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2007年 12月 26日

Nissan GT-R・R35と905i(個人的な囁き!)そして第3章!

第3章になります。

実は、僕等は2000キロほど走行して、直ぐに手放す気持ちでいました。

もう乗ってみたくって、運転したくって、その気持ちが、抑えきれずに、受注開始後、直に、とにかくオーダーしてみたワケですが、ただ単に速いだけで、なんか、直に厭きてしまいそうな気がしていたので、2000キロほど走って売却しようと、初めに決めていました。

この計画通りに、ことを進めていたならば、僕は、このブログで、Nissan GT-Rについて書くことは、永遠になかったと思っています。
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(以下は妄想であって、真実ではありませんから通報しないでくださいね)

納車は夜の8時でした。
短期間しか所有しない計画だったので、殆ど説明も聞かずに、K君の運転で首都高速に入りました。

一応、初日は出来る限りは5000回転以下で、走ることにしました。
首都高速に入って、小さなコーナーと、大きなコーナーを、いくつか通り過ぎました。

K君が言いました。
『これ何なんでしょうね?』
「・・・・・」
・・・と僕。

そして、またK君は言いました。
『これ何なんでしょうね?』
「・・・・・」
・・・と、また僕。

そして、次にK君は、こう言いました。
『これ手放すの止めましょう!』
「・・・・・」
・・・と僕。

そして、またK君は言いました。
『これ何なんでしょうね?』
「・・・・・」
・・・と、また僕。

そして、この同じ言葉のやり取りばかり、繰り返していました。
唯一違うのは・・。
『これ何なんでしょうね?』
・・・とK君は同じ言葉を繰り返しているのですが・・。
「うわ~あ~あ~あ!こ~こ~わゎ~ゎわ~イ~イ~ョヨ~ー~!」
と、叫んでいる僕がいました。

首都高速の環状線には、下りになっているコーナーが、数箇所あるのですが、その下りのコーナーに、フル加速で飛び込んで走っています。

K君の運転を、ご存知の方ならば、想像出来ると思うのですが・・・。
そのK君が、こう言います・・。
『こんな速度で曲がっているんですよ!
信じられないじゃないですか!
もう笑ちゃいますよね!』
そして僕は・・・。
「うわ~あ~あ~あ!こ~こ~わゎ~ゎわ~イ~イ~ョヨ~~!」
と叫ぶワケです。

そして、またK君は、言い続けます。
『これ何なんでしょうね?』
そして僕は・・・。
「うわ~あ~あ~あ!こ~こ~わゎ~ゎわ~イ~イ~ョヨ~ー~!」
・・・と。

勇気を出して、僕は、こう聞きました。
「な~あ~~ん~か限界が~あ~ない~み~い~た~あ~い~い?」

『どこかで、物理が出るハズですよ!
ためします?』

「うわ~あ~あ~あ!こ~こ~わゎ~ゎわ~イ~イ~ョヨ~ー~!」

まあ、こんな感じで、首都高の環状線を数週回って、それから大黒パーキングに行きました。

クルマって、助手席体験では、何も判らないと思っているのですが・・・やっぱり・・・ここまでの、助手席体験で判ったことは・・・ただ速かった・・・と・・・乗り心地・・・ぐらいなものでした。

大黒パーキングからは、僕が、ステアリングを握りました。
f0056835_13252510.jpg

ここからは、僕が感じとったことを、書かさせて頂きますが、僕は、GT-Rに関して書かれた、あらゆる雑誌や、製本化されたカタログさえも、目を通していないという人なので、大きく間違ったことを書くかもしれません。
だから、間違っていたとしても、許してくださいませ。

先ずは、シートポジションを、決めようと思いました。
シートは前後上下に動きます。
でも、いくらやっても、僕の好みのシートポジションに、成らないのです。
前後は、いいのですが、高さが決まらないのです。
なんとなく、目線がシックリ行かないのです。

ステアリングも前後上下に動いて、好みの位置に設定出来るのですが、ステアリングと、シートの両方を動かしても、僕の好みのドライビングポジションに決まらないのです。

どう合わないかというと、目線が高くなってしまうのです。
つまり、もっとシートの着座位置を、下げたいのですが、これが、僕の好みの位置までは、下がらないのです。

僕は、数分間、こんな作業を続けていたのですが、ここで、僕は、ふと思い出したことがありました。

それは、先日、mokuさんに連れて行って頂いた『ユイ・レーシング・スクール』でのオーバル・レッスンのことでした。

僕は、この時に996GT3初期型で参加したのですが、もっと着座が高いほうが、タイムが伸びるような気がします・・・と、 『短文に挑戦!(ユイ・レーシング・スクール)』として、12月10日の投稿記事で、書いたことがありました。

