戦闘的に走れ!

seiuchi9.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 07月 01日

Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪

先週ですが、ジムカーナーに行って参りました。

今回は、あおさん(997GT3)、mokuさん(987ボクスターS・MT)、K君(代車997タルガ4S・Tip)、tkdさん(ケイマンS・MT)、コージさん(987ボクスター・MT)、そして僕(996GT3・初期型)の6台で参加してきました。

そして、Uさん( 914/6GT )、shingoさん(987ボクスター・MT)の2台が応援に来てくださったので、総勢8台で行って参りました。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0495374.jpg

K君と僕以外の4名4台の方々は、ジムカーナーは、今回が初めてとのことでした。

今回の参加車両です。
①ケイマンS(MT)
②ケイマンS(MT)
③986ボクスター(Tip)
④987ボクスター(MT)
⑤987ボクスターS(MT)
⑥993カレラ(Tip)
⑦993RS(MT)
⑧996カレラ(MT)
⑨996カレラ4S(Tip)
⑩996GT2(MT)
⑪996GT3(MT)
⑫996GT3(MT)
⑬996GT3(MT)
⑭996GT3(MT)
⑮997カレラS(Tip)
⑯997カレラS(Tip)
⑰997タルガ4S(Tip)
⑱997GT3(MT)
⑲997GT3(MT)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_051175.jpg

Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0513169.jpg

Uさんの愛車である、この914/6GT の雄姿が、拝見出来なかったのがチョット残念でした。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0515678.jpg

先ずは、参加者全員で、コースを歩いて覚えました。
そして・・・997タルガ4S(右Tip)と997カレラS(右Tip)・・・このお借りした2台のデモカーを、19人で順番に運転して、コースを覚えました。

997タルガ4Sに、大人4人乗車しています。
皆さん、楽しそうでしょ!
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0522395.jpg

そんな皆さんを、上から覗けばこんな感じです!
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0525451.jpg

こちらは、もう1台のデモカー・997カレラSです。
ドライバーはtkdさんで、後部座席に、mokuさんとコージさんが乗っています。
助手席は、ジムカーナー場のお兄さんで、こーしてミスコースしないように見守っていてくれます。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_053228.jpg

今回のコースは、こんな感じです。
どちらかというとストレートの取り方が少ないので、パワーの差はそれほど影響しなそうです。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_054085.jpg

前回この場所(宝台樹スキー場の駐車場)で行った時のコースは、こんな感じなので、前回とは違って安全マージンが遥かに高いコース設定になっていました。
(前回のバックストレートは、チョットした逆バンクになるので、スピーン続出でした)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0544440.jpg

ここの宝台樹スキー場のジムカーナーコースは、光電管を使用してタイム計測をします。
ジムカーナーを開始する前に、自分のポルシェの登録ナンバーと氏名を記入して、係りの人に渡して測定して頂きます。
スタートして、ゴールに戻ると、自分のタイムがスピーカーを通して聞こえてくる仕組みです。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0554688.jpg
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0561091.jpg

愛車996GT3に乗るのは、あの東京オフ以来なので、ほぼ1ヶ月振りになります。

こーして1ヶ月ほど間合いを空けると、とても新鮮な感じがするのは、いつもの如くでした。
こーしていると、自分のクルマの古さは、いつまでも感じなくなるものだと、僕的には思っているので、僕なりの生活の知恵ですかね・・・。
(画像は琵琶湖納車オフからエム先生の作品です)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0563564.jpg

午前9時半頃から正午までは、フリー走行でした。
コースは1分弱を設定しているので、19台で走れば19分かかり、1時間に3回ほど、自分の順番が来る計算になります。
実際には、コース上で2台同時タイム測定が出来るので、40秒間隔前後でスタートしています。
(前車がここを通り越せば、間もなくスタートします)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_057179.jpg

それが、3回も走ると、走っているクルマが半分強に減り、5回も走ると、半分以下に減って行き、最初から最後まで走り続けると、20回以上も走ることになります。

これだけ走って遊べるジムカーナーは、なかなかないのではないかと思っています。
常時、同乗も可能なので、和気藹々で楽しめます。
こーして、K君の997タルガ4Sの助手席は、K君の長男Tちゃんが乗っています。
(因みにTちゃんも水色のポルシェが一番好きです)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0573688.jpg

何回か走っていて、今までに2回参加した『ユイ・レーシングスクール』のオーバルレッスンの変形バージョンだと思えば良いのかなーということでした。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_0581946.jpg

