戦闘的に走れ!

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2007年 12月 24日

Nissan GT-R・R35と905i(個人的な囁き!)そして第2章!

R35のGT-Rに関しの続編のハズなのですが、その前に触れておきたいことがあります。
今回の投稿は、GT-Rに関してではないので、読まずに飛ばしても、次回のお話しと、前回のお話しは、つながりますので宜しくお願いいたします。
(とはいっても、僕の中では、多少ともはGT-Rと関係する話なのですが・・・)

とりあえず・・・。
メリークリスマス!
・・・です。
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独りで居ると、寂しい光景ではありますね!
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だから、独りで行かなければいいのですね!
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そしてリーズナブルなデイトコース!
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そして本題へと!

僕は、高校3年の夏休みに、自動車免許を取得しました。

初めて独りで運転したのは、中学1年の時でした。
この時の出来事は、今や時効の出来事として、深い反省を込めて 『ある雨の日の情景』として題して投稿させて頂きました。

そして、大学へと進学し、その大学時代を、怪しいクルマ屋さんのバイトと共に、過ごして来ました。

18歳で免許を取得してから、30数年の月日が流れたワケです。
そんな僕が、乗り継いだクルマは、160台近くになるのですが、数十キロ走行以上の走行だけを試乗経験と限定しても、大学時代で約200台、その後から今までで約360台、少なく計算しても、もう700種類以上のクルマを、運転したことになるようです。

そんな僕なのですが・・・。
今、振り返ってみると、僕の中では、忘れられないクルマが数台あります。
多分、皆さまも思い返してみれば、そんなクルマが何台か、浮かぶのではないでしょうか・・・。

過ぎ去った遠い昔から並べてみれば・・・。
眺めているだけで、単なる憧れだったクルマを別にして、自分でステアリングを握って、自分で動かしたことがあるクルマと、限定してみれば、こんな感じだと思っています。

(1)から(17)は、僕とクルマとの、戯れの回顧録みたいなものだと、思っていますので、適当に読み流してくださいませ。

(1)中学1年、生まれて初めて、父親の目を盗んで独りで運転した、3代目コロナ。
(2)高校3年、初めて手にした自分だけのクルマ、ブルバード510SSS、ボロボロのクルマだったけれど嬉しかったです。
(3)大学時代、これがオープンなんだ!と教えてくれた、これまたボロボロのホンダS800。
(4)大学時代、どうしてこんなに曲がれるのだ!
  と信じられなかった、ロータス・ヨーロッパSⅡ。
(5)大学時代、どうしてこんなに楽しくも・便利なクルマなんだ!
  と・・・これ1台で何も要らないと思った、ワーゲンポルシェ914・2リッターの4発。
(6)大学時代、絶対に事故らないぞ!
  と神に誓って運転して、
  その結果、何が何だか、
  全く判らないうちに、試乗が終わってしまった、
  フェラーリ512BBと、ランボルギーニ・カウンタックLP400。
(7)大学時代、僅か85馬力(記憶ですが)の4ドアー大衆車ながら、
  国産の百数十馬力クラスのスポーツカーを、いとも簡単にコーナーで抜きまくれた、
  初代アウディー80GL。
(8)大学時代、信じられないくらいタコメーターをクルクルと上昇させた、
  初代サバンナGT。直線だけならば無敵な感じでしたから・・・。
(9)大学時代、オープンカーとしては、信じられない速さだった、ジェンセンヒーレー。
(10)大学時代、初めて運転した74年型のポルシェ930。

以下は社会人になってからの思い出です。

(11)タイヤ跡が10メーターは続いたであろう、
  2代目ポンティアック・ファイアバード・トランザムの455エンジン搭載車。
(12)全く興味がなかった4ドアーセダンなのに、見事なまでに期待を裏切ってくれた、
  メルセデスベンツ450SE。
  70年代から80年代前半の4ドアーセダンとして、満点以上のモノを僕に与えてくれました。
(13)過去に数え切れないほど壊れるクルマ、壊れまくるクルマと、
  接して来た僕なのですが、これが、やっぱり一番なんだと、
  大きな声で、自信を持って言い切れる、
  88年型マセラティ・ビトルボ・スパイダー。
(14)色々な意味で、衝撃を受けた、ポルシェ964。
(15)ホンダNSX、スカイラインR32・GTR、そしてセルシオ。
(16)一緒に生活してみれば、なんとも扱いやすいクルマだった、
  ランボルギーニ・カウンタック・アニバ。
(17)僕に若さを与えてくれた、95年型TVRグリフィス500。
  ライトウェイトのオープン2シーターのフロントにV8エンジンを載せるのは、
  とても古典的な方法だけれど、1トンあまりの車重に、5L・320馬力・44.5kgmは、
  なんともジャジャ馬で、僕を虜にしてくれました。
  この95年型TVRグリフィス500の存在がなければ、
  僕はポルシェ993RSを手放さなかったと思うので、 
  その意味でも、僕には思い出に残る1台になっています。
(18)今でも強烈な思い出が残る、97年登場のトヨタ・プリウス。
(19)初めて試乗した、水冷になった98年型ポルシェ996カレラ。
(20)なにはともあれ、やっぱり、カレラGT。
(21)そして、Nissan GT-R。