ふと気付いたのは、このオーバル・レッスンで・・・もっと目線を上げたいな~あ!・・・と思った、その着座位置が、このGT-Rが、僕に、強制している着座位置なんじゃないか~な~あと・・・いうことなんです。

つまり、このGT-Rは、あえて着座位置を上に上げて、視線を高くしているような気がして、着座位置が高いのも、なんかトレンドのような、感じさえして来てしまいました。

とはいっても、GT-Rの車高は極端に低いワケではないので、この着座位置に慣れないと、なんとなく違和感を感じる人が、多いのではないでしょうか・・。
前を走るタクシーの、そのルーフまで見える、そんな感じと書くと、多少はオーバーではあるけれど、正しく、そんな感じなのです。

ただ、この着座位置の高いGTーRのドライバーズシートに座っても、フロントの見切りは、それほど良くはなく、フロントボンネットの途中までしか見えません(僕の座高ではですが)。

このフロントガラス越しに見える景色は、どことなくアストンマーティンの、ヴァンテージやバンキッシュに似ているのですが、ドライバーの着座位置がフロントタイヤ寄りの、ヴァンキッシュのようが、より似ているような気がします。

さしずめ、フロントガラス越しの景色は、小さくしたバンキッシュという感じですかね。

さて、ドライバーズ・ポジションを決めて、ドライバーズ・シートに座って、いざ動き出してみれば、室内では意外にも、ゴトゴトとした音が聞こえています。

ゴトゴトというよりも、カラカラというメカニカルな音が聞こえてきます。
964RSや993RSほどではありませんが、あんなふ~な、一種独特の音で、音のスケールは小さいのですが、やっぱり気にはなります。
ミッションからの音だと思うのですが、室内に鳴り響く音は、この程度で、普通だそうです(この時に、担当さんに電話で確認しました)。

このGTーRは2ペダルの6速なワケですが、1速から2速、2速から3速への、変速ショックは大きく感じます。

ただ、ガスペダルを思いっきり踏んでスタートして行くと、この変速ショックの大きさは感じなくなります。
全く感じないワケではないのですが、シフトアップして行くタイミングが、とても早いのです。

「シフトアップして行くのが、なんか目茶目茶に、早く感じるのだけれど?」
・・・と僕。
『コンマ2秒と謳われていますからね!』
・・・とK君。
僕は、こんな事前知識もなく運転しているワケですが、知らないということは、ある意味、楽しいな~あと、いつも思うのですよね。

そして手動で、シフトダウンしてみれば、それは、なんともフォーミラーのようでした!

僕は、フル加速したり、フル減速したりを、何度も繰り返しいたのですが、このGTーRのブレーキのタッチは、僕にとってのベストとは言わないまでも、なかなか感触の良いものでした。
つまり最終的には、踏むチカラ加減によって、ブレーキが効いてくるという感じです。

僕は、今、ユイレーシングスクールで教えて頂いた、ブレーキを残してコーナリングをするということを、上手には出来ないまでも、常に心がけて、運転しているので、そういう意味でも、このGTーRのブレーキのタッチは、僕的には、好ましく感じています。

モチロン、思いっきり踏めば、気持ちよくスパッと止まるブレーキです。
K君のF430は、セラミックのブレーキを装着しているのですが、そのK君が、このGTーRのブレーキに、満足しているという事実が、なにかしらの参考になれば幸いです。

それから環状線に合流して、コーナーをいくつか、クリアーする毎に、この、僕にも感じていた、この不思議な感じの正体が、少しだけ見えてきました。

僕は、97年にトヨタ・プリウスが登場した時に、このR35のGTーRの登場の時と、同じように、居ても立ってもいられない衝動に襲われて、トヨタ・プリウスを買っています。

今は、2007年です。
今、この97年登場の旧型プリウスに乗っても、新しくなったニュー・プリウスに乗っても、それほど衝撃を受ける人はいないと、僕は思っています。

97年といえば、ポルシェでいえば、空冷993の最後の年で、986ボクスター登場の年になります。
メルセデスでいえば、EクラスはW210の時代です。

そんな時代背景が、97年なのですが・・・。
僕は、プリウスを運転して、とても大きな衝撃を受けました。

それは、やっぱり・・・音がしないクルマ!・・・というところにです。

ハイブリット、つまりモーターで動いているワケですから、音がしないのは、当然のことで、更に、それが売り物のクルマですから、ホント当たり前のことなのですが、僕には、やっぱり衝撃的でした。