そして、何回か走っていて、気付いたことは、今回のコースは、クルマに優しくないコースだということでした。
このコースを走っていると、1速に落としたくなる場所が2ヶ所ほどあります。
①と②の地点なのですが、どちらもフル加速して、フル減速して、1速にブチ込む・・・こういう言い回しが一番適しているような走り方が必要です。
②の地点は2速ホールドでも、なんとかなるのですが、①の地点は、2速ホールドでも、なんとかなるとはいえ、その後の速度を考えると、どうしても1速に落としたくなります。

1速に落として走ったり、2速ホールドのまま走ったりと、色々なバージョンで試走を繰り返しました。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_121742.jpg

僕のGT3は今年の3月に3回目の車検を受けました。
その時に、クラッチレリーズシリンダー交換をして貰いました。

車検の前に参加したジムカーナーの時にも、同じように1速に落とす場所があって、入りづらくって仕方がなかったので、車検の時にクラッチを見て頂いていました。
(その時のK君の996ターボでの助手席からの写真です)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_13584.jpg

そして、車検後に、またまた参加したジムカーナーのコース設定も、1速に優しくないコース設定でした。
(その時のジムカーナーの写真ですが、因みに僕は今年も全戦全勝しています)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_144118.jpg

今や、ケイマンSとボクスター987Sは、295馬力になり、993RSの300馬力と数字の上では互角です。

そして997GT3が、400馬力を超えるとなると、歴代の911、ケイマン、ボクスターというように、ポルシェという同一車種だけで、同じジムカーナーのコースを走って互角に遊べるのは、こーしたトリッキーなコース設定ではないと出来なくなっているので、仕方がないことだとは思っています。
(今回のジムカーナーは今年3回目の参加ということになります)

車検の時に、クラッチ自体は、まだ厚みも十二分に残っているので、クラッチレリーズシリンダーだけ交換したとメカの方に言われましたが、次回ギア抜けしなくなったら、クラッチ交換しないとダメかもしれないとも言われました。

クラッチ板が残っていて、クラッチ交換というのも何となく不思議だなーと思いつつ、あまり詳しくは聞きませんでした。
僕は、この30年間で、18台のポルシェに乗り継いで来ています。
そして、今までに、クラッチ交換をしたポルシェの経験が一台もありません。

今回、参加した時に、自分のクラッチとミッションの状態にチョット不安があったので、今回のジムカーナーに参加していた、2台の同じ初期型996GT3のクラッチとミッションを試させて頂きました。
クラッチの重さも、ミッションの渋さも同じようなものだったので、まあーこんなものかとチョット安心して走ることにしました。

僕は休憩せずに、ずーっと走り続けていたのですが、15回ほど走ってから、K君とクルマを交換しました。
3回コースを走って、また交換したのですが、僕のクラッチは見事に壊されていました(笑)。
まあー、いずれにせよ遅かれ早かれ、クラッチは壊れる運命にあったので、K君に責任は全くないのですが、①の地点で、1速に落とそうと思ったら、1速に入らず、慌てて2速に入れ直しましたが、その2速も入らずで、ニュートラルの状態で①の地点から左周りのコーナーを回り、途中で2速に入れて走らなければ成らなくなりました。

今回参加していた、996GT2のオーナーも知り合いなのですが(早い話が全員が知り合いなのですが)、この午前中の練習走行の時に、この996GT2で、K君を含めて数人が交代でコースを走っていたのですが、これもミッションが壊れてしまいました。
996GT2のオーナーも壊れるときは、壊れるものだからと言って、僕と同じように、誰を責めることもしていません。
(結局、996GT2は、1速から抜けない状態になってしまい・・・つまり1速でしか走れなくなり、ローダーのお世話になって帰ってきています)

僕のGT3は、年間で15日前後しか乗らなくって、7年間で42000キロほど走行しているワケですが、年に数回、こーしてジムカーナーで酷使しているので、ついにクラッチをイカセテしまったようです。

僕は、前車993RSでは、サーキット走行主体でしたので、5万キロあまり走っても、クラッチはなんともありませんでした。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_1222195.jpg

こーして考えると、僅か1分あまりのジムカーナーのコースでも、サーキット走行よりも、ミッションやクラッチには厳しいのかもしれません。

ジムカーナーでタイムを叩き出すのは、サーキットと違って、コーナーや、小さなターンを、いかにドリフトさせないで回り込むか!・・・これの連続なので、ストレートに取れる場所ではフル加速、コーナーやターンの手前ではフルブレーキ、そしてコーナーを抜けたらフル加速・・・・こんなことの繰り返しです。

