戦闘的に走れ!

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2007年 12月 26日

Nissan GT-R・R35と905i(個人的な囁き!)そして第4章・最終章!

第4章の最終章になります。
よろしかったら、『こちらが第3章』になりますので、宜しくお願いいたします。

今までの僕が、経験したことがないモノを、このGTーRは、僕に与えてくれました。
このR35のGTーRからは、何ひとつとして、スカイラインGTーRに結びつくものがないような気がしています。

しいていえば、駆動方式ぐらいではないでしょうか。
だから、僕はNissan GT-Rという車名に変わって、判り易くなっているのだと思っています。
このR35のGT-Rが、スカイラインR35・GT-Rと名乗っていたならば、911シリーズが、993から996に変わった時よりも、更に納得のイカナイ僕が居ると思っています。

R32のGTーRが登場したのは、89年で、今から18年前になり、K君は、まだ14歳の中学生です。

彼は、中学生時代から、パソコンに触れていたようで、この18年間のパソコンの進歩を、肌で感じています。

89年頃、僕が使用していた携帯電話は、こんな形をしていて、通話可能時間は僅か40分でした。
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そして、今の僕は、F905iを使用しています。
この携帯の進歩が、R35のGTーRを物語っているようにも思えます。

89年頃に使用していた携帯電話は、通話機能しか備わっていないのに、10万円を超えていました。

そして、今、905iは、5万円台で購入出来ます。

777万円のR35・GT-Rは、その性能から考えれば、とても割安に感じられます。
その答えの一部分が、905iにあるような気がしています。
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若者が、クルマ離れをしていると、あちらこちらで囁かれていますが、僕は仕方がないことだと思っています。

僕には、その若者達に該当する子供が3人いて、その3人には沢山の友達がいます。
そして、K君の会社には、20代の若者が数十人います。

首都圏に限っていえば、クルマの駐車料金は、時間当たり600円はします。
少し前の時代でしたら、路上駐車も可能だったかもしれません。
今は不可能と考えたほうが早いです。
かっては、無料で駐車出来た、病院の駐車場も、時間制の料金徴収システムばかりに成りました。
都心のコンビニには駐車場はありません。
もはや大学では、クルマを駐車させて貰えません。
駐車させて貰える大学は、生活自体に余裕がある医学部ばかりです。
唯一、安い料金で使用出来るのは、ファミレスの駐車場ぐらいです。
月極駐車場を借りれば、5万円を超えます。

そして、何よりも、電車や地下鉄が、無数の方向に、それも数分間の間隔で走り回っています。

今の若者は、クルマ離れをしているのではなく、首都圏に限って言えば、クルマを必要としていないし、クルマがあると、余計に不自由を強いられるのだと、僕は感じています。

僕の息子は、大学1年になりました。
クルマの運転は大好きです。
でも、そのクルマの運転が大好きな息子が、独りか二人で、スポーツカーに乗っている姿よりも、4~5人でレガシーに乗っているほうが、なんとも学生生活を謳歌しているように、僕の目には映るようになって来ました。

僕等、大人が、2シーターのスポーツカー1台で生活するのが大変なように、我が息子も、2ドアークーペや、2シーターのスポーツカーだけでは、学生生活に潤いを与えることには、ならないような気がしています。

そんな若者達なのですが、今回のGT-Rには興味を抱いています。
それは、彼等が、遊び親しんで来たテレビゲームやゲーセンの延長線上のクルマが、GT-Rだからです。

僕の息子には、旧車を使って、アンダーやオーバーを、教えてきました。
ひと通りは判ったハズですが、彼はこう言います。
『こういう挙動のクルマは、ゲームで選ばないな~あ!』
と・・・です。

たしかに、このGTーRは、速く走ることばかりを追求した、とても日本車らしいクルマだと思っています。
でも、ゲームの本場は日本で、そのゲームで、世界中の子供達が遊んでいます。
彼等が、子供の頃から、頭の中に描き続けたクルマとは、こんなGT-Rみたいな・・・クルマなのではないかと思うのです。

Nissan GT-Rをオジン対象のクルマと捉える人は沢山いるけれど、少なくても、僕の周りでは、若者が一番興味を持っているクルマに見えています。

僕等は、クルマを所有して、クルマに乗って、ゲームの中で走り抜けるクルマを眺めています。
ですから、僕等には、ゲームの中のクルマを、クルマだとは思っていません。

それに対して、若者は、ゲームの中のクルマが、少なからず、クルマの原点になっています。
そのゲームの中の延長線上にあるクルマが、現実のクルマと思い込んでいても、何も不思議でないのだと思っています。
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F430はホントに素晴らしいクルマです。
運転していて楽しくって仕方がないです。
これは、僕の知っているクルマの楽しさです。
つまり、僕が30数年に渡って触れてきた、沢山のクルマ達の延長上にあるクルマです。
(僕等は、こうして交互にGT-RとF430の試乗会を毎夜繰り返しています・笑)

そして、R35のGT-Rは、僕にとっては、別の乗り物です。
別の乗り物なので、そのボディースタイルも、その内装のデザインも、与えられたモノとして、全てが許せてしまう気がしています。
今から、何十年か経つと、今、ゲームで遊んでいる子供達が、速いクルマは、やっぱり格好良いほうが良いと、思う時が来るような気がしています。

K君は、F430とGT-Rが、全く方向性が違うことに、直ぐに気付いたので、両方とも手放さないと、即決しました。
子供も大人も熱中してしまう、ゲームの延長線上にあるクルマが、楽しくないワケがないと思っているようです。
この考えには、僕も同感です。

僕が唯一、不満に思うことは、イーブンスロットルや、あらゆるセオリーを守って、クルマを正確に速く走る操るという意欲が、なんとも薄らいで来てしまいそうなことです。
そして自分をコントロールできる冷静さが、どれほど鍛えられるのだろう・・・これがチョットばかり不安なんです・・・。

いずれにせよ、色々な意味で、なんとも日本色が濃い、独特のクルマなんだな~あと感じています。
だから、第1章の最初の写真は『濃い味の日本茶』を載せてみたワケです。
(総監督さんへのお返事です・・・)
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追記。
僕は書き残したことがありました。

書き残したことを少々・・・。
98年にデビューした、996カレラのステアリングを握って・・・。
『これは何か変だぞ!』
と乗った瞬間に感じたと書きました。

それは、993の進化版としては、なんとなく、とても違和感を感じた、ということになるワケです。

僕は92年型のルノー・アルピーノ610ターボに乗っていたことがあるのですが、996カレラは、このルノー・アルピーノ610ターボの進化版のように感じました。

ルノー・アルピーノ610ターボは、ご存知のように、水冷エンジンのRRなのですが、乗り味はフランスのスポーツカーそのもので、同じRR方式の空冷993とは、明らかに乗り味が違っていました。

それなのに、僕は、996カレラに乗ってみて、思い出したクルマは、ポルシェ993ではなく、ルノー・アルピーノ610ターボのほうでした。

空冷エンジンと水冷エンジンの与えるフィーリングやタッチは、それほど大きく違うということだと、思っています。
これは、直4や直6やV6、V8、V10,V12,というエンジンの違いよりも、もう誰が乗っても、直に気付く違いだと思っています。

こうして、いつまで経っても、頭の中を整理出来ない、自分がいるのでした・・・。

★更に追記。
首都高速・山手トンネルが開通しましたが・・・。
適度なコーナーとアップダウンがあって、なかなか楽しいです。
そして更に楽しいことに、内回りにも、外周りにも、オービスがあります!
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by seiuchi-porsche9 | 2007-12-26 13:56 | GT-R


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