ガスペダルを踏んでいけば、それに応じて、加速して走って行きます。
当たり前のことなのですが、それは、ガソリンエンジンや、ジーゼルエンジンのクルマと同じです。

僕は、クルマを、目を使って、頭を使って、足を使って、手を使って、運転しています。

人間の五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を指すようですが、自動車の歴史を遡れば、遡るほど、この五感を働かせて、自動車を運転していたような気が、僕はしています。

目を使うのは・・・視覚で、エンジン音や排気音を聴くのが・・・聴覚、ステアリングに伝わるフィーリングやタイヤの路面との接地感・シフトのタッチなど直に感じられるものは・・・触覚、各々のクルマの性能に合わせたクルマの運転の仕方が・・・味覚、ガソリン嗅や排気嗅やオイル嗅を感じとるのが・・・嗅覚。

つまり、人間に備わっている、この五感を働かせて、それで感じとったものを、頭の中で素早く、判断することを繰り返して、その脳の命令で、足と手を動かして、それに連動して、クルマそのものを、動かしていたのだと、僕は思っています。

僕が、旧車が大好きなのは、実は、この五感を働かせられる度合いが、とても多いからなのではないかと思っています。

僕が、初代プリウスに乗って、衝撃的だったのは、この五感のうちの、聴覚を奪われたからだったのです。

僕の聴覚が、クルマから発する音として、働かなくなると、なにか、初めての乗り物に、乗っているように感じてしまったのです。

更に良くないことに、実はプリウスは音を発しています。
でも、それは、僕にとっては、聞きなれた、電車の音のように聴こえてくるのでした。

電車を運転したことのない僕は、まるで、人が運転している乗り物に乗っていて、自分が運転しているという感覚になれずに、なんとも不思議な感覚でした。

ただ、慣れとは恐ろしいもので、この電車のような、不思議な感覚には、直ぐに慣れてしまいました。

初代プリウスは、山道を攻めると、直にタイヤが悲鳴を上げるクルマだったのですが(そもそも用途が違うのですが)、電車の中で鳴り響くタイヤの音・・・やっぱり、いくら慣れても、この不思議な感覚だけは、今でも拭い去れないクルマではあります。

でも、電車の音を除けば、あとの動きは、今までと同じ、僕が親しんで来たクルマと同じなので、初代プリウスは、僕から聴覚を奪ったクルマとして、思いで深いクルマに成っています。

話は戻って、GTーRなのですが、コーナーに飛び込む毎に、僕は速度を上げていきました。

K君が、何回も言っていた・・・。
『これ何なんでしょうね?』
を、僕も言いたくなっています。

K君に・・・。
『限界がないみたいですね?』
と聞かれれば・・・。
やっぱり僕も・・・。
「どこかで物理が出るハズですよ!
ためします?」
と言いたくなってしまいます。

僕は、某日産プリンスに、申込金100万円を持参して、飛び込みで購入した、10月1日の出来事を、ふと思い出しました。

その日の出来事というよりも、その日の会話を思い出しました。
初対面ながら、丁寧に対応してくれた、GTーRの販売カリキュラムを習得したセールスマンが、こう言いました。
『GTーRの車内試乗会では、自分では、絶対に曲がれないと思うスピードで、コーナーに飛び込んでください!と説明されて、皆が半信半疑で試したら、全員が曲がれてしまったクルマです。』

K君と、僕は、このセールストークを信じてはいなかったのですが、なんか、そう言いたくなる気持ちが判るような気がしました。

そもそも、自分では、絶対に曲がれないと思うスピードの・・・自分というところに、多少のズルサを感じてしまうのですが、一応、少なからず、自分の技量を超えた速度で、コーナーに突入したのは間違いないようで(因みに僕等の担当セールスはサーキット走行族です)、やっぱり、このGT-Rが只者でないことが判ります。

僕は、コーナーがあると、もう笑ってしまうほど楽しくって、コーナーに向かってフル加速して走っていました。
右コーナーを、追い越し車線(つまりイン側)から、フル加速して突入して行って、そのコーナーの途中の追い越し車線に、前を行くクルマを発見しました。
僕は、速度も落とさず、そのままステアリングを左に切って、走行車線(つまりアウト側)にGT-Rを移動して、その状態から、ラフにガスペダルを踏んで、またフル加速して走って行っても、GTーRは姿勢を崩すことなく、綺麗に走り抜けていきます。
そして、コーナーを抜けてみれば、なんか、もっと速い速度で通過出来たのではないかと、チョットばかり後悔したりします。

