思い切ってセンターコンソールを外したことが、後日、予想外の効果を生み出しましたが、これは次回に紹介させて頂く予定です。

テクイップメントのアルミニウムルックを装着しています。
ステアリングホイールはテクイップメントのアルミニウムルックでオプションが存在しますが、僕は肌触り優先でノーマルのままにしてあります。つまりステアリングホイール以外はテクイップメントのアルミニウムルックがフル装備されています。

パーキングブレーキレバーは996カレラ用を流用していますので、PORSCHEのロゴ入りです。

オーディオはアルミ素材のフェースで左右対称のデザインの商品を物色した結果、カロのDEH―P7を選択しました。
標準装備と全く機能が一緒という意味のない交換なのですが、これはデザイン的に譲れない部分でした。
P7という名前にやられたのも言うまでもありませんが・・・・。

僕が装着している、このテクイップメントのアルミニウムルックのパーツのいくつかはAGの試作品です。
とあるルートから特別に入手しているのですが、AG製のワンオフ試作品なので凄く気に入っています。
その手の専門店に持ち込めば簡単に出来上がってしまうものですが・・・。
ペダルはアイメック製になります。
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今でも、標準か?アルミニウムルックか?で悩んでいるものがあります。
それは黄色で囲まれたセンターエアベントです。
アルミニウムルックに換装すると、凄く派手な印象になります。
標準に戻すと、また寂しく感じてしまったりで、この繰り返しです。

この画像では、灰皿もアルミニウムルックになっていますが、僕は喫煙派なので標準の灰皿を使用しています。
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スピードイエローの内外装は、とてもポップな感じで素敵です。
(画像提供Mさん)
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こんな感じで大好きな986と接しています・・・。
面影があるような、ないような・・・・・。
モデファイは自己陶酔の世界ですから・・・・。

by seiuchi-porsche9 | 2006-03-21 14:09 | ポルシェ986ボクスター


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