長々と書いてしまいましたが、これでも、かなり台数を絞って書いたつもりでいます。

本当は、993RSも入れたかったのですが、これは、964の延長線上に、存在するクルマであるので、手に入れた時の衝撃は、僕の想像の範囲のものであったので、今回は、そういった意味で、割愛させて頂きました。

僕は、993RSを、964の、想像の延長線上にある、クルマだと書きました。
つまり、(1)から(17)の出来事は、僕にとっての初めての経験であっただけで、僕は初めてだったから、思い出が深いのだと思っています。

たとえば、ポルシェ930を、所有して乗っていれば、ナローを想像して、いざ初めて、ナローを運転してみても、想像の範囲内のクルマに感じることが出来ると、僕は思っています。
今から、皆さまの想像力を少々、お借りしますね・・。

ポルシェ930をリアルタイムで所有している、想像上の自分を浮かべてくださいませ。
930を運転した経験がなくても関係ないので、単に930を所有している自分を、想像してみてください。
その930は運転したことがなければ、その操縦感覚や、いわゆるタッチは、こんな感じだと、どうぞ、ご自由に想像してみてください。

想像が難しければ、今、貴方様が乗っている、ボクスターやケイマンや、996カレラや997カレラ、はたまたベンツの全車種、BMWの全車種で構わないので、その、貴方様の乗っているクルマ、そのものが、ポルシェ930なのだと、強引に思い込んでください。

そうすると、930というクルマが、各自の想像の世界が、たとえ、どんなに大きく違っていたとしても、各自の想像の世界で、独自に羽ばたいていますよね?

そうなんです、それが930だと思ってください。
そうすると、このポルシェ930というクルマに、正常進化する前のナローポルシェが、なんとなくではあるけれど、頭の中に浮かぶことが出来ると思います。
これは、何となく浮かぶだけで大丈夫なんです。
浮かべたことの殆どのことが、当てはまってはいない場合もあるし、あるいは、殆ど全てが当てはまっているかも・・・ですね。

でも、当てはまらなかったとしても『そうだよね、ここは想像力が欠けていたな~あ!』と、自分の中で、解決出来る程度の、違いなのだと、僕は思っています。

次に、このポルシェ930が、モデルチェンジされて、次の新しい911は、どんな継続モデルになるのだろう?・・・と想像してみてください。
同じ方法で想像すれば、なんとなくではあるけれど、想像出来るのではないでしょうか?

ポルシェ930の進化版を想像するワケですが、その結果は、また全ての人で大きく違ってくるのは、当然のことだと思っています。
ただ『ここまでは気付かなかった!ここまでは想像も出来なかった!』ということが、起こり得るのが、進化版のニューモデルに限っての出来事なのではないかと、僕は思っています。
僕は長年、こんな想像遊びが大好きで、どんなクルマに対しても、こんな作業を行っています。
この想像空想遊びは、先入観があったら、成り立たないし、ある程度の予備知識を持っていると、その予備知識に比例して、この遊びは、自分の存在する場所が減って行くものだと、僕は思っています。

だから、僕は、乗れる可能性が、いつの日にかは、あるようなクルマに関しては、自動車雑誌の試乗記や、ネットでの試乗記も、出来る限り触れないようにしています。
自動車雑誌は戴いたり、購入したりしているので沢山ありますが、いつも数ヶ月とか、極端な場合は、数年遅れで読んだりしています。

自分の乗ったことがないクルマの記事を読むよりは、自分が運転したことがあるクルマの記事を読むほうが、自分の感じ方の間違いを正せたりするので、僕にとっては、楽しみだったりしています。

僕が、ポルシェ964を(14)として、思い出に残るクルマに挙げたのは、僕の想像の範囲では、納まり切れなかったポルシェ911だったからです。
想像の範囲を超えると、それは衝撃な出来事になるみたいです・・・・。

そんなポルシェ964に乗って、その前モデルである、ポルシェ930を想像することが出来ます。
これは不思議なことですね!
クルマって、その進化版を想像出来なかったとしても、その、ひとつ前のクルマ、つまり、その進化していない前モデルを想像することは、比較的簡単に出来ます。
出来なかったとしても、前述させて頂いたように、『そうだよね、ここは想像力が欠けていたな~あ!』と、自分の中で、解決出来る程度の、違いなのだと、僕は思っています。