それでは、次のコーナーはもっと速く飛び込んでみようと、そんなことを何度も繰り返して、走ってみました。
僕を制御するものは、もう単なる、自分が頼りの、なんとも危なげな、僕の過去の経験値だけという感じです。

もう、これだけ走り廻ってみると・・・。
『これ何なんでしょうね?』
・・・の正体が見えてきました。

『これって、クルマじゃなくて、別の世界から来た乗り物!』
こう考えると一番判りやすいみたいです。

目を使って、頭を使って、足を使って、手を使って、運転しているからクルマと同じなのですが・・・。
でも、やっぱり、何かが違うのですよ・・・。

また五感について、前と同じことを書き述べます。
目を使うのは・・・視覚で、エンジン音や排気音を聴くのが・・・聴覚、ステアリングに伝わるフィーリングやタイヤの路面との接地感・シフトのタッチなど直に感じられるものは・・・触覚、各々のクルマの性能に合わせたクルマの運転の仕方が・・・味覚、ガソリン嗅や排気嗅やオイル嗅を感じとるのが・・・嗅覚。

現代のクルマでは、嗅覚を感じさせる部類のモノは、もはや存在しなそうなので、五感ではなく、四感でクルマを動かしているのではないかと、僕は思っています。

ATは、僕の理論でいけば、触覚に該当するのですが、ATであっても、フルオートマのクルマから、セミオートマのクルマもあるワケで、そのATの仕組みによって、触覚の一部分の増減が変わってくるのではないかと、僕は思っています。

年々、クルマは進歩して、運転が楽になったのは、この五感を働かせるという作業が、四感を働かせれば良くなり、更に、残された四感の負担をなるべく減らそうとしているから、なのではないかと、僕は思っています。

さて、GT-Rを、この五感で判断して行くと、セミオートとしても使えるので、四感を働かせて、動かすモノのように、見えてきます。

K君と僕が・・・。
『これ何なんでしょうね?』
・・・と思ったのは、実は、その四感の内の触覚の部分だったのです。
触覚とは、先に書いたように、ステアリングから伝わるフィーリングやタイヤの路面との接地感・シフトのタッチなど直に感じることを指しています。

五感が四感に移り変わり、その四感の受け持つ作業が少なくなるほど、運転は楽になるハズと、先ほど書きました。

運転を楽にする方向性のクルマは、数多く存在しているので、あまり触覚を感じさせないクルマは、沢山あります。

FFのクルマのように、昔はキックバックが激しかったものを、技術の進歩で、扱い易く、かつ安全なクルマにして、その意味での触覚を和らいだ成功例もありますが、ステアリングフィールを捨ててしまって、なんとも楽チン方向にだけ、振ってしまった結果、触覚を失っているクルマが多く存在しています。
多くのクルマ好きな人達が、国産車は何に乗っても同じ感覚というのは、この触感の部分に、物足りなさを感じているからではないでしょうか・・・。
作りが違うクルマならば、多かれ少なかれ、本来は乗り味も違うハズです。
触感の部分をイジルと、この乗り味の違いが判り難い方向に行くのだと、僕は思っています。

ただ、今の時代で、クルマを単に、利便性から、その足として、利用する人達に、ステアリングフィールを与えても、あまり意味があることとは思えないので、あながち、その方向性は間違いではないと思っています。

だから、触覚を感じないクルマもあるワケで、その意味では、触覚がなくても驚いたりはしません。

僕等が・・・。
『これ何なんでしょうね?』
・・・と思ってしまったのは、触覚が感じないクルマが、こんなオン・ザ・レール的な走りが出来るハズがない!・・・と言うよりも、こんなオン・ザ・レール的な走りが出来るクルマに、触覚を感じないワケがないと、思い込んでいたからなのです。
だから、何が足りないかを、直ぐには理解出来なかったというワケです。

先日、Kazuさんと電話で話しました。
『ランフラットタイヤの感触はどうですか?』
「タイヤを感じないので・・・」

全く感じないワケではないのですが、コーナーを走り抜けても、今は、左前輪に車重が乗っていて、右後輪が軽め、もう少し速度を上げてしまったり、右足を緩めてしまったら、これは、もうスリップしそうかなぁ・・こういうふうに感じとるのが難しいのです。

だから、今までに築き上げてきた、他のクルマでの経験値で判断して、今は、左前輪に車重が乗っていて、右後輪が軽め、もう少し速度を上げてしまったり、右足を緩めてしまったら、これは、もうスリップしそうかなぁ・・・こんなふーに想像しないとダメみたいです(僕の技量では)。