今回の、このコースを走るのには、フル加速が6回、フルブレーキが3回、他にブレーキ3回、合計12回の作業が必要(軽いブレーキと軽い踏み込みはカウントしないで)なワケで、60秒も掛からない短時間に、この12回の大きな動作をクルマに無理強いしているワケです。

そして、1速から2速へのシフトアップが2回、2速から1速へのシフトダウンが2回(1回減らしてもタイム的にコンマ何秒の違いですが)の合計4回の作業を、これまた、60秒も掛からない短時間に、この4回の作業を行っているワケです。

こーして考えてみると、12回と4回を合わせてみれば、合計16回となり、60秒も掛からない短期間に、この16回の作業を行っているワケです。

ジムカーナーは・・・こんな捉え方をすれば、やっぱりクルマにとって、とてもハードなのです。
でも、1周で、この16回の作業の1作業づつを、コンマ何秒かづつでも詰めていくことが出来た時に、僕には表現しようもない程の快感が湧きます。

快感が湧くというのは、オーバーな言い方なのですが、ジムカーナーは、自分で失敗した場所は直ぐに判るし、自分が失敗した小さな動作も判り易いし・・・・・それに・・・・なんと言っても、落ち着きのない僕にとっては・・・・シフトレバー、クラッチペダル、ガスペダル、ステアリング・・・・こうしたクルマを運転する小道具を、常に動かし続けている動作そのものが、妙に楽しく感じるのです。

mokuさんが、ジムカーナーで、僕がコースを走っている姿は、いつも笑顔を絶やさないと仰っていますが・・・・実際に、僕は、こーした、両手両足を慌しく使い切る運転が、楽しくって、楽しくって仕方がないので、コースを走りながら歌を唄ったりしています。

mokuさん、僕は、こんな歌を、繰り返し唄いながら走っています。
(僕的には、唄いながら走っていた方がリズムを取るのが楽です)
Baby you can drive my car♪
Yes I'm gonna be a star♪
Baby you can drive my car♪
And baby I love you♪
beep beep yeah♪

またまた今回のコースを載せます。
(1~14までの数字は①~⑭と理解してくださいませ)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_153229.jpg

僕の996GT3で、色々な走り方をしてみたので、その時のタイムを載せてみます。

(1)スタートして①付近で2速にシフトアップせずに、②のコーナーをカットオフしたまま走りきり、⑦付近で2速にシフトアップして、そのままゴールまで走った時のベストタイムは51.12  秒でした。

(2)(1)と同じ走り方で、⑥でブレーキを使った場合は、51.02秒でした。

(3)①付近でセカンドにシフトアップして、そのまま2速のまま走りきったベストタイムは50.80秒でした。

(4)一番タイムが出るのは、①付近で2速にシフトアップして、③付近で、フルブレーキと同時に1速にシフトダウンして、⑥で軽くブレーキングして、⑦⑧はブレーキ使わずで、⑨でブレーキを半分以上残して、⑪をなるべくインベタで走れるように、多少⑩からステアリングを切りながらガスペダルを踏んでお尻を流して、お尻の流れが止まったと同時にフル加速して、⑫付近でフルブレーキと同時に1速に入れて、⑫をなるべく鋭角に曲がって、⑬を出来る限りパイロン寄りで通過する。そして1速のままでゴールする・・・・これが、ド素人の僕が考えた結論でした。

③⑥⑧⑪⑫⑬の走り方でタイムが大きく違いそうだと思いました。
僕の中での注意する優先順位は、⑪⑫⑬⑧⑥③ということになりました。
(画像はmokuさんが運転中のものです)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_2325348.jpg

今回は、チョット人様の愛車を運転させて頂いたので、ど素人の感想を書かさせて頂きます。
テスト走行は1回だけとして、お借りしてしまいました。

先ずは、コージさんの986ボクスターMTです。
(画像はコージさんが運転中のもの)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_2361922.jpg

結論から書くと、この2.7のボクスターは運転していて楽しいです。

この日に乗った6台のポルシェの中で、一番運転していて楽しいと思ったのは、この2.7のボクスター987でした。
17インチを履いているので、コーナーで腰がクダケテしまうのは、この2.7ボクスター987でした。