ニューモデルにモデルチェンジする場合にだけ、想像を超える出来事が起こるのではないかと、僕は思っています。

トータル化された、歴史あるモデルならば、その歴史の中の1部分に乗れば、その1世代前のクルマを想像することは、容易に出来るのではないかと、僕は思っています。

僕が国産車に興味がなくなる部分は、モデルチェンジをする度に、全く違う方向のクルマへと変化してしまうからです。
たとえば、FR方式だったものを、4輪駆動にするのは、まだしもとしても、FR方式を、FF方式に変更してしまい、同じ車名のエンブレムを付けられても、抵抗感が拭い去れないのです。
FR方式から、FF方式になるのは、時代の流れで、フィアットだって、アルファロメオだって行っています。
でも、やっぱり車名だけは、新しくなって、違うのですよね!

僕は、そういう意味では、一番魅力的な国産車に思えるのは、そのクルマが好きか嫌いかは別にしても、断固とした主義主張を感じる、トヨタ・クラウンなんじゃないかな~と思ったりしています。

殆どの国産車が車名を変更して来た、今の国産車ですから、これからは、そんな歴史の積み重ねみたいなクルマ作りから、開放されるのカモしれませんが、自動車メーカーという歴史においては、世界の各メーカーに、少なからず見劣りしてしまう、日本の自動車メーカーに、唯一残されていた歴史の積み重ねが、同じ車名を行き残して行く方法だったのではないかと、僕は思っているので、なんとも勿体ないことをしているな~あとは、感じるのですよね。

・・・と思っていたのですが、実は、これが、僕の間違いだと思っていたことに気付きました。

それは、少なからず、ポルシェというメーカーが教えてくれたものでした。
僕は、356→ナロー→930→964→993・・・・ここまでは、同じ流れの中のポルシェ911と捉えることが出来ました。

僕の中では、356→ナロー→930→964→993・・・は全て、ポルシェ911の進化していく中でのクルマです。
その中で、930から964に進化した時に、僕の想像の世界を、はるかに超えていたので、僕には印象的なクルマとして、刻まれているのだと思っています。
993は、僕の想像の範囲内で納まったので、そのクルマを初めて乗った瞬間に、それほど大きな衝撃ではなかったということカモしれません。

そして、僕は、初めて試乗した、水冷になった98年型ポルシェ996カレラを、思い出に残る1台にカウントしています。
何故かと聞かれて・・・。
叱られること覚悟で、正直に答えてしまえば・・・。
『これは何か変だぞ!』
と乗った瞬間に思ったのが、なんといっても、一番、大きな感想でしたから・・・。

独特の空冷エンジンで、そのうえ、何十年も見慣れた内装を、なかば強制的に与えられていて、これがポルシェ911だよ!と言わされ、思わされ続けて来られて・・・。
いきなり、水冷に替わりました、インパネもステアリングも、こう替わりました、給油グチも反対にしてみました、駆動方式はRRですから、同じクルマの進化版ですからね・・と言われても素直に成れない自分がいました。

運転フィールも違うし、着座姿勢も違うし、あらゆる部分が違っています。
RRの駆動方式だけが、ポルシェ911の象徴であるならば、これは受け入れなければイケナイ事実なのでしょうが、やっぱり納得がイカナイ部分が多いワケです。

当時は、これが進化版のポルシェ911だと、僕は思い込もうと努力してきたワケですが、誰がなんといっても、やっぱり違うクルマのような気がしている、そんな自分がいるので、初めて運転した、996カレラはやっぱり思い出に残る1台になっているようです。

でも、やっぱり、今でも、993までの空冷911と、996からの水冷ポルシェ911は、やっぱり違うクルマと捉えたほうが、全てが納得出来る自分がいるのですよね・・・。

993までの空冷911と、996からの水冷ポルシェ911を、違う車種と捉えれば、空冷911にコダワル人達が、沢山いらっしゃることも理解し易いし、その空冷の中での、独自のオリジナル性を確立している、356、ナロー、930、964、993の、それぞれにパラノイアが存在するのも、当然のこととして受け取れるし、なんといっても、空冷911と、水冷の911の双方を、同時に所有したくなる気持ちが判り易いって、ことなのではないかと、僕は思っています。

仮に、この先、ポルシェ911が、RR方式でなくなった時に、空冷911と水冷911とRRでない水冷911と、この3つの違う車種と、頭の中で捉えていたほうが、なんとも頭が固い僕には、判り易いのではないかと思っています。

GT―Rに触れる前に、どうしても、こんなことを書いてみたくなってしまいました。
GT-Rについては、明日にでも早急に投稿しますので、お許しを。

by seiuchi-porsche9 | 2007-12-24 17:23 | GT-R


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