更に、自分の中で築き上げてきた、その経験値を、はるかに超えても、コーナーを走り抜けてしまう、実力を持っているとなると、もう限界が掴み難いというよりも、同じコーナーを、何度も攻めて、実験してみなければ、その限界が判らない・・・こんな感じがしてしまいます。

極端な言い方をすれば、自分の中では、これだけの速度で、飛び込んで行けば、リアが流れるハズ、コーナーの途中で、ガスペダルを思いっきり開ければ、リアが流れるハズと思っても、ビクともしないワケです。

僕は、今まで接したことのある数多くのクルマの、その延長線上にあるモノが、クルマだと思っています。
そういう意味で捉えると、このGTーRは、クルマでなくなってしまいます。
だから、僕は衝撃を受けたのです。

Kazuさんとの電話で、こうも話しました。
『GTーRってどういうクルマ?』
「Kazuさんが一生懸命カートの練習しているとするでしょ・・。
そのカート場に、Kazuさんのカートと同じサイズのカートが持ち込まれて、そのドライバーが100キロぐらいある巨漢だとするでしょ・・。
その巨漢の人が、そのコースに出て、とんでもないロケットスタートをして、そのまま、全コーナーをノーブレーキで走ってしまう・・・。
そのカートが、GT-Rだと思うと、なんとなく判りやすいでしょ(笑)」

チョットばかりは、オーバーな表現なのですが、的を得ている説明であるとは思っています。

走り出した瞬間に、重さを感じるのは、少なからず事実です。
でも、どこに感じているのかが判らないうちに、強烈な加速をして行きます。

僕は速さを比較することが好きではないのですが、その速さを伝えるために、K君の談話として書きますが、加速はF430よりも速いそうです。
公道の出来事でないので書きますが、リミッターは、メーター表示で189キロで作動したり、194キロで作動したりと、その都度でマチマチです。
何故、マチマチなのかと検証したのですが、そこに到達する時間が、あまりにも早すぎるので、メーターが追いついて行かないような気がしています。
(因みに、リミッターを効かせて走り続ければ、それは慣らし運転の許容範囲でもあります)

僕等は、誘惑に負けて、ものの数分で慣らしを止めてしまったのですが、仮に5000回転と決めても、速さは特筆するべきものがあります。

さて、クルマは速いだけで、楽しいのでしょうか?
という問題が、当然の如く、浮かんで来るでしょう・・。

僕の答えは、こと、このGT-Rに関しては・・。
『YES!』
・・・です。

何故?
・・・と当然、聞かれますよね・・。
『だってクルマでなく、僕が味わったことのない乗り物だから!』
・・・と答えます。

クルマでなくって楽しいのでしょうか?
・・・と当然、聞かれますよね・・。
『だって僕には時間がなくて、K君はIT関連の落とし子だから!』
・・・と答えます。

僕等は、正直なところ、リミッターが働くクルマに、興味が湧くハズがないと思っていました。
でも、リミッターが働かないと、自制心も働かずで、危ないことに気付きました。
低速コーナーや、中速コーナーでは試せても、高速コーナーともなると、なんとも不気味に感じてしまうのです。

そして、このGT-Rはリミッターが作動するストレートよりも、コーナーを走っているほうが、もう何百倍、もう何千倍も楽しいのです。
そして、そのフィーリングは、これはクルマでないので、今までに味わったことがない乗り物のフィーリングです。
僕等は、この乗り物を操ることが、今は楽しくって仕方がありません。

GTーRが与えてくれる、このフィーリングは、用意されたデモカーを、試乗しても判らないのではないかと、僕は思っています。
一番判り易いのは、いつも自分が走っている、お気に入りのコーナーを走ってみることだと、思っています。
自分のクルマで、限りなく限界に走っている人ほど、このGT-Rが与えてくれる、このフィーリングが、判るのではないかと、僕は思っています。
極論すれば、いつもいつも、飛ばしている人や、サーキット走行をしている人には、とても判り易い乗り物なのだと、僕は思っています。
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コーナーの限界が、なかなか掴めないので、こんなふ~にモニターで、横Gを計測しながら、何度も同じコーナーを攻めてみる・・・こんな遊びに、僕等が厭きた頃に、また別の答えが出るカモしれませんが、この遊びは、暫くは厭きなそうです。

このGT-Rを速く走らせることが出来る人は、運動神経が良くて、パソコンに強い人なのではないかと、僕は感じています。
そう考えると、これは、やっぱり僕が知っていたクルマではなく、やっぱり乗り物のようです。

第4章、最終章に続きます・・・。

by seiuchi-porsche9 | 2007-12-26 13:36 | GT-R