戦闘的に走れ!

seiuchi9.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 04月 30日

極上の中古車を作る!30秒の会話!

GW前。
この一週間あまりの僕は、ポルシェ930カレラに乗って、仕事をしていました。
当時のポルシェ911・・・・つまり930カレラの車幅は、165センチしかないので、こうした奥まった銀行の駐車場でも、楽に停めることが出来ます。
f0056835_23404523.jpg

107765キロほどの走行でも、エンジンは快調そのものです。
f0056835_23411480.jpg

親友M君のワーゲンポルシェ914(6発)とも、一緒に走って楽しんだりもしました。
(偶然にも、先頭車両はW126(560SEL)でしたが、今でも歴代のSクラスの中で、W116とW126が、僕的にはお気に入りです)
f0056835_23415611.jpg

そして、一昨日(28日)は、この930を洗車してみました。
f0056835_23432063.jpg

洗車には、沢山の思い出があります。
洗車とは、学生時代の、あの怪しいクルマ屋でのバイトの思い出でもあります。
僕にとっての洗車とは、クルマという商品を、洗車することによって、より価値ある商品にグレードアップさせる行為でした。

これぞと決めて、的を絞ったクルマには、内外装の取り外せるパーツは全て外して、ピカール(金属磨き剤)やラッカーシンナーで磨いたり、各種洗剤を駆使して汚れを落としたり、あらゆる色のプラ・カラー(模型用塗料)を使い分けたり、時には他の同一車種のパーツと入れ替えたりと、思いつく全ての方法を駆使して、なるべく新車の状態に近づける作業を延々と続けていました。

そんなふーな・ことばかりしていたので、アルミホイールをバスルームに持ち込んで、アルミホイールと一緒に、お風呂に入ったことは何度もあるし、テールライトと一緒に、湯船に入ったことも、何度となくありました。

今でも、時々、旧車のアルミホイールとは、一緒に・お風呂に入っているので、僕は当時から、なにひとつとして、進歩もしていないようです。
(我が家を新築した時のテーマは、ホイールと一緒に入浴出来る家でしたが、結果的には子供も楽に使えました)

僕にとっての洗車とは、新車のクルマが、汚れたから洗車するという意味合いよりも、チョット疲れ・かかってきている、旧めのクルマを洗車して、より価値あるものに変えていく・・・・・・こんな歪んだ、意識が根付いてしまっています。

そんな僕ですから、先日の松坂オフ会に乗っていた、986ボクスターのフロントに付いてしまった、無数の虫の屍骸なんなかでは、まるで洗車をする気も起こらず、帰ってきてから、洗車もしていませんでした。
というよりも、どうせ洗車をするならば、徹底的に行わないと気がすまないという、気持ちが大きいので、中途半端にしか時間が取れなかった僕は、洗車をしていなかったという言い訳があるワケです。

930を洗車していて、986ボクスターも可愛そうになってしまい、外回りだけでも洗車してあげよーと思いました。
f0056835_23435691.jpg

外回りだけ簡単に洗車しようと思ってはみたもの、いざ始めだすと、タイヤハウスの中の汚れなんかは、絶対に許せなくなってしまう、どうしょうもない奴が僕です。

昔だったら、タイヤを外して、タイヤハウス内にワックスを掛けていた・・・とうような、一種の変態が僕だったのですが、今回は手が届く範囲だけで我慢しました。

僕は、こーして洗車を始めてしまうと、エンドレスに、延々と作業を続けてしまうタイプなので、自らは、なるべく洗車をしないように心がけています。

バイト先では、チョト疲れ気味のクルマが、見違えるように綺麗に見えるように、仕上げていくということが仕事でもあったワケなので、その作業に、何時間掛けようと、何日掛けようと、僕の納得するまで、時間を費やすことが出来ました。
そして、最終的に判ったことは、時間と根性さえあれば、どんなクルマでも、(ある程度は)必ず綺麗に仕上がって行くということでした。

僕の洗車方法では、いざ始めてしまうと、本当に、終わりなき戦いになってしまうので、今は、なるべく、第三者様にお願いするようにしています。

第三者様に、洗車を任せた場合、僕の思い通りの仕上がりには、絶対に成らないという、ヘンテコな自信があるので・・・・その仕上がり状態には、鼻から期待もしていないワケで・・・・少なからず綺麗に成ってさえいれば、ただそれだけで、大満足している自分がいます。
(本気で洗車を頼んだら、数十万のコストが掛かると、僕は思っています)

それにしても、この986ボクスターの18インチホイールは、なんて洗車し易いのでしょう。
(本来だと、僕的には物足りないという感じもしてしまう掃除なのですが、時間がない今の僕にとっては、もっとも適しているホイールのようです)
f0056835_23443972.jpg