最初の②のコーナーではスピードが乗っていないので綺麗に曲がって行くのですが、⑧のスピードが乗った左右への切り替えしや、⑩のコーナーは、やっぱり左右に沈んで腰がクダケ気味だと感じます。⑪での2速立ち上がりフル加速でも、もう少しパワーが欲しいと感じます。

因みに、下の画像はT君(あの東京オフで3件目にお世話になった、あのT君です)が操る、2.7ボクスター986(Tip)ですが、やはり沈み込みが大きいです。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_2523620.jpg

生意気を書くようですが、コージさんの987ボクスターを運転すると、クルマの挙動が、僕がクルマだと思っているクルマそのものの挙動を示してくれます。
③⑥⑫⑭のような場所では、思いのままに頭が入り込んでくれます。
ただし、スピードが乗り過ぎていると、思いのままに成らないところも、僕がクルマだと思っている挙動そのものでした。
(⑥付近でステアリングを切っているのにも関わらず、タイヤが切りきれていないT君の986ボクスター)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_353873.jpg

このコース設定だと、18インチを履いたほうが有利そうですが、クルマの運転を楽しむならば、17インチでも甲乙付け難いのではないかと思いました。
そんな僕のタイムは、54.12秒でした。
助手席のコージさん、どうもありがとうございました!!

次に、あおさんの997GT3を、ド素人の感想として書きます。
(画像は、あおさん運転中)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_372745.jpg

997GT3を運転するのは、2ヶ月ぶりでチョット緊張しました。
オドメーターは5000キロほど刻んでいますが、あおさんの待ちに待った愛車997GT3を、あおさんを助手席に招いて運転するのは、ホント緊張しました。

ギア鳴りは決して許されず、シフトミスは死んでも出来ない状況でスタートしました。
(回転上げすぎで、あおさんゴメンナサイませ)
スタートした途端に、僕の996GT3とまるで違うじゃーん!!!
これが最初の感想です。
パワーの差が2割近くあることは、あまり感じないのですが、上が1000回点以上も回るので、①付近での2速シフトアップが、かなり先です。
かなり先になるということは、②のスペードは、僕のGT3よりも遥かに速いので、③までで、かなりのタイム差があります。
このタイム差があることは、運転している僕が一番気付いていたと思います。

④⑤も気持ち良く走りぬけ・・・まるで自分の手足のようと思った瞬間がイケマセンでした。
⑥への進入速度が速すぎて(僕のGT3と同じようにブレーキを踏んでしまったのですが、あおさん号の方がスピード出ていました)、頭が入ってくれませんでした。

ここで、僕は更に過ちを犯しました。
僕のGT3は、ここで右足を抜いて、ステアリングを右に切って、右足を踏み込めば、お尻が左に流れて、クルマは右を向いてくれます。
クルマが右を向けば、そこが僕の行きたい方向になります。

997GT3で、同じことをしたのですが、リアのグリップが良すぎて、アンダーが出ました。
僕の予想に反して、大きな旋回をしてしまいました。
載せてある絵に描いてあるコース(図面)の⑥のパイロンは、実際には、かなり上にあるので、⑥は小さく曲がった方がタイムが出せます。

ここから気を取り直して、加速して行ったワケですが、⑧は僕のGT3より簡単だし(失礼ながら)、⑨も⑩のスピードも出ています。
確かに、この997GT3は速くて楽です!

と思った瞬間に、僕は、またまた過ちを犯しました。
⑥と同じように、⑪付近でのスピードが乗り過ぎていて、また小さく曲がれませんでした。
その先は、思い通りに走れましたが、僕は大きな失敗を2箇所でしてしまいました。
パワーが有るものをセーブして運転するのは、とても難しいと思うと同時に、あと5~6回走りたいなーと思いました。
そんな僕のタイムは、52.12秒か53.12秒でした(記憶が定かでありません)。

僕の初期型996GT3よりも、車高が高い分、ブレーキングではお辞儀しています。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_3435011.jpg

次は、mokuさんのボクスター987S(MT)を、ド素人の感想として書きます。

実は、僕が一番運転したかったのは、このmokuさん号でした。
今となっては、元987Sボクスターオーナということになるのですが、25000キロを共にした、思いで多き987Sです。

まして、mokuさん号は、3.4リッターに19インチのスポーツデザインホイールを履いています。
3.2リッターのボクスターと、07モデルからの3.4リッター・ボクスターは乗っただけで直ぐに判るほど、パワーの出かたが違います。
エンジン音や、足の硬さでいえば、06モデルまでの3.2リッターの方が、スパルタン風で僕の好みです。
でも、エンジンの魅力は、その全てを捨て去っても、追いつかないほど違います。
(画像は、mokuさん操る987Sですが、このお方ブレーキングがホントお上手です)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_3574321.jpg