こうして、要所要所だけの洗車を、986ボクスターにしました。
作業時間にして、30分足らずですから、かなりの手抜き洗車になりました。

930カレラには、学生時代のクルマ屋でのバイトを思い出しながら、楽しく洗車を行ってみました。
つまり、僕の大好きな 『ごっこ遊び』 で、『クルマ屋さん・ごっこ』 にて洗車遊びをしてみました。
先ずは、洗車してセーム皮で拭き取りました。
f0056835_23553465.jpg

本来は、こちらが先なのですが、続いて下半身の洗車です。
時間があれば、4本のタイヤを全て外して、タイヤハウスを洗って、更に耐熱塗料のスプレー缶(この930カレラでは銀&黒)や、アンダーコート塗料を駆使して、タイヤハウス内を、全て塗り替えてしまった方がベストなのですが、今回は時間的な余裕がないので、タイヤハウスは、手の届く限りの範囲で、洗剤洗しただけでした。
(近年はアンダーコートも数色選べるので、僕の白の914は、白のアンダーコートで仕上げてあります。黒のアンダーコートより多少は割高な定価設定ですが、大方の人は、僕の914のタイヤハウス内を見て、単なる白塗料だと思っているようです。僕はこんな、自分へのコダワリが大好きです)
f0056835_13172910.jpg

今回は洗剤とスポンジだけで洗いました。
f0056835_23582181.jpg

f0056835_2442569.jpg

そして4本のホイールを、今回は、手の届く範囲でコーティングしてみました。
(ホイールの完全コーティングは、ホイールを外して行えば、誰にでも簡単に出来るので、興味がある方はお試しくださいませ)
f0056835_035098.jpg

そして、お約束のエンジンルームも磨き上げてみました。
『お客さん、前のオーナーさん、手入れいいでしょう!』
こんな声が聞こえてきそうです・・・。
(前のオーナーとは、クルマ屋さんである場合が殆どです)
f0056835_0638.jpg

そして、これまた、お約束のスペアータイヤの確認。
『ストラットタワーバーも無償でお付けしますよ!』
またまた、こんな声が聞こえてきそうですが・・・。
タワーバーを装着している場合は・・・・左右のどちらかをクラッシュしたりすると、反対側の足回りにも衝撃が伝わって、思わぬ出費を余儀なくされたり、最悪の結果としては、フレームまで歪んでしまう可能性も無きにしは有らずなので、車両保険の加入は、絶対条件ではないかと、僕的には思っています。
f0056835_014424.jpg

そして付属品のボディーカバーも載せてみました。
f0056835_015237.jpg

そして、リアシートにも、チョットだけ手を加えてみました。
フロントシートと見比べれば、その差は歴然としています。
f0056835_018587.jpg

フロントシートは少々お疲れ気味のようです。
f0056835_021628.jpg

こういう場合は、何度も何度も、時間を掛けた魔法を使います。
f0056835_0231413.jpg
f0056835_0233041.jpg

取りあえず、シート側面と背面は後回しで、仕上げていきました。
f0056835_0262264.jpg

左右のドアーパネルも磨き上げていきます。
f0056835_0291155.jpg

ダッシュボードは、スイッチ類も多いので、とても時間を要します。
f0056835_0303444.jpg

エアコン洗浄は、僕の企業秘密です(笑)。
f0056835_0325999.jpg

ボディーにワックスをかける・時間まではないので、今回はこれで作業終了です。
(ショールームに飾って、ボディーの輝きだけを見せるならば、あの窓ガラスの掃除に使う 『グラスター』 は、とても魅力的なアイテムです)

今回は・・・。
僕的には、満足度が、2パーセントにも満たない、とても中途半端な洗車になってしまいましたが・・・。
これでも、930カレラの洗車には、4時間半以上は費やしているワケで、本気で立ち向かおうとすると、僕の洗車は、終わりのない旅と同じです。
因みに、僕の914(中古車で購入)では18ヶ月という月日を費やしています。

取りあえず、今回は電灯の下だけでの作業でしたので、表に出して、太陽光で確認してみました。
そして、我ながら綺麗!と、少なからず感激してしまいました。
f0056835_0402088.jpg

930カレラちゃんは、今年で19歳なのですが(88年式)、女の子と同じように、年齢相応に、とても美しくなりました。
f0056835_043085.jpg

こんなことならば、もっと昔に手を加えてあげれば良かったと・・・。
後悔、先に立たずとは、まるで今の僕の心境です。
f0056835_0495575.jpg

f0056835_112619.jpg

そして、またお決まりの場所へと移動しました。
f0056835_12935.jpg

そーこしていると、午前中は、あーっという間に過ぎ去り、あの・いつもの・お二人さんが、やって参りました。
f0056835_17485.jpg

そーして、素敵な皆さんも合流して、あーでもない、こーでもないと、楽しい会話が延々と続いたのも、いつもの如くでした。
(落ち着きのない・あの少年Aと、飽きっぽい僕の姿は見当たりませんが)
f0056835_1104229.jpg

そーして、誰かさん&誰かさんは、あーでもない、こーでもないと、更に延々と繰り返し、結局というよりも、予想通りに、僕の所に泊まっていったのでした。
そして、お二人さんは、昨日(29日)帰って行ったのでした。

僕は、こーして930カレラを相手に、『クルマ屋さん・ごっこ』 をして遊びました。
大好きな 『クルマ屋さん・ごっこ』 遊びをしたのに関わらず、今回の僕は、特技でもある・あの黒のマジック(マーカー)も、マニュキアも使いませんでした。

時間が経てば、消えてしまうマジックを、今回の僕は使いませんでした。

この930カレラは、去年の3月に、お世話になっているPCのメカから譲り受けたクルマです。
そして、僕にとっては、3台目の930カレラで、18台目のポルシェになりました。

88年式で、僕の長男と同じ年式のクルマでした。
僕の手元に来てから、我が家で刻んだ走行距離は、800キロ強でした。
エアコンを修理して、各所の消耗品を交換してと、整備に費やした金額は60万強でした。

僕にとって、930カレラというクルマは、往年の空冷ポルシェ911を感じさせてくれる、素晴らしいクルマです。
そして、手作り感が漂う最後のポルシェだとも思っています。

そんな930カレラでしたが、僕は手放すことにしました。

それは、まだ投稿中で、(いつまの如くですが)話が完結していない、横浜中華街からの帰り道に決めました。
つまり、親友K君を助手席に乗せた、512TRのステアリングを握っていた時に決めました。
この時の、僕の心境の変化は、次回に書いてみようと思っています。

ただ、直ぐというワケでもなく、単に漠然とした気持ちで、930カレラを手放そうと、僕は、あの時に決めました。

そんな時に、『彼女のカレラ』 の麻宮騎馬亜先生と、某場所で、お会いしました。
僕はボクスターで、先生はミニでした。

先生のミニを見たときに、僕は何も考えないで・・・・今でも不思議な感覚なのですが・・・本当に考えることもなく、言葉が先にクチから飛びました。

その言葉とは・・・。
『930カレラは、140で買って修理に60強掛けました。足がヘタっていて、まだまだお金が掛かります。その930カレラと、ミニを交換しません?』

先生は、一秒の間合いもあくことなく・・・。
『いいですよ!』

僕と先生の会話は、時間にして30秒、いや、20秒も掛かっていないと思います。
この会話は、何人かのブログ仲間や、ポルシェ仲間の目の前で行われたので、唖然としたのは、その時にいた周りの皆さんだったと思います。

28日には、先生の02年式ミニと、僕の88年式930カレラが並びました。
f0056835_1521696.jpg

こーして、物々交換された、この2台のクルマが、ご対面するのは初めてのことでした。
それよりも、麻宮騎亜先生は、この930カレラを見たのが、この時が初めてでした。

964RSと暮らす先生にとって、964の一代前にあたる930カレラは、とても魅力的なポルシェに思えていらっしゃるのだと、僕は思っています。
でも、僕は、そんな人の心を盗み見るような、シタタカな計算をしたのではなく、右ハンドルのATである、先生のミニが欲しくなったのでした。
そんな僕の、本音の部分が無意識に勝手に働いてしまい、交換しませんか?という言葉になってしまったようでした。

我が家には、クルマが複数台あります。
そして、免許保持者は、間もなく5名になります。
それにも関わらず、右ハンドルATというクルマがありませんでした。
そんな時に、先生のミニを見て、思わず発してしまった言葉が、交換しませんか?でした。

こーして、930カレラと物々交換した、この黄色いミニに、僕が暫く乗っていようと思っています。
僕のミニの知識は、アレック・イシゴニスが生みの親の、オースチンやモーリスといった、あの初代ミニのものばかりです。
この頭の固さを、少々ほぐす為にも、僕は暫くは、このミニと毎日を過ごしてみようと思っています。
f0056835_273885.jpg

取りあえず親しみが湧いたのは、飛び石キズと、この車高ですから、僕のクルマへの思いは、やっぱり偏っていそうです。
f0056835_2132688.jpg

僕は、こういう高さが大好きなんです。
f0056835_216427.jpg

そんな先生から電話がありました。
ミニの車内に、置き忘れたものがあったというのが、メインな要件だったのですが、『本当にリアが抜けていますね!』 とも仰っていました。

先生のことだから、早速ショック交換するのでしょう。
でも、先生、ショック以外でしたら、僕が永遠に責任取りますからね・・・・そんなこともないか(笑)

by seiuchi-porsche9 | 2007-04-30 06:30 | ポルシェ930


<< もうどうにも止まらない!      至福のひととき!(ご近所に散歩?) >>