そして、いよいよ楽しみにしていたmokuさん号のステアリングを握れるワケですが・・。

『セイウチさん、1速入れちゃダメですよ!』
と、すかさず予防線を張られてしまいました。

チョット戦線離脱したい気分になってしまったのですが、暫くしてから・・。
『やっぱり、1速入れちゃっていいです!』
と、仰ってくださいました。

『壊れても、保障期間中だから!』
こんなことは、間違っても言える雰囲気ではなさそうなので・・・一応、僕なりに、遠慮気味に走ることにしました。

このコースで、このクルマは、ハッキリ言ってズルイです!
これが、僕のお答えです。

慎重に慎重を重ねて、1速も恐る恐る入れたのにも関わらず、自分の思い通りに走ってくれます。
②なんって、どのクルマでも経験出来なかった、完全なるグリップ走行で駆け抜けてしまうし、③の頭の入れ方なんって、どうして?どうして?と余裕で曲がってしまいます。
⑥も綺麗に回れて、これまたビックリです。
⑥からの立ち上がりは、GT3に分があるので、⑦⑧は、GT3の勝ちだけれど、その先の⑨⑩、まして⑪なんかでは、魔法の玉手箱状態で、ビックリ仰天有頂天!でした。

⑪の立ち上がりからのスピードはGT3に分があって、⑫の鋭角のターンも大差がなさそうです。
RRの利点は、こうした立ち上がり時のグリップにあるので、フロント加重で曲がっていた時には、ミッドシップの方が多少は不利になるというところでしょうか・・・。

そして最後の90度以上に曲がりこむ⑭も、mokuさん号は素晴らしかったです。
そんな僕のタイムは、52.12秒でした。

もう一度でいいから、思う存分走りたかったです<mokuさん。
(画像はmokuさん運転中の⑭付近。こんなにパイロンに接近して曲がれています)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_4272763.jpg

そして、今回チョット残念だったのは、時間がなくて、tkdさんのケイマンSを運転出来なかったことです。
(画像は、Tkdさん操るケイマンSです。⑭付近にて)
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_4432521.jpg

そして、午後からは、いよいよタイムアタックです。

2つの方法で勝負することになりました。
(1)各自のクルマで、2回タイムアタックをして、良いほうのタイムをベストとする。

(2)全員が、デモカーである、997タルガ4S(Tip)と997カレラS(Tip)に1回づつタイムアタックをして、その合計タイムで競う。

ご一緒に参加した方々の了解を得ているので、各自の今回のタイムアタックの結果を載せておきます。

愛車の部
★コージさん(987・MT)12位
55.41秒
56.22秒
★クルマ屋T君(986・Tip)11位
54.56秒
56.35秒 
★あおさん(997GT3)9位
53.55秒
53.77秒
★tkdさん(ケイマンS・MT)7位
53.12秒
54.47秒
★K君(代車997タルガ4S・Tip)6位
52.83秒
52.93秒
★mokuさん(987S・MT)4位
51.24秒
52.48秒
★セイウチ(996GT3)1位
50.51秒
50.56秒

997タルガ4S(Tip・PCCB)
★コージさん16位
56.92秒
★tkdさん11位
54.44秒
★クルマ屋T君7位
53.63秒
★あおさん7位
53.63秒
★mokuさん5位
53.33秒
★セイウチ3位
53.10秒
★K君1位
52.33秒

997カレラS(Tip)
★あおさん
ミスコース
★コージさん12位
55.21秒
★クルマ屋T君10位
53.81秒
★tkdさん8位
53.69秒
★mokuさん7位
53.39秒
★K君6位
53.32秒
★セイウチ3位
52.23秒

こんな結果でしたが、皆さんまた遊びましょうね!
(僕は1速に入らなかったので、タイムアタック中にエンジンを1回切って、1速に入れて走っていました)

それとPCCBも、こーしてジムカーナーを走ればダストで真っ黒に汚れます!
997タルガ4S。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_5582182.jpg

996GT2。
Baby you can drive my car♪ Beep beep yeah♪_f0056835_5593013.jpg


by seiuchi-porsche9 | 2007-07-01 07:30 | オフ会 ツーリング


<< カイエン&ケイマン納車オフ! ...      東京オフの思い出!LE VOL... >>